表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
再来の街
147/165

147話、フリュークバトルロイヤル14

*祝、毎日投稿成功1日目


「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」


「「「きゃぁぁ!!」」」


ノアールが、方向加速ベクトル・ブーストを使って広場に飛び出たせいで色々と迷惑が周りにかかっている。


バァァーン!!


ガラガラ...



「「うぅ...」」


私とノアールとルナは物凄い速度で雑貨屋などで吊られている看板に頭をぶつけて止まる。


しかしそのせいか吊り下げていた看板が上下反対になってしまった。


「えぇ!?路地裏から人が飛んできたぁぁ!?」


雑貨屋のおじさんが驚いている。


「えーっと、あの...すみませんでしたぁぁ!」


「でしたぁ!」


ノアールがおじさんに謝り私はついでのように言って走り出す。


「ノアール、病院的な何かの場所わかる?」


「...分かんない、けど貴族街を進んでいけばそれっぽいのあるでしょ」


私たちは広場から北へ向かい始める。





「はぁ、はぁ、」


「うぅ、疲れた...」


ちょうど貴族街との境目付近でバテて座り込んでしまう。


「チッ、ルナを早く運ばないと!」


すると左のほうから女の人の声が聞こえる。


「ん?もしかしてその傷だらけの子を助けたいのかい?」


「っ!?あ、はい、」


「...お金は?」


正直この時の女の人の顔は、払えないとわかっていながら言った言葉のようだった。


だが、もちろんお金は持っている。


『【アイテムボックス】、中から貨幣を3個ほど...』


チャリンッ、チャリリンッ!


「はぁー、あのねぇ?そんな銅貨三枚程度じゃ...っ!?なるほどねぇ〜分かった、良いよその傷だらけの子を貸しな」


「...はい、」


『〈傷口再生ダメージ・リバイブ〉...』


キュワワワンッ


あれだけ穴だらけだったルナの足がみるみる治って行く。


「これぐらいで良いでしょ、それじゃあ...あ、後名前を教えてもらえる?」

『ボスに伝えて名前を知るだけで相手を必ず殺せる能力者に伝えてもらおう...』


「っ!?」


『ん?なぜ今驚いた?』


『〈透明物質インベシブル・マテリアル〉!首を絞めるイメージ!!』


シュルシュル!!


「っ!?横っ!?」


相手の女性はギリギリのところで避ける。


だが、完璧に当たったと思った私は一瞬だけ油断してしまう。


「くらえぇ!」

『このパンチを当てて、過剰再生レボリューションを当てれば一瞬で倒せるはずだからそれで!』


『当たっちゃダメだなこれは...』


そう考えているとノアールが、めんどくさくなってきて...


「あぁぁぁぁ!!!」

『〈方向加速ベクトル・ブースト〉!!付与、右腕!!〈衝撃収束パワー・インパクト〉!!』


ッバァァァァァァンッ!!!!


「っ!?ゴハァ!」


女の人が後ろに吹っ飛んで行く。


「ノアール...最近殴るようになってきたよね」


「.........」

『まぁ、殴る事の利便性を見つけちゃったからね』


「そうか、利便性か」


そう答えると俯いて震えていると...


「ま、待てっ!」

『〈傷口再生ダメージ・リバイブ〉!』


自分を回復しながら女性が立ち上がり、立ち塞がってきた。


〜次回予告〜

「 148話、フリュークバトルロイヤル15」


明日に投稿したいよねぇ〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ