表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
自分の名前
126/165

126話、閑話 廻転魔ヴォルスの戦闘見聞録2

やはり短くなるもんですね


本日投稿1話目です。


「良し...俺も頑張らなきゃ...」


そう思い外に出る。


そう思い、外に出て辺りを見渡す...そして後ろを見ると自分の家の屋根の上に敵が一人立っているのを見つける。


「ほう...俺が立っているこの家の中にいたのか、盲点だったな...ふっ!」


その地味な叫びと同時にその男は一気に飛び上がり、ダガーを逆さに持ったまま突っ込んで来る。


《空間を回転させるんだ》


「よし!こう言う事だ!」

『〈右回転式ライト・ローリング〉!』


男が落ちて来る時に必ず通る自分の目の前に空間の渦を作る。


どんな感じかを分かりやすく言うと、ティッシュの真ん中をつまみ、右に一回転したみたいな感じだ。


そこに男が通ると...


バリバリッ!


グジャッ!!


いきなり男の体が粉砕した。


「っ!?あれ?そう言えば...これを人に直接使えば強くないかな?一撃必殺だし...」


ガチャッ、


「っ!?」


そこには白い鎧を着た黒目黒髪の青年がいる。


「っ...敵か」

『〈右回転式ライト・ローリング〉!』


そう心の中で能力を発動させて手のひらを青年に向ける。

本来はそうする事で狙いを正確に定めることができて良い事なのだが、彼にとっては真逆。


「〈能力解除キャンセル〉!」


静寂が訪れる。


「あ、あれ?なんで?」


「進化してる...味方の能力も同時に消すところからちゃんと指定した相手だけになっている...成長、しているッ!」


そう青年は叫び一気に距離を詰めて来る。


「あっ...」


その時に能力を使おうとするが自然と「また消されるんじゃ」と思い込んでしまい少しだけ発動が遅れる。


実際のところ能力の発動を解除するだけなので使えさえれば能力の攻撃はできる。


だが何となく、一回されていることを考えるとやはり少し躊躇ってしまう。


ヴォルスに便利な読心術は使えない。


ザクッ!


そう音を立てながらヴォルスの心臓に剣が突き立てられる。


「ゴバァ!」


『うぁぁぁぁぁ!!いてぇぇぇ!!』


刺された心臓の部分を抑えながら叫ぶ。


「ああああああああぁぁぁぁぁ!!!」


「はぁー、弱い...」


『クッソォォォォ!!弱いか!お前の能力が強いだけだろうがぁぁぁ!!!』


「あああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!クッソォォォォォォォォォ!!!!」


悔しくて声に出る。


「叫んでも何も変わらない、見苦しいぞ」


『お前が!お前が殺したんだろぉ!!』


「次...そう言えば...死んだ後ってどうなっているんだろうな」


青年の独り言が、ヴォルスの耳に入る。


《ーーあぁーーーてーーーよっ!》


その時、頭の中に変な声が響いたと声のおかげでなんとなく死んだらどうなるのかが分かったと同時に自分に面白い能力が芽生えた気がした。


その能力の名前は、


「ああああぁぁぁぁ......青年、じゃあ...な...いつか...殺す」

『〈輪廻回転コキュートス〉』


「はっ!機会があったらな」


そうヴォルスは言い残して死んだ。


しかし、ヴォルスの自体は残らなかった。


ヴォルスの服は一瞬で散り散りになり、肉体は白く丸っこい魂になった。


そしてそのまま天に昇って逝ったと言う。


〜次回予告〜


「127話、ノアール、ハーレムと勘違いされる...しかし実際のところハーレムである」

《再来の街》


今日に投稿するんだってさ(白目)

大体いつに投稿するかも決めてないよ...適当で良いか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ