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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
無能力の魔法使い
78/165

78話、日常の様な非日常13


さすさす、


アルトの背中をさする。


「落ち着いた?」


「えぇ、さっきは取り乱してすみません...」


「ま、まぁ、あれだけのパンチを真正面から受け止めたらそうなるかな?」


「多分普通ならこうなると思います...」


「そ、そうかなー?」


「うん、そうなると思う...だから、ノアールやり過ぎ」


「はい...」


「うーん、それじゃあちょっとトイレに行って来るよ」


ガチャ、


「あぁ、それなら外にありまs...「知ってるよ」そ!そうですか、なら気をつけてくださいね?」


タッタッタッ、


そのままヒガンは少し色の違う石畳の上に立って...


アイコトバヲドウゾ、


「クソまずい毒入りのカクテルを1つ」


.......


「やはり嫌いなあいつに」


ドウゾ、


ガチャ、


何もないはずの壁に隙間が入り、その壁が一瞬で空洞になる。


コトン、コトン、


テュウ〜ン


ドアが閉まる。



「お、嬢ちゃんまた新しい依頼を受けに来たのかい?」


「え?依頼達成を報告しに...」


「アッチャー、実はな?その依頼用紙はなんか物凄い魔法陣が刻まれているらしく、依頼を達成したらその依頼用紙でここにテレポートして来れるんだぜ!」

『うんうん、俺も昔やったミスなんだよね〜』


「おい!ゴードン、お前もちっせえ時はよくやってただろ?ははは!」

『まぁ、俺様もやっちまった時もあるけどよ』


「う、うるせぇ!それはガキの頃だ!」

『あれ?そういやこいつも...』


「ははっ!今もガキみてぇじゃねぇーか!精神はな?」


「なんだとぉ!?」


そして、そのゴードンの息が顔にかかり、


ムワァーン


『う"、酒くさ!』


「ほらー、嬢ちゃんが嫌がってますぜ兄貴」


「うー、まぁ、ここでその依頼用紙を使ってテレポートすれば依頼報告所にいけるはずだからやってみな」


「分かりました」


私は、今ポケットから依頼用紙を取り出して言う。


「【テレポート】!」





♦︎♢♦︎♢





ヒュンッ


一瞬体が浮く様な感覚を感じつつ景色が一瞬で変わる。


「はーい、ここが依頼報告所、では早速あの情報を貰おうか、」


「分かりました、では、まずはフェルト家の主人の能力は〈過去執着イェスタディ〉なにかを過去に戻す感じの能力でしょうか?」


「なるほど...ではその妻の能力は?」


「それは、〈未来予想テュモロー〉と言い未来が分かる能力らしいです、よくわかりませんが」


「なるほど...ありがとうございます、ではこれが報酬です」


チャリンッ、


「ありがとうございます」


「それでは、暗殺ギルドに戻りますか?、それとも街に戻りますか?」


「うーん、それでは街に戻ります」


「分かりました、それではそこにある青色の魔法陣の上に立ってください」


「はい、」


コトン、コトン、


魔法陣の上に立つ、


「それではこれからもいい暗殺ライフを」


ヒュンッ


私はまた体が浮く様な感覚を覚えた。



スタッ、


「うーん、ここは...ルナの家の前だ、もしかしてあの魔法陣は自分の目的地に合わせて転移場所を変えたりするのかな?すごいなぁ〜」


コトン、コトン、コトン、ガチャ、


「ただいまー」


〜次回予告〜


「 79話、日常の様な非日常14 」


明日の12時に投稿《予定》←ここ大事

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