29話
カッパの村にも仕掛けられてないかな?
他の村とかにも行った方が良いかな?
空間座標指定・・・範囲指定・・・転移先・・・カッパ村
「転移」
久しぶりに来たな~誰か知ってる子はいないかな~?
「カパ?カパパー」
「ああ!金治さんと萬平さん!お久しぶりです!川太郎さんいますか?」
「カッパッパー」
「カパ!カパパー」
「あれ?村長さんお久しぶりです」
「お久しぶり~って川太郎さんの背中の甲羅どうしたんですか?」
「コッチに戻って何十人って子供達が病気になりまして
治療の為に病巣を取り込みましたらーこうなりました」
「大丈夫なんですか?」
「浄化すれば治ります」
「時間掛かりますか?」
「まーそれなりに掛かるでしょうねー」
「じゃー取っちゃいましょう」
空間座標指定・・・範囲指定・・・物質指定・・・収納
「ええっ?ええっ?」
「どうですか?」
「いやーもう全然なんともないです!」
「治って良かったです」
「あと何人か同じ症状になってます、治せますか?」
「じゃー治しちゃいましょう」
空間座標指定・・・範囲指定・・・半径100㎞・・・物質指定・・・収納
「これで大丈夫でしょう」
「ひゃーありがとうございます」
「原因も一緒に取っちゃったんで、もう安心ですよ」
「ええ!原因も?!分かってたんですか?」
「天狗の里で同じ事が起こってたんで解決して来たトコなんですよ
なので原因も探ったら同じでした」
「そんなにアチコチで?」
「ええ!心配になってコッチにも見に来たんですよ」
「ありがとうございます」
「まー河童達は病気に強い種族だから大丈夫だったかな?」
「いえいえ!感謝感激なのですよ」
「それで仕掛けた相手なんですが
どうやら戦争を引き起こしている魔人族と名乗ってるみたいです
何か知ってますか?」
「カッパッパー」
「カパ!カパパー」
「カッパッパー」
「金治さんと萬平さんは何と言ってるんですか?」
「やっぱり魔人族らしいです!」
「どんな奴でしたか?分かりますか?」
「カパ!カパパーカパパー!カッパッパー!カパパー」
「カッパパ!カパパパー」
「二本角の魔人で真っ黒な着物を着てたそうです」
「二本角かー」
「カパパパパカパカパパパパカパ」
「カパパパカパー」
「西の方の狐族も病に倒れてます」
「なので胡瓜が不足中」
収納座標指定・・・範囲指定・・・胡瓜
「これで足りる?」
「カパーカパカパカパー!」
「良いんですか?こんなにたくさん!」
「良いよーまた今度水餅買いに来るからーその時負けてねー」
「もちろんです!」
「カッパッパー!」
「じゃー狐族の方へ行ってみるよ!近い?」
「西へ一本道です!一山超えたトコです」
「それでは行って来るよーまたね~」
「ありがとうございましたー」
「カパパー」
「カッパッパー」
西と言うとこっちか
あの山を越えるのかー
夕方までには行けるかなー?
んん?あそこに生えてるのは回復草?
空間座標指定・・・範囲指定・・・回復草・・・収納
あれは快気草・・・に似てるだけか
一人で歩くのは暇だなー
一本道でも結構曲がりくねってるなー
んん?幻覚攻撃?
あの木の陰か?
空間座標指定・・・範囲指定・・・???・・・収納
「わあー!」
狸が飛び出してきた
「よく躱したね?」
「なんでオイラの術が効かないだ?」
「お前こそよく躱したね?」
「オイラに時空魔法は効かないだ!」
「僕にも幻覚魔法は効かないよ!」
「それならボコボコにしてやるだ!」
「へーやってみな!」
そう言うと狸はゴロゴロと転がって来た
結構なスピードだ・・・が、ひょいと避ける
ズガン・・・メキメキメキ・・・ゴゴーン
あの木をへし折るのか?
当たるとヤバイな
「よ、よく躱しただな」
「お前目回してないか?」
「目を回す訳ないだ!」
そう言うと狸は又もゴロゴロと転がって来た
が、躱す事なく横を通り過ぎる
ズガン・・・メキメキメキ・・・ゴゴーン
木をなぎ倒して、そのままUターンして来る
が、かなり離れたトコを転がって行く
空間座標指定・・・範囲指定・・・BOX作成
狸が転がって行く先へBOXを作ってみた
が、ひょいと躱して行く
「オイラに時空魔法は効かないだ」
「お前時空魔法を感知できるんだな?」
「そうだ!オイラ達は時空魔法の感知が出来て一人前だ!」
「お前イリーヌ族だな?」
「オイラ達を知ってるだか?」
「ああ!かなり昔に世話になった」
「そうだっただかー!知り合いだっただか?」
「そうだね!今はドコに村があるんだ?」
「リュウゲンの滝の裏だよ」
「そうかでは今度行ってみるよ」
「そん時はオイラが案内してあげるだよ」
「ああその時は頼むよ」




