表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
自分の名前
120/165

120話、デッドオブアライブ7

いや〜うん、多分あれだ...必ず一日遅れる呪いをかけられました。はい、


「うわッ!相変わらずバカみてぇな力だなぁ」


大剣女がつぶやくがそれどころではない、


徐々に今乗っている大地が沈んでいるのだ。


それにゆっくりと角度も急になってくる。


「ま、まずい...」

『〈透明物質インベシブル・マテリアル〉!』


しかし、


ジジジッ!


「「「!?」」」


まるでこの赤い空に落雷が走ったかのような光が3人を襲う。


「ちっ!あの野郎...もう時間切れかよ!」


「どうやらそう見たいね」


そうシスターが言った瞬間、


ズズズッ!


と、上に引き込まれる感覚が身体中に走る。


その感覚と同時に視界が真っ暗になり、2秒ほど待って視界が戻ると元の世界の血の海の中に立っていた。


ドサッ、ドサッ、


後ろからノアールとルナが倒れる音が聞こえる、


しかしそんな事はどうでも良くなるほどの光景が目の前にあった。


「えっ?」


脳が目から受け取った情報を一時的に受け付けなくなった。


目の前には、何かが居た。


そう、何かが死んで居た。


粉々、バラバラ、散り散り、爆散、破裂、


どうやって死んだのかはわからない、それにその周りにはまるで遠心力・・・で飛ばされたかのような曲線を描いている血痕と.....、


服、があった。


服とは言ってもビリビリに破かれている。


しかしその服は...服だった物は、見覚え・・・があり過ぎた。


「ぁ...あぁ、」


全身の力が抜ける。


ガクッ、


膝をつく、


「.........」


その時おもむろに左の方向を見る。


そこには、お母さんがいた。


しかし...服は着ていない。


全裸で路地裏に放置されている。


その時点でもう何をされたのかは明確であった。


「あー今回は長かったな〜」


「そうね」

『あの奴隷に乗り移った奴はどこかしら?』


『...ろす』


『ん?何か...』


シスターが辺りを見渡す。


『殺すッ!〈透明物質インベシブル・マテリアル〉!』


『殺気っ!』


シスターが十字架を構え、防御体制に入る。


『ほ、ホーリースイ...』


「させないよッ!!」


一気に透明を動かしてシスターの左足に巻きつくようなイメージを練る。


「なっ!き、きも」

『何かが足にっ!気持ち悪い!』


そこで一気に締め付けて切断っ!


バジュッッ!!


一瞬でシスターの左膝から下が無くなる。


「あああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


「ど、どうした!?」


騒ぎを聞きつけた大剣女が草むらから飛び出してくる。


壁をッ!!


バンッ!!


大剣女が見えない壁にあたり蹌踉めく。


その目をつぶった瞬間に透明を動かして、首を縛って終わり...とはいかなかった。


『〈限界突破オーバー〉!!』


そう簡単には、行かないようだ。


〜次回予告〜


「 121話、デッドオブアライブ8 」


うーん、どうなんだろ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ