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神さえも裁けない  作者: 筧 耕一
起承転結の起
13/59

聖女と天使の昼ごはん

 午前中の授業が終わり、休み時間になると真田さんが影君に話しかけていた。ちなみに、私はまた盗み聞き。


「恵日君、今度放課後に図書室で一緒にテスト勉強しない?」

「ごめん。放課後は忙しいんだ」

 影君はやんわり断った。

「ならさ、昼休みは?」


 もしかしたら、影君は私とのお昼を止めて、真田さんとのお昼休みをすごしちゃうのかな 私はそう心配した。

「良いよ」

 その瞬間、私はがっかりした。


 ああ……これで、今日作ったおかずは全部一人で食べなきゃいけないよ。 ええ~い 今日はドカ食いしてやる~


「でも、図書室に行くのはお昼ご飯食べてからにするよ」

 

 え? もしかしたら、私とのお昼は続けていいのかなぁ?

 私は影君と居る時間が無くならなくて嬉しかった。


 影君ナイス!

「なら、お昼も一緒に食べようよ」

 真田さんはまだ言っている。


 なに? 真田さん結構しつこいですねぇ 私は嫉妬心からか、そう感じた。


「ごめんね。お昼は……独りで食べたいんだ」

 影君は、真田さんにそう断った。

 真田さんとのお昼を断った事は嬉しかったのが、影君の本音が独りで食べたいというので、わざわざオカズを作ってくるのは本当は迷惑なんじゃないかと感じ、その後の授業は全く集中出来なかった。



 午前中の授業が終わった。

 私はあの階段に向かったがまだ影君は来ていなかった。 私は今日のおかずをチェックしていると 影君がやってきた。

「先に食べてて良かったのに」

『大丈夫だよ……んじゃ 食べよっか?』

 私は、自分の弁当を影君の隣に置いた。影君は作ってきたおかずを食べてくれた。影君がオカズを気に入ったか気になり、箸を止め 影君の表情を観察していた。

「そんなに見ないでよ」

 影君が少し恥ずかしそうにいって、少しだけ向こうをむいてしまった。

『ご、ごめん』

 あわてて私は影君から目をそらした。 どうやら 私はジー っと影君の顔を見ていたらしい。


 食事が終わり……

「うん。美味しかったよ」

『本当?』

「本当だよ」

 私は影君にほめられて嬉しかった。

 こんな時間がずーっと続けば良いのになぁ。

 でも独りで食べたいって言っていたから、もしかしたらあれは、お世辞かな? 迷惑なのか聞いてみようかな? やっぱり本音言われるのは怖いな……よし、決心した! 聞こう。

『「 あの……」』

 私と影君の声は合わさった。


いまの所、この小説は221KBほど書いてました。 付け足すシーンの分は別ですが…

 これから編集して、投稿したいな。と考えています。


 ここまで読んでくれた方がいたら、まだまだ始まりですが、感想など教えてください。


 ちなみにここまでで約30KBほどです。

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