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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
ヤンデレ貴族の恋心
56/165

56話、アリスとノアール+α12


「く、くそ!」

『どういう事だ!さっきとはまるで別人ぐらいに雰囲気が変わった?!』


『口調が普通になるほど驚いているのか』


「不味いです....やばいです...勝ち目が...」

『いくらあと6回ほど生き返れるが....せめて、残機が最大だったら少しは勝てる気がするのだが...』


『えぇい!早速出し惜しみなしの必殺技!〈固定砲台レイ・セントリー〉、〈極太光線ビッグ・レイ〉!!』


ヒガンの周りからボウリングの球ぐらいの大きさの、赤く光る玉が二つ出てくる、そしてその光はヒガンが指定した場所に着くと、


ヒガンが能力、極太光線ビッグ・レイを放つと同時に赤色の光からも極太光線ビッグ・レイの様な光線がゲメルレに向かって出る。


通常光線の太さは大体直径10cmなのだが、極太光線は大体直径30cmはあるような極太な光線なのである、通常光線では石に当てても少し溶けるほどだったのだが極太光線は直径30cmの周り15cmを削り取りながら撃たれる、つまり、地形破壊がハンパないという事である。


よって、貴族の家の二階の一部に大穴が三つできる。



因みにこの館は3階建てである。



パラパラ...瓦礫が落ちる...。


そこにはゲメルレの姿はなかった。


「倒したのでしょうか?」


「えぇ、これは流石に...ねぇ?」


「チリとなった?」


ガラガラ...


「ゴホゴホ、流石にここまでしてやられたのは初めてです...ゴホゴホ」


そのゲメルレの姿は、



アリス「な、敵ですが少し親切心が芽生えてきたのでここに落ちている服を取ってあげます」


ヒガン「........っ!」


ノアール「.......///(目逸らし」



服の面影は無く、全裸だった。


「っ!!!」


どうやら自分の姿に気づいた様子


「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


ゲメルレはその場を速攻で去っていった。



「あんな性格であんな喋り方の人も一様、乙女ですねぇ〜」




♦︎♢♦︎




「「っ!」」


「メーデ様、下の階から物音がありました」


「そのぐらい分かるわ」


「私はその確認に行ってまいります」


コツン、コツン、


メイドが部屋を去っていったあとメーデは悩んでいた。


「この襲撃の犯人は確実と言っていいほどアリスよね、でも...主人がそんなことを許可するかしら?確実にデメリットしかないわ....だとすると、この私に恨みを持った者?....いや、この街の奴隷商会は私の家が支配しているわ、なら恨みを持ったものに売らないはず...うーん、悩むわねぇ」



その頃、様子を見に言ったメイドは、



「あれ?ものすごい音が聞こえてきたので何かが倒れたのかと思いましたが "何も壊れてないですし家具の配置も変わってないですわねぇ" でも、変わったとこと言えば昨日掃除したばかりだというのにほこりがたまっているというとこぐらいでしょうかね」


「あ、あぶぇ〜、(小声」


「えぇ、アリスがこの、ダンボール?を持ってきてくれなかったらバレてました(小声」


「ふふ〜これくらいどうってことないわ、(小声」


「そういえばアリスはどうやってここにダンボール?を持ってきたのです?(小声」


「このダンボール、ものすごく小さくなるからポケットに入れてきたよ(小声」


知っての通り、いま、ノアールとアリスとヒガンは、ダンボールに入ってステルス中です。



〜次回予告〜


「 57話、アリスとノアール+α13 」


明日のお昼に投稿出来ると思いま〜す。


PV数10000突破!

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