表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
無能力の魔法使い
62/165

62話、フェルト家の人々


「はぁ、それにしても宿屋がないな...」


「えぇ、そうですね」


そのまま歩いていると、広場に人が集まっていた。


「ん?何かやっているみたいですよ?言ってみましょうよご主人、」


「そうだね...」


ガヤガヤ、


「右手、1位挑戦者!女子、ルナ・ダークネス!」


「頑張れ!」「負けるな!」「俺の財布のためにも」


「左手、1位保持者!男子、オムソン・フェルト!」


「今回も勝って〜!」「頑張れ!」


「おじさん、これ何してるの?」


「ん?もしかして嬢ちゃん、旅人かい?」


「えぇ、まぁ、ここに来たのは初めてですが...」


「あぁそれなら仕方がないな、これは決闘デュエルと言ってロストウェイント内で、強さを競い合うんだ!それで今はここ、東地区1位の人に挑戦して、今その戦いが始まるんだ」


「なるほど...だからこんな盛り上がりなのか」


「見てみるかい?凄いよ、俺みたいな商人とは別次元だよ?」


「うん、見てみようか」

『この街の戦闘力がどのぐらいか調べるためにもね』


「では!決闘デュエルを開始します!5.....4.....3....2....1....0!!はじめぇ!!」


「「能力発動!!」」


「〈電気泡玉エレキ・シャボン〉!」 「〈混沌武具カオス・ウェポン〉ハルバード!」


男の子からは電気が走っている小さなシャボン玉が30個ほど出てくる。



女の子は真っ黒いハルバードを持っていた。


『名前的にはまぁ、あってるんだが...普通逆じゃないか?〈鑑定〉』


__________________________________


ルナ・ダークネス



LV 25 【MAX】


能力:漆黒ノ痣ダーク・マーク 【MAX】


痣移動盾マーク・アイギス

混沌武具カオス・ウェポン

黒ノ神槍ダーク・グングニル

堕タ聖剣ダークネス・エクスカリバー

瘴気濃度上昇ダーク・シン・ポイズン

《奥義》

堕天使化ダークネス・エンジェル

終ノ世界ジ・エンド・オブ・ワールド



スキル


・厨二病《2》

・身体強化

・闇属性魔法


_________________________________________


『ちゅ、厨二病...《2》...しかも能力超強くね?ちなみに男の子の方は?〈鑑定〉』


________________________________________


オムソン・フェルト



LV 30


能力:虹色泡玉レインボー・シャボン 【MAX】


電気泡玉エレキ・シャボン

火炎泡玉ファイアー・シャボン

竜巻泡玉ウィンド・シャボン

爆破泡玉シャボン・エクスプロージョン

重力泡玉グラビティー・シャボン

《奥義》

適当泡玉ランダム・シャボン


スキル


なし


________________________________________


『ん?適当泡玉ランダム・シャボンを詳しく〈鑑定〉』


___________________________



奥義以外の泡玉をランダムに35発連射する。


_______________________________


『短い!けど分かりやすいな...』


厨二病が、電気泡玉エレキ・シャボンを能力で作ったハルバードで切る。


バチッ!!


「っ!?」


「ふっ、このシャボン玉を切っても発動するんだよ?覚えておいてね?」


「チッ、メンドクサ...【シャドーバインド】」


相手の男の子の影が動き、男の子の足に絡みつく。


「なっ、く、クソ!」


「いま!〈堕タ聖剣ダークネス・エクスカリバー〉!!」


厨二病の手元にまるで引き込まれてしまいそうな色をした剣があった。


「うぉぉぉ!!」


「チッ、温存したかったが...《奥義》、〈適当泡玉ランダム・シャボン〉!」


ポポポポッ!!


赤、黄、緑、青、色々な色をしたシャボン玉が厨二病の行き先に弾幕を作る。


「これで突っ込ませていただきますね〈痣移動盾ダーク・アイギス〉!」


厨二病の正面に黒く、大きな盾が出来る。


そして、その盾を使って突っ込む.....







.....事は出来なかった。


適当泡玉ランダム・シャボンで撃たれたシャボン玉の中に、重力泡玉グラビティー・シャボン...触れたものの重さを4倍にすると言う結構強いシャボン玉が紛れ込んでいたのだ。


厨二病が出している痣移動盾ダーク・アイギスは地面に突き刺さり、3分の1ほど埋まる。


もちろんそうなると、痣移動盾ダーク・アイギスを解除せざる負えない。


「ふっ、予想通り!!〈爆破泡玉シャボン・エクスプロージョン〉!!」


本物のシャボン玉のようなスピードで厨二病に向かう。


その時、


「ふぅ〜、」


爆破泡玉シャボン・エクスプロージョンに息を吹きかけ、厨二病の顔面の30cmほど前に行ったところで...



爆発した。


〜次回予告〜


「 63話、厨二病乙 」


明日の十二時に投稿してるはず、


次回も楽しみに〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ