8話、SA☆TU☆RI☆KU☆の続き
「うわァァァァァァ!!」
「助けてくれー」
「アハハハハハハハハハ!!」
グサ!
「は?お、おい!動けよ!動いてくれよぉ....」
『俺は...なぜ涙が出ないんだ!とても仲が良かった友人だったのに...』
「.....涙も出ないとは醜い友情ね」
「..............」
「ちっ!つまらない」
ブッ!...ゴトン、
「まだ戦い足りない...」
♦︎♢♦︎♢
その頃
「はぁーはぁーはぁー.....長!敵襲です!」
ものすごく必死の形相で言ってくる部下
「知ってる、何人だ?」
「1人です」
「なるほど....面白そうだ」
「あれは戦いとは言いません!」
最近仲間に入った者が言う。
「あれは....一方的な虐殺です!」
♦︎♢♦︎♢
気がつくと周りには人っ子一人居なかった。
「おう、お前が言ってた悪魔か....女じゃねーか」
「あなた強い?」
そう聞くと自信満々に答える
「ああ!強いぜ...」
その言葉と同時に私は走り出していた。
「死ね....」
「その程度この攻撃で殺せるとか思われてるんだったらちょっと悲しいよ!」
『この突っ込みは隙が大きすぎる右に避ける0.3秒後』
そして私は0.3秒後、右に避けた長にナイフを突き刺していた。
「ぐぁ!」
『俺の行動が読まれた!と、言うより俺が移動する方向を分かっていたのか?!』
「...一撃じゃ面白くない....」
「おぅ!分かってんじゃね〜か!」
『ここは...身体強化魔法を使って何も考えず直感で攻撃する!』
は?
「..........」
「ほう...図星か」
『やつは考えを読み取る能力と見た!なら...』
「ちっ!」
まずい!何が策は無いか?
す、《ステータス!》
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ヒガン・スティクス (本名 岸野 赤花
女 (本当は男)
LV 7 UP!
能力:精神介入
・精神読み取り
・精神操作
・精神複製
・一部記憶消去
・精神暴走 NEW!
スキル
・鑑定
・隠蔽
・アイテムボックス
・潜伏
・暗殺
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こ、これなら...
「よそ見をしている暇があるのか?」
『 』
まず!
考えていることが分からない!
こ、こうなったら...頼む、成功してくれ!
「〈精神暴走〉自分に....」
やった!成功したぞぉ!
その時に時が止まって見えた...
簡単にこの状況を説明するのならブチャラ○ィー状態と言えば分かるはず...まぁパンチは受けてないがな!
「ゆっくりに見える...だけど私もゆっくりになっている」
そして前にはゆっくりと剣を振り下ろす長がいた。
その剣を弾くと、
心臓に突き刺す。
相手は簡単に死亡した。
ばっ!
「はぁー、はぁー、結構....辛いな...」
そしてその村(盗賊村)を壊滅させた。
♦︎♢♦︎♢
「うーん食料はどこかな〜って大量だ!なら一度も使ってなかったアイテムボックスを...よし!おっけーなら行きますか!」
「ガルルー♪」
「〈精神操作〉...私を乗せて走れ」
「がる!」
スタ...
「良し、他の街に行きますか、」
「ガルル!」
〜次回予告〜
「 いつの間にか戻って来てました...まぁ良いですか」
明日の12時にて投稿予定です。
ステータスの表記を一部修正、
・一部記憶消去
この能力が表記されていなかった。