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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
✝️逆襲のダークエルフ✝️
31/165

31話、戦闘!エルフの里1


あの後、走って宿屋に戻りノアールを呼んで幻影結界の前に戻って来た。


「うーむ...幻影結界ですか...」


「あぁ、幻影結界の精神汚染は、簡単に防げるから心配しなくていいよ」


「あ、それなら、僕の魔力で通れる筈ですよ?もともとここに住んでいたので」


「なら、頼もうかな、」


「えぇ!分かりしt...ん?」


ダッダダッダッ!!


「なんだ?」


「............」

『この癖がある走り方...もしや....ソホロ?』


『ソホロ?』


そして目の前にソホロと、ノアールが呼んでいたものが現れる。


「はぁー、はぁー、ざっとこんなもんよ....って、さっきの仲間か!」


「はい?」


「とぼけても無駄だ!」


彼女が何かをつかむ動きをする。


が、そこには何も無い、


「何をするんだ?」


「チッ!時間切れか」

『万物接触は、万能だか制限時間が短いのが短所か、だが!レベルが上がってクールタイムが30秒になったばっかりだ!』


『万物接触?それが奴の能力か?〈鑑定〉』


__________________________________________


ソホロ・エルミス



LV 58


能力:万物接触タッチ 【MAX】


万物接触タッチ


スキル


・近距離式魔法戦闘術

・投擲

・風属性精霊魔法


__________________________________________


『LV 58?!い、いや、ファンタジーだとエルフの寿命は人間よりもはるかに長い筈...なら納得か?それに万物接触と言う能力も気になる』


「〈万物接触タッチ〉!」


「ハッ!マズイ、来るか?」


『まずは...手始めに空気を投げてみよう』


『空気を投げる?』


すると彼女はまたもや虚無を掴み投げる。


『よし!これで顔に当たって一発です!』


『何が...何かマズイ!』


顔の位置をずらす。


すると、


ビュゥーン!!


顔のすぐ横を何かが通るのを感じた。


『.....ゴクリ、』


唾を飲み込む。


『避けられましたか...その様なスキルなら良いですが能力なら...分が悪いですね』


『...空気を飛ばした、いや、投げたと言うことで良いのか?なら、空気を投げる能力?...いや、名前からして普通は触れないものに触れる能力というわけか...』


ザッ!


エルフが足に力を入れてこちらに走り出して来る。


「なっ、」


「これで死んでしまえ!」


ポケットから出したのか、毒々しい木の実を投げてくる。


『あれは、なんだ?!か、〈鑑定〉!』


__________________________________________


スポット・ポイズン・エル・アシッド


この木の実の中にはとてつもない毒が入っていて、触れるだけで毒が漏れ、死に至る。

名前の通り、毒に触れると紫色の斑らスポットが身体中にできて、その部分から腐敗アシッドしていく。


(森の毒のある木の実について 5P 著 リア・スミル)


__________________________________________


『なっ、この鑑定のいうことがあっているのなら、触るだけで毒が出で死ぬ筈、なのに何故、、考えるのは後だ!』


さっ、


木の実を避ける、すると着弾地点にいたリスらしき動物にあたる。


「っ!」


そのリス(仮)は、一瞬で身体中に紫色の斑点が出来て溶けて無くなってしまった。


『て事はあの木の実は本物って事か...って事は万物接触の能力は普段触れないものに触ることができ、" 触ると自分に傷が付くものに触っても傷が付かない "能力なのか?』


この時、この考えを彼女が聞こえていたらこう答えたであろう、


「ご明察!」


〜次回予告〜


「 32話、戦闘!エルフの里2」


明日の12時投稿、

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