150話、フリュークバトルロイヤル17
*祝、150話!!
あと、毎日投稿成功1日目
「ふふふっ...」
『〈背後ノ霊〉!エルニコファーの背後!!』
パッ、
ラインハルトが誰かよく分からない人の背後に転移する。
『エルニコファー?...聞いたことがないな』
しかし、そのエルニコファーの背後に転移したことは間違いない。
すると、ノアールが近づいてきて裾を引っ張って質問して来る。
「ご、ご主人...どこに奴が消えたかわかります?」
「えーっと、エルニコファーの背後...だそうだ」
「知らない...」
3人で話して居ると、背後からものすごい熱気が漂ってくる。
「...火属性系の能力者?」
そうノアールが言い、3人で後ろを振り返ると...
「「「あっ...あぁ、」」」
小さな太陽があった。
その太陽がある場所は多分100m以上離れて居るはずなのに30cmぐらいに見え、その太陽の下には誰か人がいる。
背後から歩いてきて居る太陽人間に気を取られて居ると、その近くにラインハルトがいるのが見える。
『いつもは地形破壊を考慮して本気は出さないのだがどうやらあの王の娘さんの原点回帰が直してくれるらしいから本気でいかせてもらう...簡単に焼け死ぬなよ?〈火炎球体〉...射出!!』
ゴゴォォォォォォ.....
ものすごい熱気が押し寄せてくる。
「...これノアール跳ね返せる?」
「で、出来るかわかんないよ?ルナ」
「でもこれファイアーボールの一種らしいけど...」
「「えぇ...」」
太陽もどきが近づいてくるのだが、やはりそれなりに大きく、そして意外と早い。
「の、ノアールっ!早く!!」
「わ、分かりました!!」
『〈方向変更〉!!180°!』
ゴォォォ...
「あっ、戻ってく」
『忘れているみたいだね!死ねぇ!魔王!』
「っ!?」
『〈透明物質〉!盾のイメージ!!』
能力を発動させつつ前に少し動く、
ギュゥゥゥ...
予想通り剣に魔力を流してあの剣についた能力を発動させてくる。
やはり透明と言えどもやはり物質、しっかりと切られているようだ。
すると、
『跳ね返されたのはビビったが数が多ければどうかな?〈火炎球体〉!45連発!!』
ブワァ、ブワァ、ブワァ、ブワァ、ブワァ、
ものすごい大量のまるで火の波のようにファイアーボールが飛んでくる。
「ふっ、いつ焼かれるか分からない状態で、俺と戦えるかな?」
そう、2人のコンビネーションを見せつけるかのようにラインハルトはニヤリと不敵に笑った
〜次回予告〜
「 151話、フリュークバトルロイヤル18 」
2日以内に投稿したいと思っております。