33話、戦闘!エルフの里3
なかなか保存ができずに苦戦しまくった作者です。
もしかしたらこの章のボスよりも、この話を保存する方に苦戦したかもしれない。
「さてさて、ノアール?魔力察知結界をどうやって抜けるんだい?」
「え?あ、僕の魔力を流すだけで良いと思いますよ、あの結界はエルフ特有の魔力構成を読み取る結界ですから...」
「なるほど、確かダークエルフは元々普通のエルフだったしね」
ノアールが魔力察知結界に触れて魔力を流す。
すると、
プワァ〜〜
ちょうど入れるぐらいの穴が魔力察知結界に開く
「おー、」
「エルフですので、」
「ダークだけどね」
そんなこんなでエルフの里に入る。
『ぬ、何故人間が入れている?まさかエルフの奴隷に魔力を流させたのか?なら...許せんな...』
「..........!」ビクッ!
『なっ、どこだ?!』
「ん?どうしました?ご主人、」
「なんか嫌な予感が...」
そしてその予感は見事に的中する。
パッ!
「「 !!! 」」
矢が飛んでくる。
「〈方向転換〉!90°回転!!」
カクッ、
矢の起動は直角に曲がり明日の方向へ飛んで行く。
『なっ、あれが人間の能力か?』
『残念違いますよ〜、さて、相手の能力は?〈鑑定〉』
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フツゾ・ネニル
男
LV 50 【MAX】
能力:無し
スキル
・弓術
・魔力操作
・体術
・身体強化
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『ん、能力が無いが身体強化がある、嫌な思い出が蘇る...』
パッ、パッ、
矢がまた飛んでくる。
そしてノアールが、
「〈方向転換〉!180°回転」
相手の矢を反射して相手に打ち返す。
「ぐッ、、」
『痛!痛!』
『呆気ない...』
「あはは...」
すると青年の声で、
「おい!」
と、声をかけられた。
「何でしょう?」
「死んでもらおう!」
『いきなりだな〈鑑定〉』
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クエロス・エルリッヒ
LV 60 【MAX】
能力:無為徒食 【MAX】
・速度徒食
・攻撃徒食
・空間徒食
・重力徒食
スキル
・体術
・弓術
・風属性精霊魔法
・魔法式近接格闘術
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『何だめんどくさそうなのが来た...』
「はぁー、」
『良し、あと10秒すれば攻撃徒食が発動する!』
『ふーん、あと10秒ねぇ〜』
クエロスに向けてジャンプをする。
『ぐ、避け続けていれば!』
「おりゃ!」
ナイフを右手で相手の首筋に刺そうとする。
もちろんこの程度の攻撃で死んでしまうクエロスでは無い。
『しゃがんで避けるぜ!』
『しゃがむ...』
そして、振っているナイフをまるで斜めの" 8 "を描くように回し、振り下ろす。
『足払いをかけてやる!』
『足払い...ジャンプすればッ!』
ジャンプをしてかわす。
『なっ、』
「勝った、」
相手の肩に刺さる。
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!痛い!痛い!」
肩に刺した状態からすぐにナイフを抜き取り、首筋に刺す。
「よし、オッケー、」
〜次回予告〜
「34話、戦闘!エルフの里4 」
明日投稿頑張る