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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
無能力の魔法使い
69/165

69話、日常の様な非日常4

風邪で遅れました。


もう治ったので毎日投稿を再開します。


「ゴバァ!!」


微弱くんはお腹を押さえたまま後ろに数歩下がる。


『い、痛い...しかしなんだ?さっきから...いや、最初から今まで攻撃が全て読まれていた?』


「ふっ!」


ヒガンが微弱くんに向かって走り出す。


『ぐ、しかし、この状況なら相手の足下を地味に浮かせて転ばせる俺の最高の必殺技の1つが使える!』


『しょ、しょぼい!』


『4歩目ほ歩いたら使うぞ!』


『四歩...』


タッ、


タッ、


タッ、


タッ...


『今だ!石よ!上に上がれ!』


『ここで上に上がる石に乗ってジャンプする!』


ヒガンの左足の下の中くらいの石が上に浮かび上がる。


そしてヒガンはその石を踏み台にしてジャンプする、大体5mほど飛ぶ。


「なっ、読まれた?!」

『なっ、読まれた?!』


『〈精神支配マインド・コントロール〉、目を瞑って!』


「っな....」

『前が...』


微弱くんが目を瞑って、ヒガンが微弱くんの頭の近くに来る。


「いーよっと!」


「ガッ!」


ヒガンの渾身のグーが微弱くんの頭に当たって微弱くんは気絶した。



「勝負決まった〜!!」


ワー!ワー!



テクテクテク、


「......?」


「あ、あの〜」

『僕もあんな感じに強くなりたいので弟子にしてください、僕もあんな感じに強くなりたいので弟子にしてください、良し、練習終わり!』


「ん?君は...確か街に入るときに案内してくれたアルトヌス...だね?どうしたの?」

『まぁ、言わなくても分かるけどね...』


「ぼ、ぼくm「やあ、弟、久しぶりだね?」....っ!」


『弟?あっ、さっき戦ったシャボン玉男か...』


『な、なんでこいつがこんな所に!』


『さっきまで勝負していたからね』


「ふふ〜、なんでって顔してるね」


「.......チッ」


ドン!!


「ボギャ!」


「っ!?」

『なっ!』


舌打ちをしたアルトヌスがいきなりシャボン玉男に顔面を殴られていた。


「ん!なんか今聞こえたなぁ!」


バンッ!!


「ゴバァ!」


お腹を殴る。


「そ、そこまでしなくても...」


「あぁ、伝え忘れていましたね、こいつは能力が無いんですよ」


「は、はぁ...」

『の、能力が無いだけでこの扱い...能力至上主義だなぁ...』


「うぐ、」

『い、いつか見返して...』


「あ、そうだ一回2人で戦ってみたらどうでしょう?」


「はい?」

『はい?』


『え?』


「あ、あまり納得してないみたいですし...一度でいいから戦ってみたらどのぐらいの戦力差があるかわかって諦めるのでは無いでしょうか?」


「あぁ、成る程、要するにこの弟と決闘デュエルをして圧勝すれば完全に屈服するということか...いいアイディアですね」

『屈服すればめんどくさく無いし、何しろストレス発散になる...それにあいつが勝てるわけないからまた一位の座に登れる可能性が出て来る...』


『良し、これで勝てば見返せるかな?いや、もっと対応が悪くなるかな?』


『なっ、何を言っているんだこの人は、勝てるわけないじゃないか...』


「今の君には魔法がある、それをうまく使え(小声」


「は、はぁ...」


「では!アルトヌス・フェルト対オムニス・フェルトの決闘デュエルが始まります!」


ワー!ワー!


『本当、この審判と周りのギャラリーはどっから来るんだよ...』


〜次回予告〜


「 70話、日常の様な非日常5 」


明日の12時に投稿ここだいじ予定・・ここだいじ

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