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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
無能力の魔法使い
73/165

73話、日常の様な非日常8

能力と魔法の違い、


能力は言わないで心の声で発動可能だが、魔法は無理。


能力を使用するときに消費するものはなく、ただ、忍耐力があればいくらでも使える。

が、魔法は先天的な才能と、魔力操作の才能、スキルの才能がかみ合わないと使えない。


そのため、魔法よりも能力の方が強いとされている。


今、ヒガンは門の前にいる門番に冒険者カードを出している。


「えーっと...あぁ、冒険者か...入って良し」


「はーい」


テクテク、


『良し、これでフェルト家の...主人、ラズドミク・フェルトの能力名と、夫人、マホシュ・フェルトの能力名の調査だっけか?これはアルトヌスに聞けば良いか...しかしフェルト家の場所が分からないな...ん?』


フェルト家とか言うから貴族の家が沢山あるロストウェイント北地区に来てみたが、北地区の中心にフェルト家があったのだが...


『フェルト家500m以内には家族、関係者以外立ち入り禁止だと?しかも門番までいるし』


「おい、なんだお前ここに何の用だ?ここはフェルト様のお屋敷だぞ?」


「す、すみません、最近ここにきたばかりで...迷ってしまって...」


「ふっ、良いか、よくその貧相な頭で覚えておけ!」

『こやつ...意外と上玉じゃねぇーか?』


『うわーこれは捕まったらやばい...TS物にあるまじきことになる...』


「ここはロストウェイント、大決闘デュエル大会優勝者を数多く輩出している家だぞ?お前ごときが近づいて良い場所じゃない、よって最初はこれぐらいで許してやる...」

『ふふふふ、さあ、どうやって犯そうかな?"ピーー"(自己規制)して"ピーー"(自己規制)しつつの"ピーー"(自己規制)して"ピーーーーー"(自己規制)してやる』


『はい、アウトー』


「はぁー、はぁー、こっちに来ようか...」

『流石に見られるのはまずいから中に入れて門番部屋で犯そう、そうしよう』


『そんじゃ、門番部屋の中で奴を瞬殺して潜入と行きますか』



門番部屋に入り...


「さーて、お仕置きといきまs...ブベラッ!!」


ボカ、ボカ、


「ぎゃー!」


グサッ


「ぁぁぁ!!痛い〜痛い痛い痛い!!」


「うるせぇ」


ボガッ


「うーん、これは...操って虚偽の情報を流して混乱させるのと、このまま潜入するのとどっちが良いのだろうか?」


悩んだ結果、


「〈精神支配マインド・コントロール〉、」


乗り移って、


家の中に走って行って、


ドアを開けて、


2人、メイドと執事が出てきたところを...


執事の方を剣でクザリ、


「なっ、ぁ、、あぁ、」

「きゃぁぁぁ!!」


『こうすると、悲鳴が上がるからね、』


『そして戻る』


『すると簡単あら不思議』


『パニックの出来上がり♪』





♢♦︎♢♦︎





わーー!きゃー!


くそッ!オラっ!


『ふふふ〜ン〜♪』


ただ今スキップをしながら庭を歩いて、裏口に向かう途中、ついつい心の中で鼻歌を歌ってしまうほど楽しい、今まではここまで楽しくなかったけど...


『あぁー人を殺したいなぁ〜って、そうだ、そうだ、これは調査依頼、主人と夫人の能力を調べるんだったよな〜』


『ん?なんだ?あそこに誰か......いる、の、か?』


そこには、弓の練習場にとある青年が立っている。


『なっ、気づかれたか?』


「何かいる...隠密系の魔物?取り敢えず弓で...」

『人型の心臓を3秒後に矢を話して放つ...予想到達時刻は撃って1秒後!』


『これは、1 ... 2 ... 3 ... 3.5避ける!』


ヒュッン!


「なっ!」

『なっ!避けられた?人間なら只者じゃない、魔物なら知性が高すぎる!一体どっちだ?』


『前者でしたっ、〈光線加速レイ・ブースト〉!』


ビュッン!!


弓青年の目の前に瞬間移動したかの様に現れ、


「〈精神支配マインド・コントロール〉!自分が良いと言うまで動かないで、息は吸っていいよ、」

『ふっ、決まった!』


〜次回予告〜


「 74話、日常の様な非日常9 」


あ(以下略)

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