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最強の悪人顔  作者: まっさん
41/75

41話

「王様!ご報告が!!」

「どうした?」

「サイガ大臣!モンゴリ宰相が殺られました」

「交渉は決裂したのか?」

「はい!」

「で、殺されてどうなった?賠償は?」

「全てを貰うと言って消えました」

「消えた?」

「はい!」

「全て貰うとはどう言う事だ?」

「分かりません」

「お前達は奴を殺さなかったのか?」

「モンゴリ宰相の合図と共に攻撃しましたが」

「死ななかったのか?」

「攻撃が当たりませんでした」

「そんなに手練れなのか?」

「いえ!文字通り攻撃が当たらないのです」

「ゴーストの様にソコにいるのに当たらないのです」

「・・・どうすれば・・・」

「王に報告せねばなるまいな」


空間座標指定・・・範囲指定・・・サイゴウの国の人以外・・・収納

「???」

「うわああ!」

「きゃああ!」

突然足元が消えて落下した

平民と言われる人達はそのまま裸になって目の前が荒野になった

2階や3階に居た者達は落下した

気づけば裸になっていた

目の前は荒野になっていた

着る物も食べる物も何もかもがなくなっていた

「な、なにが?」

「城壁だけがある」

「それ以外が何もない」

「城も家も何もない」

「地面はあるが石どころかホコリも落ちてない」

「家畜も居ない畑もない」

「何もない」

人々はとりあえず外の森へ隠れようと移動する

が、門から出られない

「出れないぞ?」

「今までと同じ?」

その時商人は外へ出た

「あの人外に出たぞ!」

「やっぱりサイゴウの国民は出れないのか?」

「どうする?何もなくなったぞ?」

「王に話を聞かないと!!」

皆が城のあった方へ移動する

国民か兵か分からない人々が王に集まる

「メイソン村の攻撃である」

「やっぱり噂通りメイソン村に負けたのか?」

「それでなんで?」

「うちは我が国はメイソン村へ攻撃を仕掛けて負け

 賠償交渉に失敗し全てを奪われた」

「奪われたって家も城も?」

「全て奪われたって?」

「なんで私達の家が?」

「今晩って言うか今後どうするんだ?」

「いや!何もないのに外へ行けないんだぞ?」

「どうするんだ?」

「誰が責任取るんだ?」

だんだん国民の怒りが国王や貴族へ向けられる

「お前達が戦争を仕掛けてなんで俺達の物が奪われるんだ?」

「どうするんだよ?」


「どうするんだー」

アチコチで怒りが貴族や王族へ向けられるが

囲まれているので逃げ場はない

国民の日頃の恨みも合わさって

ドンドン暴行が酷くなっていく

それは深夜まで続いた

「おい国王死んでないか?」

誰かが言った

「ええ?」

皆が酷いけがをしているがボロボロになっている元国王と判断出来ない遺体が

転がっていて判断が付かない

貴族も同様だ、服を着てないので判断出来ない

「おい!本当に国王か?」

「顔の判別がつかない様になっているぞ」

「殴られ過ぎてボコボコだ」

「お前の顔を酷いぞ?」

「でもどうするんだよ?」

「国王は国民に殺され外には出れずに食い物もない」

「井戸も川もないんだぞ」

「家畜も犬も猫も居ない」

「明日からって言うかこれからどうなるんだ?」

「このまま死ぬしかないんじゃないか?」

「商人は出入りで来たぞ?」

「いやこの国の商人は外へ行けなかったらしいぞ」

「本当に出れないんだな」

「城壁の下を掘れば出れないかな?」

「それだ!!」

「皆に声掛けてやってみよう」

「何もしないだけマシだな」

荒野となっているので石も無い為手でひたすら掘って行く

「もう手が痛えい」

「おう次替われ」

「なんでこんなに深く城壁作ってんだよ」

「もう少し深く掘るぞ」

「おう!」


「何とか一人は通れそうだぜ?」

「細い奴通ってみろ」

「リンドなら通れるだろ?」

「リンド呼んで来い」


「リンド通れるか?」

「なんと、か、通れ、たぞ!」

「出れた?」

「リンドが出たぞ!」

「全員呼んで来い!穴を広げるぞ!」


「これで全員出たか?」

「これってどう言う事だ?」

「なんというか・・・」

「城壁出たら外のはずだろ?」

「なんで元の城下町があるんだ?」

「取りあえずリンドが自分の家に帰ったら何もかもあったらしい」

「じゃあ一旦自分の家に帰るか?」

「そうだな解散して明日の朝集まろう」


「で、どうなってた?」

「うちは元通りだった」

「俺ん家もだ」

「ただ貴族の屋敷は建物だけだったみたいだ」

「中身がないのか?」

「空っぽー」

「なんでー?」

「それよりも城もないな?」

「元の城下町で城だけないな?」

「そんで外にも出れるんだぜ!」

「本当か?」

「ああ!もう何人も外に出て確認した」

「でココに残る者と出て行こうとするものに分かれるみたいだ」

「出て行くって?」

「気味悪いだろ?」

「まあそりゃそうだけど」

「ココに残ったって王族も貴族も居ないんだぜ?」

「何にも出来ないだろう?」

「いや税金が無くなって万々歳じゃないのか?」

「それが気持ち悪いって出て行くらしい」

「まあ考え方は色々だな」

「そう言えば王族や貴族の死体はどうするんだよ?」

「・・・ない」

「ない?!ないってなんだ?」

「戻った奴が確認したら死体も血の跡も何もなかったらしい」

「ワンデは何か知らないのか?」

「元兵士だけど分からんらしい」

「ワンデはどうしてるんだ?」

「ココに残るから自営騎士団をつくるらしい」

「まあ盗賊やモンスター対策に必要だな」

「ただ武器や防具がないらしい」

「暫くは棍や棍棒に刃物を付けた物でするらしい」

「サイゴウの国はなくなったから何か別の名前つけないとな」

「そうだなあ」


暫くあとにサイゴウの国が違う名前の国になったと言う



さて何もかも奪ったけど国民は死んじゃうな~

なんとか姿を消して声だけ色々参加する


貴族の一人をバキっと殴った

「お前達の所為じゃないか!!」

声を出すと波紋が広がる様に暴力が広がって行く

おっとあそこで女性が襲われている

後ろに回って・・・金○を後ろから蹴り上げる

「ぎゃあああああああああああああああああああああ」

ポテッと男は白目をむいて泡吹いて倒れ込んだ

次はあっちでレベルの高い兵が貴族を守って平民を殴ろうとしている

後ろに回って右脇腹下方向レバーの辺りをパンチ

「ぐうう」

突然の予期せぬ攻撃で沈み込む兵士

ボコボコにされる兵士と貴族

その中心の国王もアワアワしているがボコボコに殴られ始めた

ダンダン顔の形が変わって行く

色も赤みや青みや紫となりドンドン膨らんできた

もう声も漏らさないトコみると死んだかもな

そして皆が標的を無くし冷静になり始めた


「明日からって言うかこれからどうなるんだ?」

「このまま死ぬしかないんじゃないか?」

「商人は出入りで来たぞ?」

「いやこの国の商人は外へ行けなかったらしいぞ」

「本当に出れないんだな」


皆が一応に項垂れている

そこへ

「城壁の下を掘れば出れないかな?」

「それだ!!」

「皆に声掛けてやってみよう」

「何もしないだけマシだな」

荒野となっているので石も無い為手でひたすら掘って行く

「もう手が痛えい」

「おう次替われ」

「なんでこんなに深く城壁作ってんだよ」


城壁下を掘っている間に

空間座標指定・・・範囲指定・・・サイゴウの国の隣を同じ面積だけ・・・収納

ちょっと丘になってるな

空間座標指定・・・範囲指定・・・丘・・・収納

整地もしないとだな

空間座標指定・・・範囲指定・・・圧縮

こんなトコかな?

収納座標指定・・・範囲指定・・・サイゴウの国の城以外

空間座標指定・・・範囲指定・・・貴族屋敷建物内部・・・収納

これで城以外は元通りかな

ついでに

空間座標指定・・・範囲指定・・・土・・・収納

これで掘ってる反対はスグに開通するかな


「何とか一人は通れそうだぜ?」

「細い奴通ってみろ」

「リンドなら通れるだろ?」

「リンド呼んで来い」


「リンド通れるか?」

「なんと、か、通れ、たぞ!」

「出れた?」

「リンドが出たぞ!」

「全員呼んで来い!穴を広げるぞ!」


これであとは自分達で何とかするだろう

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