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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
✝️逆襲のダークエルフ✝️
19/165

19話、ご注文はダークエルフですか? (心ぴょんぴょん!)

次の章になりました〜


ついに仲間が増える?


〜もしポイント評価をしたい場合は最新話の一番下を見てみましょう、評価する項目があります〜


王城を出た後、仲間を増やすために奴隷商店に向かって、強い憎しみ、恨み、などを持った奴隷を探すことにした。


〜奴隷商店〜


「えぇ、そうでしょう、冒険者のヒガン様にはこう言うのが一番でしょう」


ちなみに姿と口調はヒガンに戻っていて、お金の方はお城から盗って来たものがあるので大丈夫である。


「ふむ...」


『なんで私がこんな目に!』

『お母さんのところに帰りたいよ〜』

『おのれ、ランドめ!騙しおって!』


「どうですかな?ここら辺は結構強い奴隷ですぞ!」

『最近男子のダークエルフが入ったのだが気性が荒いんだよな〜それを紹介するわけにもいかないし...』


「おい、奴隷商人!」


「は、はい、なんでしょうか?」


「最近小耳に挟んだのだがダークエルフが入ったと聞いた、そのエルフを見せてくれない?」


「え?あ、あぁ、...ご注文はダークエルフですか...分かりました」


そこで奴隷商人は腰にかけてあった鍵を取り出して進んで行く。


そして部屋を3つほど進んだ時、


「では、ここにお持ちいたしますので待っててください」


その部屋を出て行く。


その部屋は特に何もなく、木目が入った地球で言うところの白樺の様な奴隷商店とは思えないぐらい明るい部屋なのだが、その部屋の所々に血が付いておりホラーチックな雰囲気を出して居る。


そこに奴隷商人が滑車のついた小さな檻を押して部屋に入ってくる。


「こちらが言っておりましたダークエルフでございます」


そこにいたのは、


『あぁ!あぁ!!一生恨んでやる!!ママもパパも族長ついでに人間も全員殺してやる!!!』


とーってもとーっても恨みを持っているダークエルフだった。




ダークエルフ


ダークエルフとは、肌が黒く、髪の毛が白い。

エルフとはまた違った種族だと考えられていたが最近エルフが恨み、憎しみ、悲しみ、などの負の感情を一定数値以上溜め込むと、なる突然変異体であることがわかった。

そのためダークエルフは、気性が荒く、戦闘能力が高いものが多い。


以下略


by魔物 種族 大辞典 37P 著エルリット・アルケート




奴隷商人がダークエルフに触ろうとすると、



パチン!



その手を叩く、


「おい!なんだ!その態度は!」


ビチンッ!!


奴隷商人がダークエルフを鞭で叩く。


「奴隷商人...」


「は、はい、なんでしょうか?」


「奴隷と話したいことがある、ちょっと出て行ってくれません?」


「は、はい、五分ほどなら...」


「それで良いです」


スタスタ



奴隷商人が部屋を出て行く



そして、



「貴方、エルフ族が憎くない?」


ピクッ


『仲間に引きずり込んでやる!こいつがいれば相当戦力になる筈だ!』


「実は私もエルフ族に親を殺されていてとても恨んでいるの」


ピクッ


「貴方もでしょう?」


もちろんこれは嘘である。


「でも、貴方ではきっと勝てない」


ピクッ


「じゃあどうやれば良いんだよ...」


「それは私の奴隷になれば良い、私と居るときっと勝てる」


「本当か?」


「えぇ、ほんとよ」


「分かった、奴隷になってやる」


そんな感じて簡単に仲間に引き込むことができた。


「奴隷商人!」


「は、はい、なんでしょうか」


「こいつを買うわ」


「は、はぁー銅貨15枚です」(日本円で150円)


「安いな、串肉と同じくらいだ、」


「えぇ売れないと思っていましたので」




♦︎♢♦︎♢




奴隷商店から出て、


「エルフの里から一番近い人間の集落はなに?」


「確かルーリ村だったはず」


「分かった」


国の商店街を通り抜け、


乗合馬車乗り場に来た。


「えーっと、ルーリ村行きの馬車はありますか?」


「あぁ、あるよ!嬢ちゃんこの馬車さ!ところで隣にいるのは?」


「あぁ、奴隷です、一様冒険者なので」


「おぉ、奴隷を連れていると言うことは結構強いな...そんな冒険者が乗ってくれて安心だ」


「あ、あのーお駄賃は...」


「ん、あぁ!銀貨2枚さ」


「分かりました」


「ん、よし、乗りな!嬢ちゃんに...奴隷!」


〜次回予告〜


「 20話、乗合馬車 」


明日の12時ぐらいに投稿予定〜

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