二日目-4
グルチャとか最近聞きませんね。
まあL○NEがありますもんね。
私は、病院の帰り道で気分が上がっているのに気づいた。
担当の先生が変わるだけでこんなに気持ちが上がるなんて思ったよりストレスになっていたのかもしれない。
足取り軽く家の前までくると、なんとレイコ先輩と晶先輩がいた。
レイコ先輩はこちらに気づくと元気よく手を振っている。隣の晶先輩は苦笑いだ。
「こんにちはレイコ先輩、うちの前でどうしたんですか?」
「ああ、姉さんに言われたことを忘れていてな。 いつでも君と連絡を取りあえるようにしておけとか。 晶は付き添いだ」
「まあ、今のレイコなら危ないことはないと思うけど一応ね。 昔のレイコはいつどこで襲われてもわからないくらい、ひ弱な雰囲気だったから」
ということで、先輩と連絡先を交換した。スマホのコミュニケーションアプリでグループチャットを作成し、気軽に相談できるようにしてもらえた。
とても有難い。 レイコ先輩には助けてもらったとはいえ、知り合って間もないので、電話で相談事などはハードルが高いと思っていたのだ。
尚、グループチャットには晶先輩もいる。...浮気の心配はしていないが、念の為ということだ。
晶先輩も大概だなぁ。
先輩達にお礼を言って別れたあと、自宅に帰る。
今日は気分がいいので、料理も張り切って作った。
張り切りすぎて、食べ終わってからお腹ぎはち切れそうになってしまった。
少し残して、明日のお弁当にでもすればよかったかもしれない。
パンパンのお腹をさすりながら、布団に入ると、苦しくも幸せな気分で眠りについた
○主人公の料理
実家にいるときはなにも作れませんでしたが、今はネットで調べることができるので、レパートリーが少しずつ増えている感じです。
基本自分の為につくるので、若干失敗してもいいかなくらいでいつも作っています。