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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
ヤンデレ貴族の恋心
39/165

39話、入国!

〜もしポイント評価をしたい場合は最新話の一番下を見てみましょう、評価する項目があります〜


エルフの里を壊滅させた後そそくさと逃げて別の国のノーデルロユトの城門前に来た。


「ご主人、この国で何をするのです?」


「んー、なかまをあつめる!」


『やはりご主人が子供っぽく...どうしたらいいのでしょうか』


「....子供っぽくて悪かったな」


「っ!」


そのような会話をしながら列に並んでいると...


「おいおいそこの餓鬼ども!」


「ん?」


「どうしました?」


「城門に入るためには銀貨3枚かかるぜ、持ってんのか?」


「ご主人になんt「大丈夫、持ってる」


銀貨を6枚出して男に見せる。


「そ、そうか、なら安心だな」

『もし持ってなかったら6枚ぐらいなら安いからあげようと思ってたが...余計なお世話だったようだな』


『良い人だぁ!なんだこの世界、ゴロツキっぽい人が全員いい人なんだけど!』


そんなこんなあり、無事城門に...


「身分証を、」


「はーい!」


冒険者カードを出す。


どうやら身体が変わっても元の冒険者カードは使えるらしい。


「そっちの彼氏は?」


「なっ、ち、違うし、彼氏じゃねぇーし」


ノアールが冒険者ギルドカードを差し出して言う。


「ん?苗子がない?孤児かい?」


「え?あ、はい、そんな感じです」


「そうか...よし!終わったよ、ようこそノーデルロユトへ!」




♢♦︎♢♦︎




「さてさて、無事入れたわけだし宿屋でも探すか...」


「そうですね...」

『やっぱり彼氏に見られるのかな?』


「見られるんじゃないかな?」


「そうですか...」


今の二人は手を繋いで見つめ合い、話している。


カップルなどに見られても当然である。


「あ、ご主人!あの宿なんかどうでしょう?」


ノアールが指をさした先には〔麦の宿〕と、書かれた看板が掛かった宿屋がある。


「それで良いか」


そしてそのまま宿屋に入ると、


「いらっしゃいませ!」


茶髪、黒目の女の人が出迎えてくれる。


「何泊です?」


「うーん、一週間でお願いします」


すると、宿屋の店主?は考えるそぶりをして言う。


「お、お金あります?」


「あるよー!」


「え、えーっとじゃあ銀貨15枚です」


「はーい!」


ジャラジャラ、


そして払うと


「208号室です」


と、言われたのでその部屋に向かった。


しかしその時、



「あ、あの...」


「なんでしょう?」


「ここの宿は防音がちゃんとされておりますので...」


「なっ!」


「だ、大丈夫です!声は漏れません!」



と、言う会話があったことはヒガンは知らない。


〜次回予告〜


「40話、ノーデルロユト国の貴族 」


明日の12時に投稿予定〜



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