30話
空間座標指定・・・範囲指定・・・1000倍速
自分を1000倍速にして狸に襲い掛かる
狸をグルグル巻きにして
「何だ?何するだ?」
「捕まえた」
「何だ?何だ?」
「さてと」
空間座標指定・・・範囲指定・・・収納
スポーーーーーーーーーーン
「おっとあぶねえ~!ココはひとまず逃げの一手だー」
姿が掻き消える
「くっ!トコトン時空魔法を避けやがる」
空間座標指定・・・範囲指定・・100㎞・・・範囲検索
「・・・ダメか!逃げられた」
リュウゲンの滝の裏に村があるって言ってたな
逃げられる前に行くか
取りあえずはこの道の川を探して行くしかないな
1000倍速のまま行くぞ!
この道をそのまま行けば狐族が居る村へ
しかし左に進めば川沿いに進めるので滝に行けるはず
まずは狸の村を見つけよう
逃がしたばかりだから、早い方が良いだろう
川沿いを進んで行くと滝の音が聞こえてきた
進むにつれて音が大きくなって来た
「ここか」
滝の裏へ行けそうなところは無いので
空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定
足元の川沿いから滝の前まで足場を作って進む
空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定
滝が左右二手に分かれる様にしてみると
「この中か」
滝の裏にはポッカリ穴が開いている
確かに色々手が入れらている
奥へ進む
途中から所々に灯りが設置されている
(声や音が滝の音意外に聞こえないな?)
時々左右へ分かれ道があるがそちらに気配がない
更に奥へ進む
と、広い場所へたどり着く
大きさは小さめの村が2~3個入りそうだ
建物らしきものはあるが誰もいない
(ちっもう逃げた後か?)
色々見て回り、物色するが何もない
(仕方ない)
空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・刃×5万枚
針の様でカミソリの様な刃を不可視で不懐の状態で設置する
「それともう一つ」
地面へ手を向けて魔力を放出する
「これには引っかかるだろうな?」
(よし狐の村へ行くか)
戻りながら地面へ魔力を放出して行く
途中に分かれてた道も忘れずに
ほどなく滝まで戻って来た
「ここも設置しておくか」
この辺りは地面に落ちている水へ向けて魔力を放出しておく
「よしココはこれで良い、あとはサッサと行くか」
滝を潜り出て川沿いに立つ
空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定解除
これで狸共が戻れば罠に掛かるだろう
必ず戻る者が出て来るだろうから近い内に分かるだろう
次の狐族の村へ急ぐ
分岐のとこまで戻って狐族の方へ進む
一山超えて狐族の村が見えて来た
「もう少しだねー」
狐族の村に到着した
「こんにちはー」
「どなたです?」
「メイソン村の村長です」
「ふむ、メイソン村の村長さんが我が村へどの様な御用でしょうか?」
「はい、うちの村が何者かの策略によって攻撃されました」
「それがうちの村と何か関係が?」
明らかに狐族の村門番さんは殺気の籠った目を向けて来る
「いえ、その策略は潰しましたが、
まだ策略している者が暗躍して近隣の村へうちの村へ攻撃依頼をし始めました」
「ふむ」
「そして攻撃依頼を断った村へ分からない様に呪いを掛けています」
「何い?」
「うちの村と交友のあった天狗族、カッパ族も呪いを受けて病人が出てました」
「カッパ族とは?」
「ああーそうですね!ええーっとブルージュエルの川童の村です」
「ああ!なるほど・・・今はカッパ族と言うんですか?」
「いえ言い易いので・・・」
「そうですか、それと呪いと言うのは?」
「攻撃対象の村を中心に6方向に呪いの発動体を設置して魔法陣を構築してます」
「魔法陣を・・・」
「そして村の中の幼い子供やご老人と言った弱き物から病気にしていき狂暴化します」
「狂暴化・・・」
「こちらの村ではそう言った者は出ていませんか?」
「・・・」
「出ていなければご注意くださいと忠告です、相手は魔人族の様ですので」
「魔人族!!」
「二本角の魔人で真っ黒な着物を着てたそうです」
「背中に赤の文字が入っている奴か?」
「赤い文字は分かりませんが、そうかもしれません」
「来た事は来たが我らは加担しておらぬ」
「ではどなたか病気になった者はいませんか?」
「我の判断出来ぬので暫く待って貰えぬか?」
「ええ、ココで待ってます」
「忝い《かたじけな》、しばしお待ちを」
「どなたかって言うと偉いさんかな?」
「もう少しで戻ると思うのでお待ちを」
「はい、待ってます」
4人居た門番さんの1人が奥へ行ってる間暇を持て余してたので
空間座標指定・・・範囲指定・・・半径100㎞・・・物質指定・・・感知
(ああーやっぱりあるなー)
「すまぬ、松弥様がお会いになる、来てくれ」
「分かりました」
大きな屋敷の前に来て、中へと案内される
「武器をこちらで預からせて頂きたい」
(エライ方の様だから当然かな)
収納座標指定・・・範囲指定・・・片手剣×2本
「これを」
「ではお預かりします、こちらへどうぞ」
更に奥へと案内される
「ココでしばらくお待ちを」
「分かりました」
空間座標指定・・・範囲指定・・・半径100m・・・感知
(特に何もないな、何人か腕の立ちそうな者が3人囲んでいるが
武器を渡した事が良かったんだろう特に警戒はされてない様だ)
「お待たせました、こちらが松弥様です」
「初めまして」
「初めまして、で魔人族に関わる事をお聞きしても?」
先程門番さんに話した事をもう一度説明する
「と、言う訳です」
「・・・それで小竹があの様に」
「小竹さんですか?」
「うちの当主の跡継ぎです」
「先程門で待ってる間に感知しましたが、やはり魔法陣が設置されています」
「???真か?・・・真なのだろう?」
「ええ!」
「どうすれば良い?」
「では排除してもよろしいでしょうか?」
「出来るのか?」
「はい!してもよろしいですか?」
「是非お願いしたい!それで小竹は治るのか?」
「治るはずです!」
「スグに頼めるか?」
「では始めます」
「ココで良いのか?出来るのか?」
「大丈夫です、では始めます」
空間座標指定・・・範囲指定・・・半径100㎞・・・物質指定・・・収納
「これで大丈夫でしょう」




