85話、逆視点テンプレイベント
話数を完全に一個ミスってました。
すみません。
ガラガラ、
「うーん、今日は少し早くて強い馬を連れているから速いな〜これなら魚の鮮度が保てそうだし、しかも今日は最近買った冷却の魔道具があるんだ」
「行商人か...少し長そうだから食料も欲しかったからな〜」
「ん?ヤック何か聞こえたか?」
『もし獣なんかがいたらヤックの能力音波爆弾でやって貰えばいいし、賊なら俺の風ノ咆哮でやれば時間稼ぎにはなるだろう』
『解説乙』
「いぇ、何も...」
『ロルグ先輩の耳がおかしくなっただけじゃないのかな?』
「チッ、護衛が二人か(小声」
『あとヤック結構辛口だな』
「行くよノアール、なるべく馬車に攻撃を当てるなよ!」
「むっ!賊か!〈風ノ咆哮〉!」
風が吹く。
「ルナ!」
「ふっ!我が漆黒の盾に護れぬものなど断じてない!〈痣移動盾〉!」
『うーん、技名言ってる僕かっこいい〜!』
左腕の肘の所から黒色の盾が発生し、発生した少し小さな盾がものすご勢いで大きくなり私たちを全員守れるような大きさの盾になる。
「なっ、ヤック!!」
『爆弾を設置しろぉ!!』
「わかってますよ!!」
『〈音波爆弾〉!奴はの背後に設置!』
「後ろ!」
後ろを向くと、漫画にありそうな黒色の爆弾が30cmぐらいの高さに出現してコトンと地面に落ち、光り始める。
「これは!ノアール!」
『ノアール!〈精神支配〉ノアールにメッセージ 音波の向きを変えてくれ!』
『《音波の向きを変えてくれ!》できるか?〈方向変更〉!180°!』
キィィィィィン!!!
「...やったか?」
『このヤックの能力をまともに受けて死ななかった奴はいない』
「それはフラグだよ?」
「「っ!」」
『『なっ、ヤック(俺)の能力が!』』
「ふふっ!私の勝ち!」
最後に殺して馬車を奪おうとすると...
「負けそうなので助けてあげるよ」
そんな事を言う、黒髪黒目の男...男子高校生が立っていた。
〜次回予告〜
「 86話、チートvsチート集団 」
次回もお楽しみに