55話、アリスとノアール+α11
「なっ、は?」
《驚いているみたいじゃない》
頭の中に直接語りかけてきている...
「こ、これはどういう事?」
《うーん、簡単に言えば今死なれるのは困るんだよねぇ〜》
「え?、死んだの?私」
《え?死んでるわけないじゃん何言ってんのこいつ》
『ウゼェ』
《えー、そうかなぁー》
「心を読んだ?」
《そう!》
「それは私の専売特許、」
《ははっ、....まぁ、このままじゃなかなか話が進まないから要件を言うと、貴女はあと0.0000001秒で死んでしまうの》
「それはまた唐突な.....いや、確かにそうかもしれませんね、それでどうしろと?」
《加護っぽいのをあげるから頑張って生きてね、あと能力の【固定】と【使えません】を解除しておいてあげたよ》
「は?ちょ、えぇ〜!」
《それにここから元の場所に戻る時に元の体の位置を変えることができるのよ、だからゲメルレ....だっけ?そんな奴の背後を取っているわ》
「あ、ありがとうございます?」
《なぜに疑問系...まぁ、ガンバ〜、》
そして気がつくとゲメルレの背後を取っていた。
「い、いつの間に!」
『〈鑑定〉、』
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ヒガン・スティクス 【本名、ローズ・エルュウ】
女、
LV 50
第1能力:精神介入
・精神支配
・精神読み取り
・記憶消去
・精神暴走
《奥義》
・身体強奪
第2能力:赤色光線
・通常光線
・複数光線
・極太光線
・光線飛行
・固定砲台
《奥義》
・極太複数光線
スキル
・鑑定
・アイテムボックス
・隠蔽
・潜伏
・暗殺
・身体強化《2》
加護
・暗黒神 アルテルトホルフ
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『うーん、これは加護のせいなのかな?』
「ど、どうやってそこに、後ろに回り込んだ!」
『物凄く、』
「どうやったんだ!」
「うるさい、黙れ、」
「っ!」
ゲメルレが怯える。
『物凄く、』
『物凄く、人を殺したくなってくる...』
〜次回予告〜
「 56話、アリスとノアール+α12 」
明日のお昼に投稿出来ますかね?