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プラファレリア

作者:新条れいら
 魔族と魔王を滅ぼした《ユタン》では、平穏な日々が過ぎている―――ハズだった。
 殲滅したはずの魔族が徐々に人々の生活を脅かせる中、大国ラストラでは十年に一度の祭事が始まろうとしていた。
 その中心であるはずのカルカナーダ・ロスは憂鬱な気分で祭りを迎える。


 呼ばれた。
 そう表現する以外に、その時の感覚を表現できない。―――今でも。
 触れたソレは、遥か昔から自分のモノであったように、手に馴染んだ。その時の高揚は、大会中もそれ以前でも感じたことがない。
 自分の心拍に似た拍動を聞いていた。
 
 少年が聖剣を引き抜く。
 風がその髪を弄りながら、天へ昇っていく。
 呼ばれた。
 遥か彼方―――誰かと視線が交錯する。


「会いたかったよ、兄ちゃん」
 各国の賓客の集う中、会場に堂々と乗り込んできた少年はカルスへそう言った。
 赤紫の髪と、この世には失われた色の瞳。


 魔族殲滅と魔王の消滅が招く《世界》の真実を中心に、とある兄弟のお話。
 大国ラストラと、やがて大国へと成長していくラルデーン建国の物語。

 これは、彼女が幼い子どもに語った、遠い遠い昔のお話。


時系列的に、こちらを先に書いた方が良いと思った方を連載にしています。
次作は『THe Empress(仮)』
『魔女と王様』にも関係するものもありますが、登場人物としては出てこない(予定)です。
幼き日々の記憶
幼き日々の記憶
2019/09/20 19:00
序章
序章
2019/09/30 20:00
ラストラ・序
祭り(1)
2019/10/10 19:00
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