表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
再来の街
149/165

149話、フリュークバトルロイヤル16


『〈透明物質インベシブル・マテリアル〉、私の背後に針山があるイメージ!!これで...』


パッ、と私の背後に転移してくる。


しかし、


「っ!?」

『何か不味い!〈背後ノ霊カゴメ・カゴメ〉!あの紺色の女の子の背後!』


パッ、


また転移して避けられる。


『ちっ!なんだよ、全員読みが鋭すぎる...』

「ルナっ!」


「えっ?うわっ!」


ルナの背後に転移して来たラインハルトは剣を両手に持ち、左上から右下へ思いっきり振り下ろす。


もちろんルナは前にジャンプする感じで避けるが、


思いっきり振り下ろした剣の軌道に黒い、まるで星空のような見た目の何かが出来ていた。


「っ!?何ですかそれは!」

『なにあれ...超かっこいい!!私も使いたい!!』


『えぇ...まぁ、かっこいいことは認めるけどさ』


「ふふふっ、俺は馬鹿じゃないからこの正体は教えないが、もし正解を答えられたらその時は言ってやろう《それは不正解だ》ってな...」

『まぁ、よく分かんないけど何処かの空間に

繋がっているらしく、刃の部分に当たると

その空間に転移されるって言う構造だっけか...

これは答えられんでしょ、見つけたとしても対処法ないし』


『わー、この能力便利〜ってかそれ普通に能力だよね?』


「...分からんっ!」

『だけどそこがカッコいい!欲しい!!』


ガッ!


ルナが突っ込み、


『〈堕タ聖剣ダーク・エクスカリバー〉!!』


右手に真っ黒い剣を出現させる。


「はぁぁぁぁぁぁ!!」

『よこせぇぇぇぇ!!!』


右手を天高く上げ、思いっきりジャンプして振り下ろす。


『あれ絶対動き読まれるでしょ...』


ノアールの心の声が聞こえる。


「ふっ、動きが単調すぎるよっ!」

『〈背後ノ霊カゴメ・カゴメ〉!!目の前の女の子の背後へ!!』


パッ、


ラインハルトがルナの視界から一瞬にして消える。


「はっ!そのぐらい...予想できる動きなんですよっ!!」

『〈黒痣ノ盾ダーク・アイギス〉!!』


ルナは空中でバク転の様な動きをして、背後に転移して来たラインハルトの剣を受け止める。


カンッ!


火花が散る。


「なっ、」

『しまった!魔力を流し込んでおけば!』


空中で衝撃を受けたことによりバランスが崩れる。


『成る程...あの転移斬 (自分で付けた)は魔力を流し込むことで使えるのか...』


すると左手から出していた盾を消し、右手に持っている剣をラインハルトに向けて突き出す。


しかし、ルナも少なからず衝撃を受けていたので地味に届かない。


『これなら!〈背後ノ霊カゴメ・カゴメ〉!目の前の女の子!!』


パッ、


「っ!?不味っ!?」

『この体勢じゃ避けられない!?』


ルナの今の体制は両手両足を上にあげ、背中から落ちている。


「はぁぁぁぁぁぁ!!」


ラインハルトが雄叫びを上げる。


だが、


『っ!〈透明物質インベシブル・マテリアル〉!巻きつくイメージ!!』


『〈方向変更ベクトル・チェンジ〉、270°!』


ルナが壁に当たって跳ね返ったかのように背後に戻り、いきなりラインハルトが苦しみ始める。


「はぁー、ここに居るのはルナだけでは無いんですよ?」


「1人で戦うな1人で...」


「「私(僕)達にもサポートさせてくださいね...」」


〜次回予告〜


「 150話、フリュークバトルロイヤル17 」


流石に休日だから明日に投稿できるでしょう、

これ書いてるの土曜日だし...

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ