21話、ここをキャンプ地とする!(今回、キャンプ地の" キャ "の字ぐらいしかない)
ストックが完全に切れてほぼ徹夜ですが僕は元気です。(濃いクマをつけながら)
怒られた後、馬車に乗りまた出発しようとすると魔物が活発になるので早めに野宿の準備をしたいと言っていたので早めに野宿の準備をし始めた。
「まずはテントを立てる、次に焚き火を作る、それで見回りの順番を決める、これが野宿の鉄則だ、」
「なるほど..あ、テントはこんな感じでいいですか?」
「ん?あぁ、良いよ、」
『初めてにしては上出来だな』
「他の皆さんは?」
「あ、もう立て終わってますよ!」
「早いですね〜」
褒めてみる。
「い、いや〜それ程でもないよ〜だって私の師匠は3秒だよ?」
「さ、3秒?!そんなに早く立てて意味あるのか?」
「師匠は、「早く寝れるならそれでよし!」って言ってた」
「..........」
『凄いのか凄くないのかわからない人だな...』
まぁそんなこんな色々あって、
「あ、私はそこられんの魔物を殺してきます〜」
「ん?食料ならあるけど?」
「いや〜なんとなく体を動かしたくなっちゃって...」
「あぁ、そう言う時ってあるよね!」
「う、うん、そんな感じ」
『あるのか?...』
「じゃあ行ってきなー」
「それじゃあ...ノアール、行こうか」
「...........俺?」
「そ、前の名前でも良いけど前の名前じゃ嫌だろう?」
「............」コクリ、
奴隷...ノアールは、頭を縦に一回振る。
「戦闘訓練だ」
♦︎♢♦︎♢
「ノアール、君は能力を使えるのかい?」
「.........」ブン、
ノアールは首を横に振る。
「そうか...少しステータスを見させてもらうぞ〈鑑定〉...」
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ノアール
男
LV 3
能力:方向操作 【未開放・開放条件LV10到達】
スキル
・我慢
・憤怒 【大罪スキル】
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『ワーオ!方向操作って言ったら...学園○市の一位の人と同じ!普通に強い!しかもなんだ!【大罪スキル】ってまたもやチート臭いぞ!』
「ノアール、君...」
「.........」ゴクリ、
「LV10になるとものすごく強くなる」
「な、それ...」
「行くぞ!」
「は、はい!」
ノアールは、先ほどヒガンが言った言葉が頭から離れなかった。
「〈精神操作〉...これで周りの魔物がお前の周りに集まってくるはずだ」
「な、荒技ですね...」
「生憎これしか知らんのでな」
「はぁ、...」
「獲物は先ほど渡したはずだ、それを使え」
ノアールの手には一個の片手剣があった。
「分かりましたよ...少し頑張って見ます」
「早くレベルを上げれば、早く復讐ができるぞ」
ピク!
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「真っ正面から突っ込むのね」
〜次回予告〜
「 奴隷の戦闘訓練 」
明日の12時ぐらいに投稿予定です〜