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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
再来の街
139/165

139話、フリュークバトルロイヤル6

今回は短めです。


「と、言ったものの...どうやら君には仲間がいるようだ、なるべく多人数では戦いたくないからね、タイムリミットは君の仲間が来るまでとしよう、それまで逃げ切れたら君の勝ち、逃げ切れず殺されたら君の負けだ、それじゃあ行くよ〜」

『〈座標指定ポインター〉、〈座標指定ポインター〉、〈座標指定ポインター〉、〈座標指定ポインター〉、〈座標指定ポインター〉、〈座標指定ポインター〉!!』


相手は、言葉を言い終わった途端座標指定ポインターを6回発動させる。


『っ、座標指定...何かが起こるのか?まぁ、いい取り敢えず攻撃を〈透明物質インベシブル・マテリアル〉相手を突き刺す触手のイメージ!』


そう透明物質を相手に向かって飛ばすと、


『これでどうかな?〈座標爆破クレイモア〉!!』


相手が能力を発動した瞬間、地面が一瞬だけ光った。


『っ!?〈透明物質インベシブル・マテリアル〉!床のイメージ!!』


バァァーン!!!


いきなり自分の足元が爆発したのだ。


しかし、足元をとっさに透明物質インベシブル・マテリアルでガードしていたので少し上に吹っ飛ぶぐらいで済む。


『ふっ...上に行くことも予想済みさ!〈座標転移アポート〉!』


『こ、これは避けれそうにない!』


ビュゥーン!


一瞬で目の前の景色が変わり、いつの間にか地面に寝そべっていた。


『からの〈座標発火パイロキネシス〉!!』


『っ!〈透明物質インベシブル・マテリアル〉!上に吹っ飛ぶパチンコのイメージ!』


私の脳内では、両サイドにある家の屋根に私の右脇腹と左脇腹から出た透明な物質が突き刺さり、その物質が屋根に刺さったまままるで掃除機のコードのように巻き取るイメージが浮かぶ。


ボワァ!!


炎が吹き上がる。


ガリッ!


透明物質が屋根に刺さる。


シュルルルッ!


透明物質がどんどん短くなり、私は上に上昇して行く。


そして、透明物質が一番短くなった所で切り離す。


すると勿論上に吹っ飛ぶ。


「なるほど、上空ならトラップも無いだろうってか?あははっ!いいアイディアだねぇ、でもさっき空中で転移を仕掛けたのを忘れたのかな?」

『〈座標指定ポインター〉〈座標指定ポインター〉〈座標指定ポインター〉〈座標指定ポインター〉〈座標指定ポインター〉〈座標指定ポインター〉〈座標指定ポインター〉〈座標指定ポインター〉』


今度は8回座標指定ポインターを使う。


それは全て上空で止まる時...高度最高到達点に到達したと同時に8個の指定された座標の中心に来るような場所が指定されていた。


そんな事もつゆ知らず、上に飛んで行く。


そして、ついに高度最高到達点についたと同時に上昇速度が0になりほんの少しだけ止まる。


ピタッ...


『今だ!!〈座標爆破クレイモア〉!!』


ピカッ、


「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」

『〈方向変更ベクトル・チェンジ〉!180°!!!!』


バァァァーン!!!!


「はぁー、はぁー、助けに来ましたよ...」

『あぶねぇ〜、ご主人に向かう爆発の衝撃波だけを反射する感じの、一部だけ反射させるのは疲れるな...』


〜次回予告〜


「140話、フリュークバトルロイヤル7 」

3日以内に投稿したい。



《おまけ》


最後の方の戦闘が、「わっかんねぇー」って人がいるかも知れないので説明をさせていただきますと、例えば物を真上に投げると投げた時の一番高いところに近づくにつれてゆっくりになりますよね?その時にちょうど当たりやすい位置を座標指定して爆発させたという事です。


下手な説明ですみません。

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