第15話 図書館にて
次回!チートの予感
「んー。とりあえず矢の補充は完了かな?羽代が160G、斧とノコギリ代を含めても195G、640本で1本あたり0.3Gか!大変だったけど1本あたり0.7Gの節約は大きいな!
しかも斧とノコギリはまだ使えるし、スキルレベルも上がっている。次回はもっと沢山作れるだろうし、コストはもっと落ちるな。みんな生産して弾を作り戦えばいいのに...まあ面倒だからしないのだろうけど」
俺は独り言を言いながら目的地を目指す。聞いた話によるとそこは大きな川に囲まれた中に石橋でのみ、行き来が出来る場所だと言う。そこが何処なのか?と言うと
「ここが王立図書館か...無駄にでかいな」
そう、俺は図書館に来ていたのである。この図書館には色々な情報が集まっているとの事で、俺はスキルの効率化や何をどの様に組み合わせて行けば良いのか?等を調べに来たのだ
「とりあえずは、受付だな」
入り口を潜り正面にあるカウンターを目指す。そこには何故かキャラクター作成時にいた案内人の女の人がいた。俺は何故この人が?と思ったがここはゲームの世界なんだ。他人の空似の可能性を考え、そのままカウンターにいた女の人へ話しかけた
「よくぞ!よくぞ来てくださいました!ケイ様!貴方様が来られるのを心待ちにしておりました!」
図書館のカウンターにいた人は急にそんな事を言い出した。どうやら他人の空似ではなかったようです
「いやー、実はキャラ作成時に貴方が男性だと気が付かなくて、此方で女性アバターに変更しちゃったんですよね。ごめんちゃい!
だって、最近は一般販売用のVR筐体ばかりでキャラ作成していたから、ごく一部の人達だけが使っている軍用をデチューンした、一般用よりハイスペックな奴で来られたら間違えても仕方ないじゃないですか。人には失敗って言う物はあるんです!
そう!私は悪くないんです!悪いのは初期段階で配布されているはずの軍用をデチューン筐体で今頃ログインしてきたケイさんが悪いんです!しかもリアルで女性も羨む美人さんだなんてもう!ぷんぷん!」
頬を膨らませ、腰に手を当て可愛らしく怒る案内人女の人。自分で「ぷんぷん」言う奴は存在するのですね
「ってちょっと待て!なに自分のミスを他人のせいにしているんだ!と言うかお前今ここに居るのだったら今すぐ男性アバターに修正しろ!」
俺は案内人の女の人に詰め寄り壁ドンをすると何故か顔を赤らめる案内人。小声で「ダ...ダメよ!私たちの関係はまだ始まったばかりなんだから...」とか何とか言ってる
俺は握り拳を作り「さて殴ろうかな」と言うと急に案内人は真面目になり謝ってくる
「大変失礼致しました、ケイ様。全ては此方の不手際による物でございます。誠に申し訳ございませんがシステム上アバターの変更をする以上、キャラ削除の上に30日間経過しないと再度ログインが出来ません。
この事から、我々運営陣は貴方様に対しての謝罪といたしまして、貴方様がゲームスタート時に選んだ初期武器である弓装備のハイスキルレベル用の弓の贈呈と、装備品の装備スキルレベル制限を全解除と、武器防具の最大耐久度の確認が出来る様にさせていただきました。お納めください」
そう案内人の人が告げるとシステムログが現れたそこには
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『桜花弓』を入手しました。
装備スキル制限が解除されました
使用適正スキルレベルが確認できるようになりました
最大耐久度が確認できるようになりました
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と書かれている。なんぞこれ?
「これにより、スキルレベルが低くてもスキルレベル以上の装備品を装備したときに発生するペナルティを無しで装備することが可能となりました。更に耐久度の最大値が表記されるようになります。なお、この二つは一般プレイヤーには確認することは出来ません。体感で気が付かれる方はいらっしゃるかもしれませんが...」
あれ?意外と重要な事さらっと言ったね?しかも何だかチートな予感がしてきました
('ω')ノ
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