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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
岸野 赤花
2/165

2話、異世界召喚


僕の名前は岸野きしの 赤花あかばな、ちょっとグロが好きなただの男子高校生だ。


「よぉ!岸野!」


こいつは僕の数少ないmyマイ friendフレンド紫川むらかわ あさ、勿論のこと男子高校生だ。やはり最近の親のネーミングセンスがちょっと心配である。


キーンーコーンーカーンーコーンーー


「じゃあホームルームを始めるぞー」


長谷川先生がそう言った約2秒後、



教室の地面に魔法陣が現れた。



「これはもしや異世界召__」


言い終わらなかった。




♢♦︎♦︎♦︎ここまではテンプレやんね




そして光が収まると、目の前に金髪美少女がいた。


「勇者様!我が国フリュークを救ってください!」


「「「「「「「...............??」」」」」」」


「お、王女様まだそれではあまり説明できておりませんよ?」


と、王様らしき人物の隣にいる執事が言う。


「あ、そうですね!」


「魔王が現れたので人間はとても追い詰められていたのですが、異世界から勇者を召喚するという魔法陣を発見してその魔法陣を使うとあなた方が現れたというわけです」


すると周りにいるモブどもが騒ぐ


「おい、俺たち帰れんの?」

「こういう時って帰れないことが多いよね?」

「チートきたー!」

「え?まじで?帰れないの?」


「静かに!」


クラスで何故か・・・人気者の正義感が異様に強いただの偽善者の松元が叫ぶ。


「今、俺たちはここにいて今目の前で困っている人たちがいる!なら!助けるしかないだろ〜」


「「「うぉーー!!」」」


本当、なんであんな気持ち悪い偽善者のクソ野郎を好きになるのかがよくわかんない。


そしてそんな偽善者から目を離して王女様を見ると、


『ふふふ、あー本当にバカ!騙されてるとも知らないでね、確か次の計画はレベルが上がりやすくなる腕輪と偽り奴隷の腕輪をつけるのでしたね、ふふふこれで完全に勇者は私たちの国の物、しかし疑いもしないとは異世界人はバカなのですね』


「な、」


驚いた。

これがよくある異世界召喚された時についてくる能力ってやつか、て事は俺のは心を読む能力?


「では、次に心の中で《ステータス!》と、叫んでください」

『あーどんな感じの能力なのかしら、楽しみ楽しみ』


するとみんなが黙る、きっとステータスを見ているのだろう。

一様俺も見てみる。



岸野 赤花



LV1


能力:精神介入マインド


精神読み取りマインドリール

精神操作マインド・リモート

精神複製マインドコピー



スキル


・鑑定

・隠蔽

・アイテムボックス



ほーまあまあじゃないのかな?

てか力とか素早さとかが無いんだな。


「な、そ、それでは今日は終わりですあそこにいる騎士について言ってください、一人一人の部屋を用意しております」

『な、1人だけ危険な能力の者がいますね、あいつは寝ている時に始末しましょう、寝首をかくのです!』


やばいな、ステータスを見られてたというわけか、だとしたら確実に狙いは俺だ、なんせ心を読むことができるから奴隷の腕輪をつけることをバラされるかもしれないからな。


なら、確実に寝てはダメだ!



♢♦︎♦︎♦︎



その夜、


「..........来ないな」



すると



『、、、闇属性魔法、、、、睡眠系、、、つか、、う』


は!まずい、魔法!その考えはなかった!


すると自分の部屋に黒い煙が入ってきて、


「ぐ、まずい...眠っ、、たら、、し、、、ぬ」


バタン!


「ふ、無様ですね」


「えぇその通りで」


「うーんは!そうだ!牢屋に入れましょう!」



勿論俺は寝ていたので気づくはずもなくそのまま牢屋に連れていかれた。



♢♦︎♢♦︎



勿論死んでは居なかった。


「ん、死んで、ない?」


しかしそこは


「はぁ?異世界召喚の定番は国外追放とかだろ?」


牢屋だった。しかも窓も扉も鉄格子もなく、天井に穴が開いており、そこにはとても硬そうな鉄で出来ている蓋がされてあった。


「いくらなんでもこれはやりすぎじゃない?」


これはさすがに出れそうもない、外に出す気すらないらしい。


「これいつか酸欠で死ぬよね?」


だがそんな事よりも、




お腹すいた。


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