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27 食卓会議


 のんびりと屋敷へ。


 少し商店街まで遠いので自転車のような物が欲しくなる。


 召喚者が異世界で知識を披露して大儲けっていう例のアレであるが、もちろん当方には自転車を手作りする甲斐性などございません。


 この世界なら該当するものは馬なんだろうけど、買い物のためにママチャリ代わりにお馬さんをご町内でぱかぱかさせても良いものなのか、割と真剣に考えた。



 そうこうしている内に屋敷に到着、って施錠されて無いな。


 確かにちっちゃい羽が生えたミニスカメイドが御在宅だけど、ダメだろこれ。



 ちょうど夕食の用意も整いみんなそろっていただきます。


 そしてさっきの件。


 ニエルさんしかいない時の来客とかどうしよう。


「平気です。 人避け結界張りますので」


 いやダメだろ、お届け物とか王都からの使いとか。


「平気です。 結界強化しますので」



 話にならぬと、人族三名で会議。


「魔族差別ですよぅ」 まずは人族の常識を学べ。


 一緒の食卓に付くというメイド魂のカケラも持たぬミニスカ娘は置いといて。



「我々が出かける時に施錠するだけで良いのでは」 リリシアさん、ごもっとも。


「おっしゃる通りです」



 以後は静かな食卓でした。


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