表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂気の沙汰じゃない!  作者: カリントウ
自分の名前
100/165

100話、模擬戦、もぎせん?

4:00だから大体昼だよね?


「僕から行かせてもらうよ!〈回転軸式セントラル・ポイント〉!」


そう叫ぶとヴォルスのお腹のところに白い点のようなものができて、その前方2mの水平線上に木剣が浮かんでいる。


「い、いつの間に!」


「続けて〈右回転式ライト・ローリング〉!」


ギュィィィ!!!


茶色の木剣が回転してまるで土星にある、輪っかのような感じの見た目になっている。


「こ、これじゃあ!」

『近づけないよ〜!』


「その通り!近づけない!だから諦めてくれないかな?」

『まぁ、外から投擲物を投げられたら終わりなんだけどね...』


『それだ!』


そう思うと、手に持っていた木剣をすぐに振りかぶって投げる。


が、しかし忘れていた。



奴が、木剣を自分を回転軸に回していることを、




投げた木剣がヴォルスまでの距離だいたい"2m"で止まる。


「なっ、なんで....あぁ!」


「ふふっ、引っかかりましたね!!あなたの読心術は深層心理までは覗けない!!〈右回転式ライト・ローリング〉!」

『そうなはずだ!さっきの奴に引っかかったのなら!』


《深層心理?そのぐらい読める...だがお前の力が足りないからだな》


「へ?」


少しぼーっとする。


「何しているのですか?僕はもっと強くなってしまいましたよ?」


2個の木剣が周りに回転しながら言う。


『そう言えば私の...すてーたす?には能力って書かれていたけど殆どが封印状態?だったから使えない...確か封印じゃないのは...

精神支配マインド・コントロール 【超弱体化】

精神把握マインド・リール

通常光線レッド・レイ

複数光線マルチ・レイ

だったよな...それだと...マインド・コントロールが良いのかな?』

「〈精神支配マインド・コントロール〉!能力を一時停止!」


ピタッ!


「なっ、!止まった?!」


「うおぉぉ!」


ダッダッダッ!!


ダッシュでヴォルスに近づいて...


バシッ!


「うぅ、」


ヴォルスが蹌踉めく


「ふぅ〜、勝っ...」


バタンッ!


ヴォルスがいきなり私を押し倒してきた、まぁよろめいていたので仕方がないのだが...。


「..........」


「..........」


ガチャッ!


「「!?」」


「ただいま〜ん?いないな...庭か?」


メラフィナが、帰ってくる...体の所々に血が付いているのは気のせいだろうそうだろう。


「き、きちゃったよ!ど、退いて!誤解される!」


「.........今、体の力が全部抜けそう...うっ!」


バサッ、


ヴォルスの顔が完全にルミアーナの胸元に来る。


「なっ!」

『もっとダメじゃん!』


ガチャ、


「あ、やっぱりここに居...た...」


静寂が訪れる。


「.........」


「.........」


「.........おい」


メラフィナが口を開く。


「それは...あれか?バツ5の私への当てつけか?」


「........ち、ちが...」


「その通り」


そう、ヴォルスは言い放った。


「...NOoooooooooo!!!!」


「ヴォルス、流石にかわいそうだよ?」


「ぁぁぁぁぁ!!いくら100話だからってぇ!100話だからってぇぇ!柄にもないようなぁ!ラブコメっポイ展開を作るなボケェ!!」


「...100話?100話って何?」


私はヴォルスに聞く。


「い、いや、ルミアーナは知らなくて良いよ」


「そう?」


「あぁ、そんな事よりも見苦しいよ母さん」

『こんな人が親だなんて...』


そんなこんなでアルティメディス家の新しい娘ができた1日目は激動の1日になったとさ。


〜次回予告〜


「 101話、村の人達 」


明日に投稿...?ん?ここってどうやって読むのかしら?

「あっ、そこは.......ですよ」


ありがと、ってもう時間じゃないの

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ