83話、奴隷で仲間を増やしつつ逃げよう!
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今回の章は短いと思う。
「ふぅ〜、疲れた〜!」
「うぅ...はっ!奴はどこに行きましたか?ってあれ?もう終わってる!?」
「うん、もう終わってるよノアール」
「くそ〜僕だって1発入れてやりたかったのに〜」
「ならあそこに死体があるから殴ってきなよ」
「はーい!」
「ところでアリス、大丈夫か?」
バシンッ!バシンッ!
「うん、大丈夫」
ゴギッ!バキッ!グチャ!
「なら良かった...ところでノアールはそろそろやめて」
「えー楽しかったのに〜」
「そろそろここに人が来そうだからね」
「はーい、」
『はぁーもう少しだけ遊びたかったなー」
「それじゃあ最後にそこにある死体2つを跡形もなく元々何だったのか分からないぐらいまで粉々にしておいてね」
「わっかりました!」
『さてさて〜ご主人から許可ももらったしー...粉々かーなら...まず殴って!それと同時に!〈衝撃増幅〉』←この技は先程の痴女&無表情男との戦いで使える様になった能力
「そして〈方向支配〉」←これも同じ
『衝撃を外に出さないで』
「するとどうなるでしょうか?」
「はい!」
「はい、ご主人」
「行き場をなくした衝撃エネルギーが人体を破壊する?」
「正解!」
バァーーーン!!
そんな事を無表情男の死体の方もして、そこらに残ってる血痕以外は証拠はないと思う。
そして東地区で待ってるルナとアルトのところに急ぐ。
ちなみにノアールや私に着いた血はアリスが汚れた服から汚れてない服に反転してくれた。
「おーい!ルナ〜!アルト〜!」
「あっ、ヒガンさん!」
「遅かったですねー死んだかと思いましたよ〜」
「そんな訳ないじゃん」
「ですよねー」
「それじゃあ、早速ショッピングと行きますか?」
ここでルナからショッピングのお誘いが来る。
「うーん、それで良いんだけどね...他の街に移ってからにしようか、もしかしたら目撃者がいるかもしれないし」
「確かにそうですね」
そんな話をしながら適当な方向の門に向かっていた。
すると、
「あっ、奴隷商店だ」
「ん?何ですかヒガンさん、見て来たいのですか?」
「あ、うん、なんか知らないけど感で凄い奴がいる気がしてね...それじゃあここら辺で待ってて」
タッタッタッ、
♢♦︎♢♦︎
ガチャッ、
「ようこそお越しいただけました、私はここのオーナーのシェルビット・バーンと申します」
「どうもご丁寧にバーンさん」
「いぇ、いぇ、ところでどのようなのをお求めで?」
『どんなのを買ってくれるのでしょうか...やはり戦闘奴隷でしょうか?冒険者っぽい見た目なので...そういえば5分ほど前になんかすごい奴隷を入荷したそうですな...』
そしてヒガンは少しニヤリと笑いながら...
「先ほど入荷したすごい奴を見せてください」
と、言った。
「なっ、なぜその事を...」
「それ聞きますか?」
「い、いぇ、何でもございません...ではこちらでございます」
そしてでて来たのが紫色の髪の毛をした男の子だった。
「こいつは?」
「実はこいつ、最近やっと捕まった毒殺魔と呼ばれる奴なんですよ、名前ぐらいは知ってますよね?」
「あーうん、知ってるよ」
『しらねぇー』
「でも、強いはずです」
「あ、筈なのね」
「なので、金貨100枚でどうでしょう?」
「........成る程」
『普通に足りねぇ』
「どうします?」
ヒガンは、手を前に突き出し...
「これでダメ?」
『〈記憶消去〉!』
奴隷商人は一瞬ふらついて...
「なっ、これは!」
元奴隷商人が叫ぶ。
「うるさい!」
『〈精神凍結〉!』
バタンッ、
糸の切れた人形のように倒れた。
『成る程...この人も俺と同じような奴か...』
「そういう事、行こっか」
『〈鑑定〉』
「.....わかった」
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【名前を決めてください】
男
LV50 【MAX】
能力:魔力細菌 【MAX】
・魔力毒作成
・細菌射出
・予防薬針
・対抗薬品
スキル
なし
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『よしよし、強そうな能力だ』
〜次回予告〜
「84話、どうするよこれ... 」
お腹すいた。