表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
再来の街
148/165

148話、フリュークバトルロイヤル15

春休みが終わり、色々な用事が纏まって一気に来たので投稿が遅れました。


本当に申し訳ございません。







堅苦しいね...


「はぁ、はぁ、お前らは一体なんの目的でこの国に入ってきた?」


「...ご主人についてきた、後は...とある人を殺したいから?」

『あの奴隷商人が何となくムカつく...』


「...貴族が嫌いです」


「........」


ノアールは何かしらを言って黙り込み、ルナは一言だけを発しそのまま何も言わず、私はただ口を閉じていた。


「...なるほどねぇ〜まぁ、いいや、私じゃ君達に勝てない」

『この事をなんて言おう、敵を逃したとなれば...』


『本気っぽいな...』

「よし、ノアール、ルナ、行こっか」


「え?いいんですか?」


ルナが驚いたように言う。


「大丈夫でしょう、本気っぽいですし」


「そうなのかなぁ〜?」


ルナが結構疑って居るが、やはり相手は本当に勝てないと思って居るそうだ。


「まぁ、行こうよ!ルナっ!」


そうノアールが声をかけて私たち3人は王城の方に向かって走り出す。


「はぁ...この選択は正しかったのか?まぁ、実際勝てそうにないしな」


そう呟いた言葉は右手を血で濡らした男に聞かれていた。




「「はぁ、はぁ、」」


「やっぱり2人とも体力がありませんね...鍛えたほうがいいんじゃないですか?」


「今切実にそう思って居るよ...」


「...うぅ、きつい」


ノアールと私が悲鳴を上げていると、


『ちょうど、僕の新しい剣を試し切りしたかったところなんだ...』


「「「っ!?」」」


前の方から姿は見えないのにものすごい殺気が漂ってくる。


「強敵の予感...」


「この殺気...相当な手練れだな...」


コツン、コツン、


王城まで後、150mぐらいの所で...



奴が目の前に現れた。


「我が名はラインハルト...貴様らを倒し、英雄と成るものなり...」


「っ...私を倒すだけで英雄になる?笑っちゃいますね...」


「黙れ、魔王・・


「えぇ...?いつの間に魔王判定されてたの?」


そう言うと、相手は肩を震わせて


「結構前に、神からのお告げがあったからだ!!」


そう叫ぶと、ラインハルトは剣を抜く、


その剣はどこかで見たことがあるようなものだった。


『いや、待てよ?あれ...ゴゴルフさんたちが運んでた剣じゃね?』


「えぇ...、」


「我がこの名剣は、空間すら断絶する剣を生み出した名鍛冶士が打った剣だ、そんじょそこらの剣と同じにしてもらったら困るぞ!」

『〈背後ノ霊カゴメ・カゴメ〉!あのダークエルフの背後へ!』


パシュッ、


ラインハルトが消える。


「ノアール!」


「っ!?」

『〈方向加速ベクトル・ブースト〉!』


バァァーーン!!


前に加速して背後からの一撃を瞬時に避ける。


「我が一撃を初見で気づくとは...貴様、先読み系統の能力者だな!」

『先読み系統の能力は厄介だ、先に始末してやろう!〈背後ノ霊カゴメ・カゴメ〉!あの先読み魔王の背後へ!』


ラインハルトは私の背後に転移した。


〜次回予告〜


「149話、フリュークバトルロイヤル16」


2日以内に投稿できるように他の用事を早めに終わらせておきます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ