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狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
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111/165

111話、ノアールVSヴォルス

2日遅れ...


ふざけんな都こんぶにすんぞ!>(゜∀゜) ←読者


「...っえ?ご、ご主人!?...なの?」


「うん、そうだよー久しぶりだね?」


ノアールの目に涙が浮かぶ。


「ご主人〜!!」


ガバッ!


ノアールが抱きついてくる。


ドサドサッ!


何かが落ちる音がして後ろを振り返ると、笑顔のまま固まっているヴォルスがいた。


足元には果物が散乱していて、どうやらお見舞いとして持っていたものらしい。


『何故っ!初対面のあのダーククソエルフがのルミアーナに触ってんだぁ!』


『え?何故に俺の部分強調した?』


『...な、なんかご主人の後ろにいる少年がものすごい敵対心丸出しで僕の方を見ているのですがそれは...』


ノアールがちらっとこちらを見て救助要請をしてくる。


『お、俺でさえあんまり触ったことねーんだぞ!た、たま〜に寝ているルミアーナのほっぺたを突いたぐらいで...』


『え?そんな事してたの...』


「おい!そこのダーククソエルフ!!」


「........?」


ノアールは無視する。


「おい!そこのお前だ!」


ヴォルスはノアールに近づいてジロジロとノアールの方を見る。


そしてノアールは一瞬迷ったような表情を浮かべると、後ろを振り返って...


「どこにいるか知らんが僕の後ろにいるダーククソエルフ!ここの少年が呼んでいるぞ!出てこい!」


と、叫んだ。


正直言ってこれはわざとなのか、それとも天然なのかどちらかは心を読めばわかるのだが...


『うーん、後ろの少年はよく僕の後ろにダーククソエルフがいるって気づいたな...ん?ダーククソエルフってなんだ?』


どうやら気づいていないようだ。


「........」


プルプル、


どうやら完璧に挑発されたと勘違いしているようだ。


「お前ぇ...」


「ん?どうしました?肩が震えてますよ?」


プツッ!


「はぁぁぁ!〈回転軸式セントラル・ポイント〉!!」


ヴォルスは自分の足元を回転軸にして、


「〈右回転式ライト・ローリング〉!!」


叫ぶ!


「うぁ?」


ノアールの身体が上に上がり、ヴォルスの頭の上を通る。


そしてそのまま...


ドッ!


ノアールは頭から床に突き刺さる。


「...やろうってのか!!」


珍しくノアールが切れて、床から高速で抜けるとバク転を2回空中で決めてヴォルスの5mほど離れたところに着地する。


スタッ、


両者は相手をじっと見つめ、一歩も動かない。


先に動いたのは...


『一瞬で決める!』

「〈方向加速ベクトル・ブースト〉!」


「あっ、あれを!?」


驚く。


「えぇ!?何が起こってるの?」


アリスも驚く。


しかしヴォルスは動いた瞬間自分の方に突っ込んでくることを予想していた、だが勿論このぐらいの速さだとは予測なんかできないが。


『やっば!』


予想外にノアールが早かったのか、ギリギリで回避する。


知っているかもしれないが、ノアールの方向加速ベクトル・ブーストは障害物にぶつかるまで止まらずにものすごい勢いで加速し続ける。


勿論この事をヴォルスが知ってているはずもなく、


『〈右回転式ライト・ローリング〉!』


するとまるで漫画のような綺麗な形でノアールが転ぶ...いや、転ばされる。


その転び方で後頭部をおもいっきり打ったノアールは少しフラフラしながら立ち上がる。


「ふっ!決まったぁ!」


ノアールの顔面に向けて拳を振る。


しかし...


さっ...


ノアールが手をパーの形にしてヴォルスの拳を受け止める...いや、握りしめる。


「ま、まずッ!」

『〈回転軸式セントラル・ポイント〉!』


ヴォルスがノアールの足元を回転軸にする。


すーぅ〜、


ノアールが息を吸い込む。


「〈右回転式ライト・ローリング〉!」


やはりすごい速さでノアールの後ろに回り込む。


だが...


「〈動作停止ベクトル・ストップ〉」


「な、何あの技!」


「おぉ!ここで氷の奴を追い詰めるきっかけとなった技を使うか」


『氷の奴?』


ピタッ、


まるでヴォルスの身体が時が止まったかのようにノアールの真上で止まる。


「今だぁ!〈方向加速ベクトル・ブースト〉!」


ノアールが真上に飛び上がる。


そのスピードを全て拳に乗っけて、ヴォルスのお腹をパンチした。


〜次回予告〜


「 112話、不穏な空気 」

明日に投稿できるように頑張る。


でもやっぱり難しいかもな、次回作の方も地味に進めてるし...ってなんでもない!なんでもないですよぅ!

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