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ゼロの魔女騎士《ウィッチナイト》  作者: 鴨志田千紘
第1章 争奪戦の幕開け
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前衛戦訓練



 翌朝。再び地下室にいた。たまには外で気持ちよく体を動かしたいのだが……魔法が秘匿されているものである以上、それは叶わない。

 昨日は訓練の後、カードの生成で時間を費やした。新しい武器を作ることはできなかったが、『逆巻く波の尾剣テイル・ウェイブ・ブレード』と『折れない意思の剣(カレト・バスタード)』を二枚ずつ生成することに成功した。初心者にしてはまあまあな出来だろう。

 準備は万端だ。部屋の中央へと赴き、対戦相手の準備完了を待つ。


「なんか教えるわけでもないのに見られるのは恥ずかしいな」

「私が見ているのはブルームの方です。勘違いしないで」


 昨日と同じように地下室の隅で愛梨彩が腕を組んで立っている。言葉の通り眼差しはブルームに向いているようで、彼女の動きをきっちりと捉えている。ブルームはなにやら武器をいじっているようだ。

 ふと部屋を見渡すとナイジェルの姿が見えない。主人のそばを勝手に離れる犬には思えないが一体どこへやら。


「それじゃあ剣術訓練といこうか」


 準備が終わったブルームがやってくる。手には身の丈近くある大剣を握っている。ダイニングで振り抜いて見せた剣だ。

 二度見ても形が独特だと思った。刃の部分は普通の大剣と大差ないが、本来鍔があるべき場所は膨れ上がり、タンクのようになっている。そこから柄の末端にかけてカットラスのようにアームガードがついており、柄には銃のトリガーのようなものがついている。


「ああ、これが気になるのかい? これはクロススラッシャーと言ってね。擬似魔法を剣戟に乗せたり、魔弾として放つことができるんだ。いわゆる魔道具の一種さ。君たちが使うカードケースの代わりみたいなものだ」

「戦う前からそんなにペラペラと手の内晒していいのか?」

「同盟相手なんだから私の手の内は知っててもらわないと困ると思うのだが……違うかい?」


 皮肉に皮肉を返された気分だった。どうやら素顔とは反対に自身の能力を隠す気はないらしい。同盟相手だからと言われてしまうと返す言葉もない。


「じゃあその同盟相手さんの胸を借りるとしますかね!」


 魔札展開。魔力を体に満たしていく。同時に『僕』は追い出され、『俺』が覚醒する。俺は戦闘モードということらしい。


「血気盛んだな。と、その前にいくつか決めごとをしておこう。あくまでこれは模擬戦であり、教練だからね」

「ああ、もちろん構わない」

「一つ。君は自由に攻めてきて構わない。私がその都度アドバイスをしよう。二つ。私は擬似魔法を一切使わない。そして三つ。一太刀でも私を捉えたら君の勝ちだ」

「ハンディキャップマッチか。いいよ、今の俺はそこまで強くないみたいだからな」

「わかってくれて助かるよ。では、模擬戦開始の合図をもらえるかな?」


 ブルームが愛梨彩に促す。しばしの沈黙の後、愛梨彩は低い声で「模擬戦開始」の宣言をする。

 ゴングは鳴った! まずは武器を手に取る。

 手札の配置は昨日と変わらない。剣が二枚、投擲が二枚、盾が一枚。剣のうちの一枚は『折れない意思の剣(カレト・バスタード)』だ。


「まずはこいつだ!」


 手に取ったカードはロングソード。たちまちカードが変化し、剣が姿を現す。昨日の反省を生かし、最初から切り札は切らなかった。


「はぁ!」


 ブルームが両手で剣を振るう。


「危な!」


 咄嗟にバックステップしてなんとか躱す。剣が振るい下された床は見事にえぐれている。


「どんな怪力だよ……」

「この通り、ツバイハンダーのような両手剣は避けられやすくてね。相手の魔法を壊すのは容易だが、身軽な魔術師を捉えるのは不向きだ」

「ロングソードじゃ鍔迫り合いの相手にもならないってことかよ」


 一振りも使わずに剣をしまった。この武器ではブルームには勝てない。魔法を使わなくてもこれだけの攻撃ができるのだから愕然となるしかなかった。本当にブルームは女性なのか?


「賢明な判断だ」


 褒められはしたが、次の武器が思い当たらない。俺のデッキにもツバイハンダーはあるが、これといって付加属性がないものだ。彼女のクロススラッシャーに太刀打ちできるかどうか……。


「おや、悩んでいるようだね。まあ、素人なら仕方ない」

魔札スペルカードを使い始めて一日も経ってないものでね」

「なら早速アドバイスをしよう。バスタード・ソードを使うといい。君の切り札のバスタード・ソードを」

「でも、それは……」


 俺は言い澱み、愛梨彩の方を見る。切り札をすぐに切ってヘマしたことがあるからか、ここで使うのは躊躇われる。


「彼女の言う通りにして」

「ああ」


 渋々、『折れない意思の剣(カレト・バスタード)』を構える。これで本当によかったのだろうか? なぜバスタード・ソードを選んだのか、意図がわからないでいた。


「なぜバスタード・ソードなのかわからないようだね? 無理もない。世間一般の常識だとバスタード・ソードは扱いづらい武器だからね。独特の重心と両手、片手両方に対応した使用法。『雑種』と名づけられたのもなんとなく想像できる」

「いや、俺にはその独特の重心とか使用法とかよくわからないんだけど……別に重いわけでもないし、力こめたい時は両手で使えばいいし」


 ブルームの言っていることはいまいちピンとこなかった。バスタード・ソードが扱いづらい剣ということはオタク知識で知っていた。けど実際に持ってみると重くはない。ほかの剣を使ったことがないからか、独特の重心や使用法というのも実感が沸かない。


「いい感覚を持っているな。さっきも言った通り、バスタード・ソードが扱いづらいのは『一般的な剣術』での話だ。だが、武器魔法や魔術戦においてそれは異なる。魔術戦に最適な剣こそがバスタード・ソードなんだ」

「魔力でできた剣だから扱いづらくないのか」

「その通りだよ。魔力とはすなわち人間の想像を具現化するものだ。炎に貫通力を与え、水自体に浮力を与える。同様に剣も現実のものよりも優れた想像がなされる。だから現実で扱いづらい剣も魔法でなら、収納、重さの欠点を克服した扱いやすい武器に早変わり。というわけだ」

「それじゃあ使用法とかも気をつけなくていいわけ?」

「君が感じた通り、片手で使いつつ、重い一撃を加える時には両手で使えばいい。バスタード・ソードの本来想定されていた使い方だ」


 ブルームがクロススラッシャーを用いて実際に素振りを見せる。実体のある剣でバスタード・ソードと同じ振り方ができるあたり、ただ者じゃない。


「これはエレメント系の擬似魔法と相対した時も同じだ。弱い魔法は片手で斬り払い、強い魔法は両手持ちで叩き斬る。片手剣だと大きな魔法のカウンターには弱く、大剣では小さな魔法に対して振りが大きくなり過ぎてしまう。だから魔術戦ではバスタード・ソードが扱いやすいんだ」

「そんなわかりやすい使い方を覚えるだけでいいのか」

「ああ、構わないとも。君は剣術に長けているわけじゃない。全くの素人だ。そんな素人が身につけるとしたら、それは擬似魔術の剣術だ。ならば一般的な剣術を教えるのは筋違いというものだよ」

「わかった、やってみる」


 剣を両手で構え、ブルームに飛びかかる。ブルームの剣と鍔迫り合いが起きる。ブルームの剣の重さに押し負けていない。伯仲した鍔迫り合いだ。


「前衛であるスレイヴは一刻も早く敵スレイヴを倒し、魔女の加勢に行く必要がある。こんなふうに足止めされているうちに君の主が危険に晒されるぞ!」


 しかし筋力の差か、あっという間に剣ごと押し飛ばされてしまう。ブルームは攻撃の手をゆるめず、マントからクナイを取り出し投擲してくる。

 投擲武器を扱うあたりまるでどっかの誰かみたいなバトルスタイルだ。


「シールド展開! 魔札補充カードドロー!」


 左手で取った魔札を盾に変える。クナイはなんとか防ぎ、体勢も崩れずに済んだ。だが次の瞬間には大剣の追い討ちがくるはずだ!

 すかさず今ドローしたカードを使う。ドローしたカードは補助魔法の『トリック』。デッキ唯一の補助魔法だ。

 さらに任意のカードをデッキから引き抜く。


「なるほど、姿隠しか。姑息な手段だが、一対一なら有効ではある」

「魔力に限りがあっても短時間なら補助魔法だって使えると思ったのさ!」


 ブルームの側面へと回り、姿隠しを解く。ブルームの剣は取り回しが悪い。ならスピードはこちらに分がある。相手の武器を封殺して一気に距離を詰める!

 使うカードはドローした『逆巻く波の尾剣テイル・ウェイブ・ブレード』! 俺は左手に装備させると、手首をスナップさせて彼女のクロススラッシャー目掛けて剣先を放る。蛇腹剣はたちまち巻きつき、剣の動きを制限させた。

 彼女の剣はこいつで拘束した! あとは近づいて止め——


「判断ミスだな! それでは私の剣を縛るには強度が足りない。狙うなら私の手を拘束するべきだった!」


 ブルームは無理矢理剣を振るい、テイル・ウェイブを一瞬で砕いた。


「化け物かよ……!」


 ぼやいている暇なんかない。『逆巻く波の尾剣テイル・ウェイブ・ブレード』を手放し、投擲魔法のカードを掴んで放る。


「牽制にもならないか!」


 ナイフはクロススラッシャーの厚い剣脊に弾かれ、床に転がり落ちていく。

 向かってくるブルームを迎撃するにはやはり『折れない意思の剣(カレト・バスタード)』しかない。両手持ちで構えると、再び切迫した鍔迫り合いが起こる。

 何度も……何度も弾き飛ばされそうになる。そのたびに不利にならないように体勢を立て直す。振りが大きい両手剣を使っているはずなのに、隙なんてあったもんじゃない。耐えるのが精一杯で一太刀浴びせることすら叶わない。

 今の自分の手持ちのカードではどうやっても力負けしてしまう。カードを創るか? いや片手を離せば一瞬でやられる。ブルームがカードを創る隙なんて与えてくれるわけがない!

 ブルームの剣の勢いが再び強まる! このままパワーで勝とうなんて思ってはいけない。こうなれば暖簾に腕押しだ。力を抜き、相手の剣を流して捌く。


「なるほどね」


 やや前傾姿勢になったブルームにすかさず剣戟を加える。


 ——だが俺の剣は届かない。


 身を翻したブルームは真一文字に剣を振るって俺の追撃をいなしたのだ。しっかりと構えた体勢でないにもかかわらずだ。

 ブルームの一撃は俺の剣の切っ先を確実に捉えていた。切っ先を狙われた『折れない意思の剣(カレト・バスタード)』は弾き飛び、石床に突き刺さる。切り札は完封されてしまった。


 ——残ったのは無防備な我が身のみ。


「僕の負けだ。僕のデッキにはバスタード以上に強いカードはない。新しいカードを創るチャンスもない。ほかの武器魔法を使っても浪費するだけになるから」


 僕は両手を挙げて降参する。敗北を認めるしかなかった。


「正しい状況判断だ。私との模擬戦でカードを使い切る必要もないからね」

「模擬戦、ありがとうございました」


 頭を下げてお礼を述べる。決闘の礼儀はわからないが真剣勝負の礼儀は知っている。「模擬戦」だったのだから礼を述べてもバチは当たらないだろう。


「礼には及ばないさ。それに実戦だったらこうはいかない。君は手が尽きた時点で死んだようなものだ」

「じゃあ……」顔を上げ、ブルームをじっと見る。「じゃあ、どうすれば僕は勝てたんだ?」

「まず最初に先手を取られてしまったことが大きいな。先手を取ることは自分の流れにする意味でも大事だ。前衛が後手になれば後衛が前衛のフォローをすることになる。そうなると後衛も後衛に対して後手後手になってしまうわけだ。そういう意味ではテニスのダブルスに似ているかもしれないね」

「テニスのダブルスに?」ブルームの言葉を聞いて、思わず疑問を口にしてしまう。「いや、テニスのダブルスはやったことあるけどさ。部活、テニス部だし」

「だったらサービスゲームの重要性はよく知っているだろう?」

「ああ。自分のサービスゲームを落としたやつが試合に負ける。自分が必ず先手を取れるゲームだからね」


 サービスゲーム——自分から先にボールを打てるターンのことだ。テニスでは自分のサービスゲームを落としてはならない。先手の状態の方が自分の思うようにゲームを展開させることができ、ポイントを取りやすいからだ。自分が先手であることはそれほど利点が大きい。


「先手——つまりサーバー側は相手の得手不得手を考えて、サーブを打つ。自分が有利になる試合展開をして、相手が後手に回るようにチャンスを作る。そのチャンスを逃さず、前衛が相手の息の根を止めに行く。これはスレイヴと魔女のダッグ戦のセオリーと同じだ」

「確かに。そう言われるとわかりやすいな」

「まあ、異なる点もあるけどね。魔術戦では後衛が後衛と戦っている間、前衛は前衛と打ち合ってるわけだから。まるで二つのボールを用いてテニスのダブルスをしているようだよ」

「ブルームに言われるまで実戦のこと、後衛のこと……全く理解できてなかったんだな」


 一対一だったとはいえ、がむしゃらになり過ぎた。もっと視野を広く持っておかないとなのかもしれない。


「反省点に話を戻そう。今回は仕切り直しがあったとはいえ、先手を取られたのは精神的に負担があっただろう。もちろん初めての相手から先手を奪うことは難しいだろうが、先手から畳み掛けるパターンや先手が決まらなかった時のフォロー策は考えておいた方がいいだろう。そのための魔札スペルカードの手札設定だ」

「次からはカードの使い方やパターンを考えてから戦いに臨まないとだな」


 訓練だけが魔術の使い方を知る場所じゃない。それ以外の時間も考えておくべきだったのだ。それぞれのカードの使い方や攻撃のコンボを。考えたそれらの策を試す機会が訓練であるべきだった。


「第二に判断ミスだ。武器や物、相手の特性を見抜くことができなかった。捕縛した時のミスが顕著な例だ。とはいえ物の特性を見抜くのは経験則が大きい。加えてなににでも初見殺しがあるから気をつけなくてはならないね」

「確かに見積もりが甘かったと思うよ。チャンスはあった。でも、そのチャンスを逃してばかりだった」

「そう気落ちすることはないさ。センスは悪くなかったよ。君に足りないのは実戦経験だ。今、君が焦る必要はないよ」


 ブルームが気落ちした俺の肩に手をかける。顔の様子がわからないから判断しづらいが、どうやら励ましてくれているようだ。


「愛梨彩からもなにか言ったらどう?」

「あなたの言うことは一理あるわ。彼に足りないのは経験。でも時間は有限なの。相手は待ってくれない」

「これは手厳しい意見だね」


 ブルームがおどけて言ってみせる。


「残念ながらそれが現実なの。そして、現実は非情よ。こうしている間にも相手は活動しているのだから」愛梨彩がおもむろにこちらへとやってくる。「訓練は中止。街に出なければ行けなくなったわ」

「教会の連中か?」

「ええ。ハワードから教会の魔女が動いているって情報をもらったからナイジェルを偵察に出してたのよ。その結果、新戸のビル街で魔女を確認したわ」


 愛梨彩は魔札スペルカードで水晶を取り出した。見ると、中にはビルがひしめく街並みが映っている。新戸の光景だ。この光景を今、ナイジェルが見ているのだろうか。

 そして、見慣れた光景の中に忘れられない人物の姿が——


「アイン? こんな時間からなにをしてるんだ?」

「魔女狩りでしょうね。賢者の石を求めて秋葉にくる魔女はそれなりにいるでしょうし」

「罠という可能性は?」

「私をおびき出す罠にしては変。ビル街は有利な地形ではないもの」


 ブルームの疑問を一蹴する愛梨彩。

 初めて教会で戦闘した時を思い出す。愛梨彩はアインの魔法ウィッチクラフトに苦戦していた。そう考えるとビル街に誘い出すというのありえない。


「ならチャンスってわけか」

「それもあるけど、魔女狩りのターゲットも気になるわ。可能性は低いけど共闘できるかもしれないし」

「ターゲットってもしかして——」


 そこまで言って言葉を飲んだ。

 僕が思い至ったのはフィーラ・オーデンバリだった。愛梨彩の友達だ。もしすでに襲撃されていたら……とは考えたくなかった。


「襲撃するなら私も別働隊として参加しよう。幸い、教会側は私が愛梨彩たちと組んでいるとは知らない。奇襲のチャンスがあるはずだ」

「そうね。でも……」


 愛梨彩が僕を見やる。

 この視線の意味はなんとなくわかる。魔術を学んでから一日も経っていない僕を連れていくことを躊躇っているのだろう。


「いこう。アインはいつか倒さなきゃいけないんだろう? ならチャンスは最大限生かすべきだ」

「でも、あなたはまだ……」

「許可してあげていいんじゃないか? いざという時は私もいる。アインとスレイヴが相手と考えると数的有利はこちら側になる。戦力の出し惜しみよりここは『経験』を取るべきでは?」


 愛梨彩は押し黙って逡巡しているようだった。ここはダメ元で説得してみよう——と前に出てみるもブルームに制止されてしまう。まるで愛梨彩の覚悟を試しているかのように。


「わかりました。出撃を許可します」

「ありがとう、愛梨彩」

「その代わり足を引っ張らないでちょうだい。フォローができるほど楽な相手じゃないのはあなたもわかっているわね?」

「ああ、わかってる。わかってるからこそ君一人に背負わせたくないんだ」


 愛梨彩は腰に手をあて、鼻を鳴らすだけだった。

 でも、今は彼女のつっけんどんな態度が心地いい。魔力をコントロールできるようになり、魔札スペルカードを使えるようになった。だったら僕がやることはただ一つ。


 ——愛梨彩を守ること。


 いつまでも足手まといのままじゃない。今度こそ彼女を見返してやろうじゃないか!


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