表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の悪人顔  作者: まっさん
1/75

1話

街道も鬱蒼な森に飲み込まれて暫く経った頃、何かが戦ってる音が聞こえてきた

「おいおい、こんな人気のないところで何が戦ってるんだ?」

「見ても無いのに分かる訳ねーだろー?」

「まあまあ、行けば分かるでしょー?」

男女三人組は戦ってる方へ進んで行く、どうやらモンスターと戦っているらしい

音がする方へ近づくと・・・オークの集団にキャラバンが襲われていた

オークは、ざっと見ても2~30頭が押し寄せて来ているのを先頭の護衛が

持ちこたえているが、今にも押し切られそうである

「もっと踏ん張れ!」

「そっち!右にも回り込んでるぞ!」

「頭~早くしてくれ~」

「頭言うな!!」

「ボス~早く~」

「ボスじゃねーよ!!」

頭?ボス?と呼ばれている人物はこちらから見る限りでは良く見えない

が、声からするとスゴク若い様だが?

2~30頭いると思われたオークが今見ると随分数を減らしていた

右に回り込んだと話していたが、右側にオークはいない

時間も、そんなに経過していないのにオークの数が目に見えて減っている

なのにオークの死体がない

「おい、オークはどこに消えた?」

「いやわかんない」

「ここから見えないですよね?」

「何頭か見えるけど、消えてますよね?」

「あーいなくなった」

助太刀する暇もなく見てるだけでオークは消えてしまった

なんだ?何が起こっている?

ボーゼンと立ち尽くしている事にキャラバンの方も気づいたようだ

一人の見た目13~5歳位の男の子が近づいてくる

「あ?お客さんですか?この先の村に用事ですよね?ここは一本道ですから!

 やはりアイテムボックスですか?」

「アイテムボックス?」

「アイテムボックスレンタルのお客さんではないんですか?

 この先の村はアイテムボックスレンタルが名産ですよ~」

3人の頭は追い付かない

次々に自分達の創造を超えた内容が押し寄せて来てるのだから

「いやアイテムボックスも魅力だが、オークはどうなった?今戦闘してたよな?

 見間違いじゃないよな?」

男の子は頬をポリポリ掻きながら

「あー僕のアイテムボックス特別製でして~」

オークの集団に襲われているとこに近づけばオークは消えてしまった

出会った男の子はアイテムボックスの話を振ってくる

(会話がかみ合わない?聞かれてマズイ事なのか?)

「いや今アイテムボックスの話じゃなくオークの・・・」

オークの話をと言う前に男の子はかぶせ気味に

「はい!ですから襲ってきたオークをアイテムボックスに収納しました」

三人は益々混乱する

「???」

「!!!」

「?!?」

「アイテムボックスって生き物は入れられないよな?それに数も2~30頭いたぞ?」

通常アイテムボックスに生き物は入れられない

が、死んだ魔物を素材として入れる事は出来る

容量も通常であれば1㎥位の大きさで100㎏位である

しかもスキルで持っている者はスゴク少ない

男の子は

「ええ!ですから特別製です!」とニコニコ笑顔で言うのだった

(これ以上は話さないみたいだな~)

「この先の村で同じのがレンタル出来るのか?」

「ええ!名産ですから!」

「購入は出来ないのか?」

「ええ!レンタルのみです!」

「そこの村の村長が商売でしているのか?」

男の子は良い笑顔で

「はい!私が村長のカイルと申します」

三人は益々混乱する

「???」

「!!!」

「?!?」

「いや他に大人もいるのに君が村長なの?」

「ええ!私が商売始めてこの先の村に店を出して、それから村長に任命されました」

(聞いても納得できない事が多すぎるが、この若く見える男の子は実は若く見えるだけなのか?)

「君いくつなんだい?」

「もうすぐ15になりますよ!」

見た通りの若さでした

初めての執筆です。

初めての作品です。

暖かい目で見てください。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ