表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

⑤目が見えない時もある


 エッセイのような自らの意見を前面に出すような作品の場合、……個人的に一番気を付けなければならないと戒めていることが一つだけあって、それは、目が見えなくなる可能性があることを心に留めておくこと。


 私もよく陥りやすい心理状態なのだが、自分の意見を大事にするあまり、必要な視点を無意識に無視してしまいがちであったり、他者の大事な意見を取り入れられなかったりする。


 ……無意識ならまだましだ。気づいた時点で直そうとする良心がまだ残っている可能性があるから。……けれど、より恥で最低だと私が自分に対して戒めている心理状態が、自分の意見にしがみつく心理状態や言動であったりする。


 私が仮に提示した意見に不備があったとして……、例えば、データが必要な筈の主張にそれが無かったり、例えば、私の意見に矛盾が見つかり、それに対して、頂いた意見に対して、自分の意見にしがみつくあまり、誠意のない態度をしてしまう可能性があることを、能力の低い私は知っているから、そういった指摘がすごく怖い。……怖いけれど、どうなのだろう。せめて、指摘されたことに悩んだり、そのことに対して、反応に苦しんだり、それは、人間的な反応だって私は思う。きちんと答えられなくったって、感想を返すことが止まったって、そちらの方が普通のことだろう?


 開き直って、意見を下さった方を曲がった論理で言い返すなんて、恥の上塗りでしかないし、あまりにも自身を下げてしまう行為なのではないだろうか。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 感想って言うのは ”正の共感””否の共感” って事でいいのかな? [気になる点] 作品の内容と、作者の人格は わけて考えた方が良いと思います 坊主が憎いから、その宗教を 否定するのはど…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ