表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

30/36

第30話 閑話 GMミカミの一日

半分は過去の会話が入っていますがミカミ視点で楽しめるようにしております



予約1日間違えてた!手動投稿します!

「GMさん来てえーーー」


 私は今日もGM呼ぶ声に導かれこの世界を行ったり来たりする。私自身は6枚の天使の羽を付け、ヴァルキリー装備を身にまとい今日ももめ事を仲裁する。

 何件かの仲裁が終わった後、私は一軒の問題に直面しているケイ君に呼ばれることとなった...確かにめっちゃ可愛いわね!女の子と間違えても問題はないわね...って問題あるから!問題あるから!!!って呼ばれているんだった!急いでいかないと!





「いたたた...着地失敗したー。呼ばれて飛び出てじゃじゃ...え?これ以上は言っちゃ危険?はーい」


 運営の方より『ダメ!絶対!』指令があり、某有名セリフが言えなかった...まあ気を取り直して


 「私がGMのミカミです。今回呼び出してくれたのはケイ君かな?」


「はい、俺が呼ばせていただきました。内容は俺が倒したモンスターなのにこのA男が自分が倒したからドロップアイテムの所有権は自分にあると主張し、話を聞かない点についてです」


「なるなる。ちょっとまってねー」


 まったく、最近多すぎでしょこう言う問題。これもそれも皆が戦闘職になっちゃって物価が高騰しているせよね。だからまともに戦う人が減って盗賊的な奴が増えるのよ!


 私は文句を心の中で言いつつログを調べる。すると問題を起こした馬鹿が逃げようとするので捕まえみんなの前で見せしめの意味を込め、大きな声で伝える


「はーい。A男君、逃げられないわよー。君この1週間で同じ事件を5回繰り返しているわね。自分が倒しきれないモンスターを死に戻りしてでも誰かにぶつけ、その人が『倒す』か『削る』をしたら横から奪い取ると言う事例があるわね。


 今までは許してきたけれど貴方には反省の色が見えません。そのため貴方は今後販売されるVR系ゲームすべてのアカウントを停止させます。もちろん、このゲームもね!


 そうそう、別の筐体を買ったとしても、住所を変えたとしても貴方の情報は残っているから無駄よ。それではさようならー」


「ちょっと...待ってくれ!ほんの出..来心...で...」


 問答無用!お前のような奴がいるから忙しいの!一応名前は伏せたのだからありがたく思う事ね!まあもうログインできないけどね。


 さて、馬鹿の始末はすんだしエリアチャットに切り替えて...


「不正はこの様に対応します!VRと言う技術が一般公開されたため今回の様な人はいくらでも出てくると思います!


 今後の法整備が整えば緩和して行きますが、現在では一番重い罰を下しました!皆さんも不正はしないでください!


 さて!それじゃあ問題は解決かな?さあ!皆!これからも『Heart Sun Online』をよろしくね! 」


 周りにいた野次馬どもがワイワイガヤガヤ言いながら分散していく。そんな中ケイ君も帰ろうと動き出したため呼び止める。確かシサの事ローニって呼んでたわね...じゃあローニって言った方が分かりやすいかしら?


「ケイ君、後でローニの所に来てくれる?」


 それだけを伝え、私は足早?に空へと舞い上がり図書館きた。


「シサ...いいえ、ローニ、私が間違っていたわ。ケイ君だけど見た目は完全に女ね!むしろ同じ女同士なのに嫉妬するくらい奇麗だったわ...」


 私は以前ローニを怒った事について謝罪した。


「いいえ!分かってくれたのならいいのよ!我が同志よ!」


 そして私たちはケイ君についてものすごく盛り上がりドンドンと話を進めて行った


「いやー、あの子は女の子と間違えても仕方ないわよ!」


「でしょ!私は間違えても仕方ないでしょ!あの子は可愛過ぎるもん!でも怒るのよね~あんなに可愛いのだから怒らなくていいのにね!もう!」


「そうよ!むしろデータだとしても女の子にしてあげたのだからもっと感謝するべきよね!」


「そこのお二人さん...ちょっとお話しましょうか?」


 急に声が聞こえたかと思うとそこにはケイ君が斧を取り出し胸元で構え、ニッコリとほほ笑いた。そこで私はケイ君をここに呼んでいたのを思い出し頭から血の気が引くのを感じた...


「何の話をしていたのかな?前回反省したんじゃなかったのかな?」


「ひぃぃぃ!すみません、すみません!私はミーちゃんに強制的に言わされていただけなんですーーー!私は悪くないですーーー!」


「ああ!裏切者!そもそも私はあなたのミスを一緒にケイ君に謝ろうと思ってここに呼んだのよ!なのに...」


「遺言はそれでいいですか?」


 とても良い笑顔で『ニッコーーー!!』と笑うケイ君に私たち二人は『ちょま!ちょまって!』と言うしかなかった。


 とりあえずこの状況を全力でごまかして行こう!とアイテムを押し付け、ローニもアイテムを押し付けている、その間にGM同士の専用チャンネルでお互い協力する旨を伝え、煙に巻き、無事この場を乗り切ることを誓い合った





「俺はあなた達を脅しに来ている訳では無いんだが、なんで毎回アイテムで解決しようとするんだ?」


「やっぱり目で見える謝罪の方が気持ちが伝わるかなーって!ね!ミーちゃん!」


「そうそう!やっぱり菓子折りは必要だよね!」


 そう言うがやはり裏があると感じているのか渋々と言った感じだ。ここはうまく言いくるめないと...




「それなら大丈夫!確かに見た目は桜をあしらっているから豪華だけど裁縫スキルが高くなれば作れるから!


 それに初期装備はローブか服でしょ?下は装備しなくてもズボン履いているように見えるけどね。ちょっと戦っている人たちはフル装備で全身覆っているからケイ君が装備していても問題ないわよ!


 もし気になるのなら『白雪』を装備したらいいわ!それは防具の(ショルダーローブ)で肩装備だけどローブになっているから全身を隠すこともできるわ」




 これで少しは警戒を緩めたのか斧をしまい少し考えているようだったので装備させてその能力を体感させてあげよう...って装備した姿最高!SSに保存ね!


「確かに!まるでケイ君のために作られたかのようだね」


「ちょっと!このセット効果何なんだ!!本当に裁縫スキルで作成できるのか!?」


 ぐっ!痛い所を疲れたけど誤魔化すわよ!と目線で会話し二人で口笛を吹くが音が出ないので余計に怪しくなってしまった...いやん!武器構えちゃいやん!


 とそこでローニが上手くフォローしてくれる


「裁縫スキルで作成できるのには違いはないの...ただ作成レベルがね...」


 そこでまたタメを作り沈黙するローニ、そんなにタメ作ったら刀で切られちゃうわよ!...まあそれもアリかな?和服美少女に切られる...これは薄い本が書けるかも!?


「実は裁縫スキル90で作成成功率30%の各種素材が現段階で誰も行けていない場所でしか取れない素材でできてるの!だから現段階で私たちGM装備以外では最強装備ね!」


 ナイスドヤ顔!流石ローニね。私はそれを見て頷く。


「って!一瞬気が遠のいてたわ!こんな装備受け取れん!返す!」

 

 装備を返すですって!ほぼ目的の性別については煙に巻けたけどそれはダメよ!私はついつい大声で「ストーーーーーーーーーップ!」言ってしまった


「これは真面目な話なんだが」


 私は誤魔化す言葉を全力で考えつつ違和感の無いように伝える


「現在の戦闘職過多による、アイテムの高騰については聞いていると思うからそこは省略させてもらうが、その強力な武器を使い、ケイ君次第になるが最前線に行き君がその装備を付けて戦い、人目に触れることにより誰かしらがその装備について調べる事となるだろう。


 だが、我々GMたちの狙いはそこなんだ。生産をしていけばこんな装備が作れる、こんなアイテムが作れるというのをもっと知らしめる事により、現在大部分を占めている戦闘職の者から一部でも生産職に回ってもらいたいという点だな。


 見た目が奇麗な装備であれば女心を動かすこともできるし見た目がカッコイイ装備だと男心をくすぐるものだ。」


 GMモードでの喋り疲れるわー。でもここは真面目モードで言えばきっとケイ君は騙されるはず。そして私たちの眼福になるのよ!


「って、だったら公式で発表するとか、俺だけじゃなくてもっと色々な人にお願いをすればいいんじゃ?」


 チッ!余計な事に気が付きおって!


「いいえ、それはダメよ、そうすると余計に戦闘ばかりに身が入る人も出てくるし、人となりを見て「この人なら任せても良いかな」って思える人のみこうやって武器防具を渡しているの。あまりやりすぎるとこの世界のバランスが崩れちゃうからね。


 実際街中で話してみて分かったとは思うけど、この世界にいるAI達は本当に意志を持っているようだったでしょ?このAI達にとってこの世界こそが唯一無二の物であるからね。


 だから私たちGMはこの世界のバランスをとるために暗躍するし、ミカミはGMとしてヴァルキリー装備と羽を付けてみんなの前に現れている訳なの」


 「要は神様役ね」とローニ、ナイスフォロー!


「分かりました。それではこの装備ありがたく使わせていただきますね」


 ケイ君がそう言うと、ついつい私たち二人は「イェーイ!」とハイタッチしてしまった。やばい!違和感を持たれる前に脱出しないと!


「まあそんな訳だから、私たちGMの全体は普段AIとしてこの世界でこの世界の調和を乱さないよう生活している訳よ


 っとそろそろ私はログアウトさせてもらうね。じゃあ、ミーちゃん後宜しくねー」


「ふー!上手く誤魔化せたわね...フフフフ...早速さっきのSSをスマホの待ち受けにして...うーん!可愛い!後でローニにもSSメールしておいてあげようっと!次ケイ君が性別の事や私たちの目の保養のための装備について煙に巻いたことに気が付かれたらどうやって誤魔化すか今度ローニや他のGMたちと相談しておかないとね~」


(*´ω`)

評価・感想・ブックマーク・応援等のお返事待ってます。


評価を頂けると文章内容、ストーリー構成等の参考になりますので、よろしければ評価の程よろしくお願いいたします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ