特級魔法士ママ一年目 さんの質問
私がおかしいのでしょうか?夫の実家で異世界人が、魔力暴走していました。長文です。
特級魔法士ママ一年目 さんの質問
夫の実家で魔力の暴走を目撃しました。
一昨年結婚し、去年子供を出産しました。去年は子供が生まれたばかりだからと断ったのですが、今年はさすがに断るのも悪いかと思い、長期休暇で夫の実家にいきました。(ちなみに夫の実家は一番近い大規模転送陣までホウキで一時間以上かかります)
かなりの田舎で老人しかおらず、のどかといえばきこえはいいですが、はっきり言って整備があまりされていません。昼食の際にモンスターも時々だけど出現すると聞いて、早くも来たことを後悔したくらいです。
夫の実家にいると義両親に教育のことや、私の職業について、夫に対してなど、色々言われるため外を散歩してくると子供をつれて出掛けたときのことです。
突然、モンスター(中級トロル型)が目の前に現れました。私は【状態異常混乱】になりかけましたが、子供を守らなくてはと思い、咄嗟に防御式を発動しました。
「危ない!」という声が聞こえて、次の瞬間、モンスターが弾けとびました。ピンク色の肉片があたりに飛び散り、真っ赤な血が空から降ってきました。
「大丈夫ですか」と、呆然とする私に男性が話しかけてきました。どうやら彼が攻撃式を発動したようです。高濃度の魔力を探知したため、すぐに警察の方が駆けつけてくれました。
私は危険な男性を捕まえてくれると思い安心したのですが、警察の方は「さすが勇者様ですな」と言い、男性に頭まで下げたのです。男性は満足そうに笑っていました。
私が恐る恐る「魔法違反ですよね?」ときくと警察の方も男性もきょとんとした顔をして、そのあと私を嫌そうに睨み付けてきました。騒ぎを聞き付けた義父がやってきて、「勇者様ありがとうございます」と無理やり私の頭を掴んでお礼をいいます。そのあとも、村人がバラバラと集まってきましたが、誰も男性を咎めず、勇者様と崇めるばかりです。
私はこっそりと、自分の電子妖精を使い魔力濃度を測定しました。なんと、86ガウチョパンツもありました。
その晩、義両親から非常識だとなじられました。男性は数日前に異世界からやってきたらしく、魔法を使って何度もモンスターを倒しているそうです。魔法の天才で学校などに通わず、自己流で使っているらしく、安全値も組み込まれない滅茶苦茶な攻撃式でした。制御できていないのではっきり言って魔力の暴走でしかありません。それなのに、『勇者』などといっている人々をみて寒気がしました。
私が間違っているのでしょうか?
義両親がいうように私がおかしいのでしょうか?
とてもあの男性を『勇者』とは思えません。あそこまで、暴力的な魔法は初めてみました。
みなさんはどう思いますか?




