5 美少女転校生との一生ものの恋は、ある朝の曲がり角から始まる
縦書き用で書いた為に文章が多少長くなり、見にくいかもしれません。
昔は横で書いていたのですが、「小説って縦だよな」と思い縦に変換した所、一文一文が短くて、ほとんど下の部分が空白で驚きました。
それ以来、とりあえず、地の文入れるか。 と試行錯誤した結果がこれです。 地の文の上手な書き方を知りたいです。
ようやく新しいクラスにも慣れ始めてきたある日の朝、影は自宅のベッドにいた。
『うぅ~…』
俺はベッドから起き上がり、そばにある時計を見ると朝の八時五〇分…
『なんだ……まだ8時50分か……』
授業が始まるのは九時だな……まだ大丈夫……ん?……八持五〇分だと!?
慌てて起きたが、遅刻はほぼ確定的だった。仕方なく、ご飯を食べずに弁当を持って走って学校に向かった。
息を荒げながらも懸命に走り、あとこの正面の角を曲がり、残る直線を走りきるだけで学校にたどり着く。ところが、角を曲がった時に人影が見えた。しかしどちらも走っており人は急には止まれない。俺にはどうすることもできずにぶつかってしまい、お互いに倒れてしまった。
だがしかし、この世界には言い伝えがあることを忘れてはいけない。誰もが一度は聞いたことがあるだろう。いや妄想した事があるだろう。
美少女転校生との一生ものの恋は、ある朝の曲がり角から始まるというものが……まさか本当にこんな事が起きるなんて……
この目の前に倒れている人物こそ、俺の生涯の伴侶となる人物に違いない! そう、うちの制服を着て……少しプックリした体型で……髪は丸坊主……