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中学生編-1
やっと投稿出来たぞ
ケンちゃんに初めて会ったのは、中学二年生の時だった。
当時、僕は邪眼黒竜波を会得しようとしたり、勇者の血を引く末裔だと疑わなかったり、まあそういうお年頃だった。
とくに、身体のことで自分が特別であることを強く自覚し、調子に乗っていたこともある。
両親も落ち込んでいるよりはよほど良い。と、生暖かい目で見守ってくれた。
学年が変わり、クラス替えが行われると、新しいクラスにケンちゃんはいた。
しばらくは何事もなく過ごしていたが、ここで厨二病が影響してくる。
今ほど性別で悩んでいなかった僕(私)は、毎日気分で服装を変えていた。
その日は可愛い服を着ていたと思う。
過去編、続きます
また明日