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山形で噂の明英

中堅私立でもあり、駒井を擁することもあって優勝候補の一角を倒した明英。


9人という人数やその特殊なチーム構成からにわかに注目を浴び始めた。



山形県・県大会組み合わせ抽選会


「明英、翔洋に勝ったらしいよ。」

「マジで!?すごいなあいつら」

「あの下手投げがめっちゃ調子よかったらしいよ」

「あの子が調子良いと本当に手が付けれないからな~、お前、明英とやった時アドバイスしたんでしょ?」

「どうだろうね~、あくまで元下手投げとして意見交換しただけだし。」


彼らは、明英と練習試合を組んだ相手チームの選手たちだ。


1人目は天童豊明の選手。

天童豊明は初の予選突破を決めた。

明英は、新体制2戦目の他に3試合をしており1勝3敗で負け越している。


2人目は酒田総合の選手。

酒田総合は庄内地区3、4番手で安定して県大会出場を決めている。

明英は、ダブルヘッダーを含め5試合しており0勝5敗で勝てていない。


3人目は栄耀館の選手。

栄耀館は山形を引っ張る強豪校。

明英はダブルヘッダーで2試合しており、いずれも大敗を喫している。


4人目は山形南商業の選手。

山形南商業は、ここ数年県予選を勝ち抜けなかったが、今年は強豪を倒し見事7年ぶりの本大会出場を決めた。

明英とはよく練習試合を組んでいる。明英は、11試合やって1勝10敗と負け越しているが、試合内容はかなり競っている。


5人目は寒河江商業の選手。

寒河江商業は、山形農業との連合チームで県大会出場を決めた。

明英は、寒河江商業と山形農業と山形南商業の連合チームで1試合やって敗北、寒河江商業と山形農業の連合チームで1試合やって勝利している。

山形南商の選手とは幼馴染の間柄である。


山形県内のチームのみしか練習試合を組んでいないため、宮城県内では無名だが山形県内では知る人ぞ知るチームとなっている明英。今回の明英の大金星はもちろん練習試合を組んだ5チームの躍進もあり、にわかに山形県内での知名度も上がった。

次回は新チーム始動から秋季予選までの練習試合集です。

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