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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
ヤンデレ貴族の恋心
54/165

54話、アリスとノアール+α10


バァァァーン!!!


ノアールが地面に叩き落とされ、地面にヒビが入る。


「ぐ、」

『当たらないはずなのに....』


ブジャ〜


「「っ!」」


見ると、ノアールの肩に大きな切り込みが入り燃えている。


「こ、これは....治さないと!」


アリスが叫び、ノアールに近づき能力を使おうとすると。


「いやいや、させると思ってたの?」


「っ!」

『〈矛盾発生パラドックス〉!!当たる攻撃は当たらない!』


ゲメルレの攻撃が不自然に軌道を変える。


「なっ」

『ま、またこの技か...正直厄介すぎる!』


そしてその隙に、


『〈矛盾発生パラドックス〉!怪我してるは、していない!』


一瞬で傷が治る。


「チッ!」

『や、やられた!!』


ゲメルレが剣を振ってアリスに当てようとしたが


「〈通常光線レッド・レイ〉!」


ピューン、



「ぐぁ、」


ゲメルレの心臓に当たり、後ろに倒れる。


勿論能力のおかげで生き返るはずなのだが...


「ん?生き返らない?」


「これで残機を使い果たしたのでは?」


「そうだよ!行こ!」


「ん〜、」


『ふふっ、背を向けた時に一刺しです...ふふっ』


『っ!』


「ん?どうしたの?ご主人」


「い、いや、なんでもない」

『これは...襲ってきたと同時に精神暴走クロック・オーバーを使えば...』


コトン、コトン、とアリスがゲメルレに背を向けて歩き始める。


そしてノアールも付いて行こうとした時、


「今だぁ!」


「っ!〈精神暴走クロック・オーバー〉!!」


デュューン、


世界が遅くなる。


『1...』


ヒガンはゲメルレに近づく、


『2...』


残り5m、


『3...』


残り4m


『4...』


ここでゲメルレが疑問に持ちながら剣を振ってくる。


『なぜ分かった?奴の能力はビームのはず、』


そしてその剣を避ける、


『5...』


避けてできた隙にビームを撃ち込む。


『〈通常光線レッド・レイ〉!』


そのビームにゲメルレは当たるもなかったかのように立っている。


『?』


『今、、日、、あ、、と、、一、、回、、し、、か、、で、、き、、ま、、せ、、ん、、ね、、』


『6...7...』


また剣を振ってくる。


『8...そろそろ終わる...』


「こ、、こ、、で、、つ、、か、、っ、、て、、や、、り、、ま、、す、、【ファイアー・ウェーブ】!!」


『ま、魔法!!』


火の波がヒガンを襲い、ヒガンの体が燃え始める。


「あ、、つ、、い、、!、、あ、、つ、、い、、!」


この時、残り時間1秒


燃えているヒガン、


剣を振り下ろそうとして構えているゲメルレ、



ヒガンの意識は朦朧として、


ゲメルレの意識は昂ぶっていた。



『あ、つ、い....やばい...』


『これで!決めてやりますぅ!!!』



ヒガンはまだ諦めていない、



精神暴走クロック・オーバーの残り時間0.52秒...



0.43...





0.31....


0.2...




0.04....




0.001....





0.000.....


その時、



時が止まった。



〜次回予告〜


「 55話、アリスとノアール+α11 」


明日のお昼に投稿出来るかなぁ〜?


心配だなぁ〜


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