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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
ヒガン・スティクス
5/165

5話、はじめてのぼうけんしゃぎるど

〜もしポイント評価をしたい場合は最新話の一番下を見てみましょう、評価する項目があります〜


冒険者ギルドの扉を開け__ようとした。











閉めた。


「ふー落ち着け餅つけ〈精神操作マインド・リモート〉.....ふぅー」


今度こそ...



ガチャ!



ワイワイガヤガヤ


「ん?嬢ちゃん何だ?依頼でも出しにきたのか?」


「ん?あ、い、いえ冒険者登録を...」


良し、最初の印象はこんな感じでオーケー


「おいおい、嬢ちゃん冒険者になりたいのか?なら俺を倒してみせろ」


「ん?え?」


「いやいや、俺は嬢ちゃんの心配をしてるんだぜ?まともに戦えないようじゃすぐに死んじまうしよ」


「あ、 はい」


たまにあるテンプレ的なやつかと思ったら意外に良い人だった。


「まぁ俺には勝てないだろうがな!なんせCランク冒険者だしな!」


心を読んでみると、やはりランク制で一番下がE、そこからD、C、B、A、S、と、増えていくらしい。


なのでCランクは、意外にすごい人だったりする。


「なるほどそれは勝てませんね」


なるべく常識人ぶって...


「だろ?まぁやってみようか」



♦︎♢♦︎♢




「ではまずお嬢ちゃんに先手を譲るぜ!」


「分かりました」


「3...2...1....0!」


まず私は相手に突っ込む


『まずここは右ストレートを...』


そして心を読む!


ブン!


「予想どおり...」


「な、避けられた?!」


そして相手と距離をとって様子を伺う...


また心を読む


『うーむ...よし!ここはジャンプで一気に距離を縮めてパンチだな3秒後ぐらいに作戦決行!』


「なるほど3秒後ですか.....3....2....1....今!」


そして私は3秒だったと同時に横にジャンプをして、その後のパンチをかわして...


『な、これも避けられるか?!なら得意技の身体強化だ!2秒後に作戦決行!』


「な、マジで?」


まずいぞ、身体強化ならどう来る?


「ふぉぉぉぉぉい!!」


「掛け声かっこ悪!」


ゴゴゴゴゴゴゴ!


相手がものすごいオーラを纏い始めた。


「あれが身体強化....」


『突っ込んでパンチ!0.5秒後!』


え?0.5秒後?早くね?


「ぐっ!」


「か、掠っただけだと?」


『この相手がバランスを崩しているその隙にキック!0.3秒後!』


あ、これ間に合わない。


『しかし寸止め』


え?


「はぁーはぁーお嬢ちゃん...なかなかやるな...」


「えぇまぁこ、の、、て、、、は!」


やばい、あれはマジでやばい


「ん?どうしたんだ?嬢ちゃん?」


「..........」ガタガタガタガタガタガタ


「たけし?」


「な、何でそのネタを!って後ろ後ろ!」


「ん?後ろが、、ど、、、、」


後ろには、


「何やっているんですか?ロイズさん」


般若が立っていた。




♦︎♢♦︎♦︎




「本当、ごめんね」


「い、いや私は...」


今私は冒険者登録をしています。


「じゃあ血を垂らして」


「はい」


渡された針を指に刺して、垂れた血を果物の糖度測定機のような所に入れると血が吸い込まれて光り始める。


そして、


「はい、これで完成よ」

『この子能力持ち?!マジで?どんなのかはわかんないけど多分戦闘系ね』


「あ、ありがとうございます」

『なるほどそこまでは分かんないのか、なら良かった』


「まぁそれは良いとして」


『良いんだ...』


「ど、う、し、て、貴方は登録しに来た人たちに毎回毎回勝負を挑むんですか!」


「だってさ〜ちょっとでも戦えないとすぐ死んじゃうじゃん?」


「ま、まぁそうなんですけども」


「ならいいじゃん」


「正論だけどね、でも教えてあげることもできるんじゃないの?じかに戦うんじゃなくて」


「でもそんな事よりあの嬢ちゃんに説明しなくても良いんか?」


「あ、」


「あはは...」


「オッホン!今から冒険者ギルドの使い方を説明するわね?いい?えーっと...」


「ヒガン、ヒガン・スティクスです」


「じゃあヒガン!改めて冒険者ギルドの使い方を説明するわね!」


主人公の名前の由来は、


岸野 赤花


彼岸花ヒガンバナが由来。



ヒガン・スティクス


ヒガンはまんま彼岸花が由来で

スティクスは確か英語で三途の川だったはずです。



次回、【 6話、冒険者ギルドの使い方&盗賊戦 】


明日の12時にて投稿です。

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