71話、日常の様な非日常6
遅れてすみません、最近描いている途中に寝落ちるんです。
どうしたら治りますかね?この癖。
『ふふふ、聞こえているんでしょう?』
「ゴクリ...」
『まぁ、良いわ...あなた、暗黒神の加護を受けているわね?』
『....え、えぇ、そうよ』
『その暗黒神様に言われたわ、あなたに着いていけと』
『な、なぜ?』
『そこまでは分からないわ、暗黒神様が考えている事ですもの...』
『ちょっと待て、お前は暗黒神を見たことがa...』
「ん?ヒガン、妹の顔に何か着いていたのか?」
「....っん?、あぁ、別に何も着いてないよ?」
「そうか...で、ノアールと話をしていたのだが、私とできれば妹も、君たちのたびに連れて行ってくれないか?」
「なっ....ノアール、な、何を話していたの?」
『結構この旅スプラッターだよ?どうやって説得した?』
「私も実は、復讐したい奴がいてな...」
「ん?どんな人?」
「いや、それが分からないんだ」
「な、なら探しようがないじゃん!」
「いや...1つだけ特徴を覚えている...」
『確か...左目の上に不思議な...例えるなら爪で引っ掻かれた様な形の黒いあざがあったことは覚えている...』
「特徴って?」
「あぁ、特徴は、左目の上に不思議な、爪で引っ掻かれた感じの痣があるんだ...それだけしか覚えていない」
「でも...なんでその人を追ってるの?」
ノアールが聞く。
「あぁ、それは...どのぐらいだったかな?....まぁ、相当前...」
♦︎♢♦︎♢
「ねぇ、ねぇ、おかーさん!見て見て!」
ルナはお母さんに地面に描いた絵を見せる。
「わぁ!凄い、これは誰の絵かしら?」
「おかーさん!」
「おねえちゃんすごい!」
「えぇ、とっても上手く描けているわね、」
「うん!」
「それじゃあそろそろ家に入りましょうか、長く外にいると風邪をひいてしまいますよ?」
「「はーい!」」
タッタッタッ
ガチャ、
「わーい!あったかーい!」
「あったか〜い!」
「えぇ、そうでしょう?お日様にたっくさん当たっているんだからね?」
「うん!」
「...って、洗濯物かたしといて良かったわ〜雨降ってきた」
「良い時間に帰ってきたね?」
「えぇ、そうね、」
ドォーーン!!!
「「「っ!」」」
「お、おかあさん?!何か起こった!!」
「あわわわわ」
「貴女達はここで待ってなさい!」
ガチャ、
お母さんが扉を開き外を確認する。
すると外には誰かが立っていて...
「こんな感じよ、」
「ん?そこから先は?」
「うーん、そこから先はあまり覚えてないのよね〜」
「そ、それでも良いから話して?」
「いいけど、途切れ途切れだと思うよ?」
お母さんが首を掴まれる。
赤
男
目の上に爪の様な痣
落ちる
目
伸ばす
妹
赤
赤
恐怖
悲鳴
死体
死体
男
背中
「これで、記憶は途切れていて、気づいたら騎士団に保護されていたわ」
「そ、そうなのか...」
「まぁ、こんな話をしたせいか空気が暗くなったけど明るくいきましょ!」
「うん、そうだね...そうだ!ここに泊まっていいかな?」
「別にいいけど狭いしベットないよ?」
「いや、ここで良いよ」
「そう?なら良いけど...」
ガタッ
「ん、私外出てくる」
「ひ、ヒガンさん?夜のスラム街は危険ですよ?気をつけてくださいね?」
「わかった、気をつけて行ってくる」
『さーて、久々に暗殺ギルドにでも行ってきますか』
〜次回予告〜
「 72話、日常の様な非日常7 」
明日の(以下略)