47話
幹部たちは正直者にしていく
嘘偽りが言えないから欲は出せない
欲を押さえて生きて行けばいい
粗暴な輩は魔石を抜いて行くから淘汰されていくだろう
これでやっとアイテムボックス狙いの輩は壊滅かな?
「お前がメイソン村のカイルか?」
「そうですが、貴方は?」
「コツコツと広めて来た教会をお前の所為で!!」
「??教会関係者ですか?」
「私は千年も生きて来て初めての屈辱だ!!」
「・・・バンパイアとかですか?」
「?!何故それを?!」
「普通の人は千年も生きてません」
「・・・私はバンパイアロードのペルトリオン・ロークロッス様だ」
「で、ペルさんは何の用です?」
「ペルさんではない!ロークロッス様と呼べ!!」
「で、ロクさんは何の用です?」
「ロクさん?まあ良いが、何故教会関係者に呪いを掛ける?」
「呪い?正直者のスキルの事ですか?」
「そうだ!私が出す命令がそのスキルの所為で機能していないのだ」
「まあそうでしょうね~」
「そうでしょうね~ではない」
と、言いながら突然切りつけてきた
「よっと」
アイテムボックスからいつも使う片手剣を出して、切りつけてきた剣を受ける
と、ロクさんの剣が切れて刃先が落ちる
「なっ?!」
「ありゃ?」
「なんだその剣は?」
「僕が作った片手剣です」
「何の素材で出来ているんだ?」
「空間です」
「空間?空間とはどう言う事だ?」
「目の前にある空間を片手剣の形にしました」
「見せてくれ!」
「どうぞ」
「ほう・・・おりゃああああああああ」
と、また切りつけてきたので
空間座標指定・・・範囲指定・・・片手剣・・・解除
突然手の中の片手剣が無くなって空振る
「無くなった?どう言う事だ?」
「空間を固めていたのを解除しただけです」
「それはどんな形でも可能なのか?」
「大丈夫ですよ、こんな風に」
空間座標指定・・・範囲指定・・・首輪・・・固定
「なんだこれは?」
「首輪です」
「外せ!!」
「?」
「何故不思議そうな顔をする?」
「何故外さないと行けないんですか?」
「私には似合わないからだ!」
「その首輪は徐々に小さくなりますよ」
「何?」
「人なら死ぬでしょうが、バンパイアなら首が落ちるだけですかね?」
「馬鹿者!外さないか!!」
空間座標指定・・・範囲指定・・・腕輪・・・固定
空間座標指定・・・範囲指定・・・足輪・・・固定
「何だ?これは?」
「腕輪と足輪です」
「それは分かってる」
「その腕輪と足輪は小さくはなりませんからご安心を」
「では、なんなのだ?」
「それは後のお楽しみです」
「ふざけるな!!」
火球をいくつも作りだし撃ってくる
空間座標指定・・・範囲指定・・・火球・・・収納
「な?!何をした?」
収納座標指定・・・範囲指定・・・火球・・・目標固定・・・ロクさん
「なああああああああああああ」
火球を避けまくるが追尾しているんで、1発当たると残りも全部命中する
「あが・が・が・が・が・が・・・・・」
「こんな威力のある物で狙うなんてヒドイ奴ですね」
「うぐぐぐうう・・・・・・・・・・・」
徐々に回復している様だ
「で用件はもう終わりで良いですか?」
「お前は何故教会関係者を狙っているのだ?」
「アイテムボックス狙いで懸賞金を掛けられましたので報復です」
「私はそんな指示は出しておらん」
「指示を出していたのは教会の幹部で裁定者でした」
「あやつか」
「名前は分かりませんが、その人でしょう」
「私はバンパイアだから不滅だ!お前の命を取るまで狙い続けるぞ」
「それは困りますね」
「嫌ならばこの拘束を外して命乞いするが良い」
空間座標指定・・・範囲指定・・・心臓・・・収納
「かはあ、はあはあはあ、何をした?」
「命を狙われ続けるのは面倒なので貴方の心臓を頂きました」
「何を・・・」
空間座標指定・・・範囲指定・・・魔石干渉・・・呪い激痛
収納座標指定・・・範囲指定・・・心臓・・・ロクさん
「では心臓返しましたので」
「何故だ?」
「貴方が殺意を抱くと全身に激痛が走る様にしました」
「貴様!!・・・ぐああああああああああああああああああああああ」
「殺意を抱くと1時間激痛が続きます」
「止めろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「1時間続きますって」
「やめてくれえええええええええええええええええええええええええ」
「では改心して下さいね」
「があああああああああああああああああああああああああああああ」




