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人狼は君のトナリに 第五幕  作者: 狐のアツ
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第一章 山の中

山の奥、森林・竹林に囲まれた、小さな旅館。

その旅館に僕らは来ていた。

この近くで、人狼が村を襲い、全員が喰い殺されるという事件があったためだ。

「いらっしゃい、阿波照旅館へようこそ。私、女将の妖精と申します。

今日は他のお客様がお三方いらっしゃるので、いつもより賑やかですよ。」

ちょうど、昼食の時らしかった。確かに、女将さんの他に、3人の宿泊客らしい人たちが居た。

「お、今日は俺以外に2人もいたから、随分と珍しいもんだと思ったが、3人目とは。俺も数年この旅館に週一で泊まりに来てるが、一度に4人いるのを見るのは初めてだな。」

いかにもこの旅館の常連らしいその男は、「ステルス」という札の付いた鍵を持っていた。

「この鍵をどうぞ。貴方様のお名前の書いた札も付けてありますので、お間違いなさいませんよう。」

と言って、女将さんが鍵をくれた。“あつ”という札も付いて。

という事は、彼はステルスという者なのだろう。

アツは彼を酷く気に入らないようだった。


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