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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
ヤンデレ貴族の恋心
40/165

40話、ノーデルロユト国の貴族

うーん、やはり短いですね。


あの後同じベッドで寝たが、特にラブコメなイベントは起こらずに次の日をむかえた。


「ふわぁ〜...」


ノアールが先に起きると...


「フニャァ〜....zzz...」


ほぼ全裸のヒガンが横で寝ていた。


どうやら最初に言った言葉はフラグだったらしい。


「!!!?」

『ふぁぁぁ!!何やってんですか、ご主人!!!』


岸野は、知らないホテルなどに泊まると寝ている間たまに服を脱ぐ癖があった。


コンコン、


「!?!?」


「もうそろそろ朝ご飯ですよ〜」


「あ、えーっと...分かりましたぁ」


「聞こえません!入って良いですね?入りますよ?」


『ま、不味い、この状況を見られたら絶対に誤解される!そ、そうだ!能力で力が作用する方向を真逆にすれば開かない!』


すぐにノアールが能力を使う、が、


ガチャ、


『なぜあけられたぁ?!』


『あれ?今間違えて引っ張ったはず...........こ、これは、、』


『まずい、これは誤解を解くために...』


「お、お楽しみの所大変失礼しましたぁ!!」


ダッダッダッ!!


「あ、あぁ...終わった」


「うーん、何が終わったの〜?って!何ノアール裸になってんの?!って、私も......もしかして?」


「いや、それは無いですよご主人、」

『あぁ...この状況を宿屋の店主に見られたんだよなぁ』


「え?」


「ん?」


「マジで言ってんの?いや、思ってんの?」


「............」


「............」




♦︎♢♦︎♢




そんな事があったが、なんとか気合いで弁解をした。

しかしどう見てもあの目は生暖かった。


「あぁ、なんでこんな事に...」


「まぁ、ノアール、良い事あると思うよ?」


「強そうな仲間が見つかったりとかですか?」


「うん、まぁ、そ...う......ん?」


そこには奴隷商店に今にも連れていかれそうな女子を見つけた。


「は、、な、、、が、、い、、だ、、!、、、た、、、、て、、、、、わ、、、、、、き、、、、、わ、、、いいのよ!!」

『離せ!浮気をしたあいつが悪いんだ!ウォルトは私だけを見て、私だけと話して、私だけの意見だけ聞いて、私だけを好きになればいいのよ!!』


うわぁ、ヤンデレ、


しかし話が気になり少し近く。


「はっ!私だけ?はははっ!ウォルトは奴隷じゃ無い」


「............」


「それに、お前は国家転覆罪が掛けられている、もはや弁解は不可能だ」


『国家転覆罪?なんだそりゃ?』


「そ、そんな、」


「取り敢えず、売るぞ、そして1ヶ月間買い手がいなかったら鉱山行きとなる」


鉱山行きとはよくある強制労働の場所で死ぬまで永遠と鉱石を掘り続ける


「そ、そんな、あいつ、あいつが全部悪いのよ!」


「だまれ!!」


と、会話をしながら奴隷商店に入って行った。


「ねぇ、ノアール?」


「なんですか?」


「貴族ってみんなヤンデレなの?」


「知りません」


「......良し!」


「どうしました?」


「あいつを買うか、」


「なるほど、確かに仲間に引き込めそうです」


〜次回予告〜


「 41話、ご注文はヤンデレですか? 」


明日の12時に投稿予定です。

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