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ジェノサイド・リアリティー  作者: 風来山
第三部『ジェノサイド・リアリティーⅡ リロード・オブ・ジ・エクスプローラー』

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215/223

215.いつも終わりは始まりにつながっている

 親父がやらかした後始末は大変だった。

 いや、今も後始末をしている途中と言うべきか。


 すでに動き出したゾロアリングを止める術はなかった。

 そのため、俺達の世界ムンドゥスを滅ぼすべく、地上では最高ランクの強大なモンスターが次々と出現して暴れまわっていた。


 世界のあらゆるところから湧き出すモンスターの群れを潰していくだけでも、死力を尽くす必要があった。

 それでも、俺達は終末戦争を生き抜き、勝利し続けた。


 神をも滅ぼすほど成長した俺達にとって、世界を滅ぼそうとする敵など格下だ。


「ウッサー、お前はもうちょっと大人しくしてろって言ってるだろ!」

「だって、旦那様達だって戦ってるデスのに」


 ウッサーのお腹は、もうぽっこりと大きい。

 それなのに、まだ戦場に出てこようとしてるので困る。


「アリアドネ。こいつをちゃんと見張ってろよ」

「はい。ウッサー殿、ほらご主人様もそう言ってますから」


 アリアドネが聖剣エクスカリバーを振り回して、雑魚敵のヘルハウンドの群れを一掃しつつ、ウッサーを下がらせようとする。


「嫌デスよ。ワタシも旦那様と戦うデス!」

「まったく、少しは俺に譲れって話だ」


 次に出てきた、指揮官クラスらしいラストデーモンであった。

 俺が、何かを守って戦うとは焼きが回った。


 接近戦で戦いたがる妊婦とか、モンスターよりよっぽど厄介だぞ。

 二人の前に出た俺は、神絶ソリチュードを一閃させる。


 それだけで、この世界ムンドゥスを滅ぼうそう暴れていたラストデーモンの首が飛んだ。

 こっちは、異界の神に打ち勝ったランクなのだ。


 いまさらジェノサイド・リアリティー最下層ランクのモンスターが押し寄せて来たところで、負けるはずもない。

 この程度じゃ、俺の経験値になるだけだな。


「さすがご主人様。これほどの敵を一撃で!」

「アリアドネ。つまらん世辞はいいから、ウッサーをさっさと下げてくれ」


 神絶を持ってすると、全員一撃なんだよな。

 手応えのない敵ばかりで、もっと強いのが欲しいぐらいだ。


「数が多いのは厄介だけど、それもあらかた済んだようだからな」


 久美子が、周辺の雑魚を一掃してこっちにやってくる。


「ワタルくーん。こっちも終わったわよ」


 別にウッサーが戦わなくても、こっちには戦力がたくさんいる。

 日本やアメリカにゲートが開いていても、結局リリィナたちまで自分の国に戻らずに、この世界ムンドゥスの平和を取り戻すまで戦うことを選択してくれた。


「そうか。おい、リリィナ達もそろそろあがるぞ」

「ハァハァ……」


 最近は強くなってきたが、俺達のパーティーに比べるとリリィナはまだ弱い。


「大丈夫かよ。ほれ」

「だ、大丈夫だ。ありがとう」


 スタミナポーションを投げ渡してやると、ゴクリと飲み干すリリィナ。

 素直に礼を言う程度には、リリィナも素直になってきた。


 こっちに来た時に、自分の代わりに遠い親戚のリスが祭祀王になってると聞いた時にはちょっと怒ってたが、今は気持ちを切り替えたらしい。

 ちなみに、特殊部隊の副官であるリチャード中尉達は報告のため、アメリカに戻っている。


 まだそっちの問題はまったく片付いていないが、こっちのモンスター退治が終わったら話をつけに行かなきゃならないだろう。

 ゾロアリングの起動が止まらず、こっちの世界ムンドゥスと、日本やアメリカが繋がったままになってしまったというのは面倒だ。


 親父は向こうにも強大なモンスターを放ったらしいが、そのおかげで時間が稼げているというのは皮肉なものだった。


「すまない、私は足手まといになってないか?」

「いや、そんなことはない」


「そうか、少しは借りを返すことになっていればいいが」


 なんでもこの世界のモンスターを倒すのをリリィナが個人的に手伝っているのは、親の仇を討ってくれたお礼らしい。

 母国のために戦ったのに、リリィナ達は利用されただけだった。


 いろいろありすぎて、目的を見失っているようにもみえる。

 この掃討戦は、彼女にとっても考えるいい時間になるかもしれないな。


「敵の数が多いから、助かっているさ」


 そう言うと、リリィナはホッとした顔で微笑んだ。

 いくら俺が個人戦で最強でも、散らばった雑魚敵をいちいち片付けていく間に被害が拡大してしまう。


 実際に、協力はありがたいことだった。

 俺も王になってしまったから、民を守りながら戦う必要が出てきている。


 人を使う事も考えないと、めんどくせえけどな。

 そんなことを考えてると、もっとめんどくせえやつがやってくる。


「あら、ワタルくんが礼を言うなんて珍しいわね」

「久美子、お前には言ってないからな。リリィナは、手伝う義理はないのにこっちに残ってるから言ってるだけだ」


「ふーん。私は、義理があるもんね」


 そりゃ、そうだけど。

 その言い方はまったくもって久美子だな。


 余計なことを言われないうちに、さっさと帰ろう。


「ふん、城に帰るぞ」


     ※※※


 首都カーンの街にある俺の居城では、みんなが忙しく立ち働いて、戦っている部隊の後方支援をしている。

 戦士に必要なのは、美味い飯と休息だ。


「あ、真城くん帰ってきたよ!」


 城の入り口で俺を出迎えてくれたのは、三人娘の二人、活発な女子の真藤愛彩まとうあやと、背の低い立花澪たちばなみおだ。

 いや、立花も見ないうちに少し成長したかな。


「おう、お前ら元気そうだな」


 二人は、門番や連絡係をやってくれているらしい。


「ご飯の支度できてるよ」

「また、あとでね……」


 二人に見送られて、俺は厨房へと歩いていく。

 そこには、三人娘の最後の一人、巨乳メガネの佐敷絵菜さしきえながいた。


 どうやら、和葉が料理するのを手伝っているらしい。


「あと、ドラゴンステーキを三十人分追加ね。急ぎで」

「はい、グレートマザー!」


 竜胆和葉りんどうかずはに、謎の尊称がついている。


「ゲームマスターか料理長ならわかるけど、なんだよグレートマザーって」


 さすがに気になって、俺は絵菜に尋ねる。


「みんなが和葉さんのこと、そう呼んでるから……」

「どういうことだよ和葉」


 本人に聞くしかないのだが。


「ここは真城くんの家で、私はみんなのお母さんだから」

「だから、どういうことだ」


 わけがわからないが、みんなが和葉のことをグレートマザーと呼んで、いつの間に和葉が完全にうちの城を掌握してやがるようだ。

 謎の権力を発動し始めた和葉に、ウッサーが抗議する。


「ワタシが正妻なんデスよ!」

「そうだよなあ」


 さすがに、ここはウッサーの味方をしてやろう。

 和葉が完全に内政は仕切ってるし、最近ウッサー達の影がどんどん薄くなってるような気がする。


「まあそれでも、ワタシだけが旦那様の子供を産むんデスけどね」

「……それもいつまでかなあ」


 そう言って、和葉は意味ありげに笑う。


「え!? 旦那様、あれはどういう意味なんデスか!」

「ま、まあいろいろとな……」


 俺ももう、踏ん切りがついてしまったというか、押し切られたというか。

 和葉を含めて、結構手を出してしまっている。


 こっちの世界には避妊具とかないし、手を出した結果はまあ……。

 だって和葉が、絵菜とか連れてくるんだもんなあ。


 向こうも俺のことを好きだと前から言ってきてるわけだし、こっちだって憎からず思ってるわけで……。


「これから、この世界を復興させるのに、どんどん家族を増やさなきゃならないもんね。真城くんには、こっちもがんばってもらわないと」

「程々にしてくれよ」


 ウッサーが、もうすぐ俺の子供を産む。

 俺が父親になるのかと、ほんとにどうしようかなと前は思ってたけど、今は不思議と嫌な気持ちはしなかった。


 それはきっと、親父との戦いを乗り越えたせいなのだ。

 俺は親父のように子供を不幸にする男にはならないと、そう思えたからだ。


 だからといって、この大きな戦いを終えた後の雰囲気で、自分でも歯止めが効かなくなってるのは、ちょっと問題があるような気がせんでもないが。


「あの、いっそわらわも、ご主人様の後宮に加えていただけませんか」


 そうアリアドネが言ったのは、俺に向かってじゃなくて和葉にだった。


「アリアドネ。だから、なんで俺じゃなくて和葉に頼む」


 和葉に決定権があるのか、そこ!


「後宮じゃなくて、『真城くんの家族』だからね。それがわかってたら、ちゃんと入れてあげる」

「はい、家族のために全力を尽くす所存です。グレートマザー!」


 おいおい……。

 まあいいや、もうほっといて飯にしよう。


「おーご主人、先にやってるぞ」


 食卓では、ヴイーヴルがガツガツと、山盛りのドラゴンステーキを食いまくっていた。

 彼女は俺達とは別の方面で、竜人族や虎人族の部隊を率いて、大活躍してくれている。


「ヴイーヴルもいたか。協力、助かってるぞ」

「なあに、もう我らも一緒の民みたいなもんだろう。この戦が終わったら、我もご主人の家族に入れてもらうからな」


 そうなるのか。

 もうこの際だから、いいけどさ。


 あの戦いを一緒に乗り越えた仲間だから、全部受け入れてしまってもいいんじゃないかと。

 そういう発想になってしまっているのは、どうも俺も和葉に転がされているような気がしないでもない。


 でも一つにまとまらないといけない状況ではあるし、俺も悪い気はしないからなあ。


「はい、レッドドラゴンステーキよ。ちゃんと白飯もついてるわよ」


 俺に飯を持ってきたのが、黛京華まゆずみきょうかだったりする。

 いつもサボってるのに、今日は珍しく割烹着なんかを着て料理を手伝っているらしい。


「めずらしいな。お前が働いてるなんて」

「あら、私だって料理ぐらいできるのよ。気が利くでしょう、はいお水」


「ハハッ、気が利くとか、自分で言うのがな」


 ちょうど喉がかわいていた。

 俺は苦笑しつつ、グラスを傾ける。


「だから私も真城くんの家族に入るわね」

「ブッ!」


 お前わざと、俺が水を飲んだ瞬間にいいやがったな。


「うふふ、ようやく真城くん相手に一本取れたわね」

「悪い冗談はやめろよ」


「あら、別に冗談じゃないわよ。だって、真城くんの家族になれば、一生安泰じゃない?」

「そっちが狙いか……というかお前、仁村流砂にむらりゅうさのことはどうするんだよ」


 仁村は、お前のために日本にも帰らずに、いまだに戦ってるというのに。


「将来性を鑑みて判断かしら。真城くんの家族になっておくと、金鉱がある国とか貰えそうじゃない?」

「お前、どんだけ悪女なんだよ」


 仁村が可哀想すぎるだろ。

 笑えねえぞ。


「だって真城くん、私の裸みたもんね。ちょっと胸にも触れたし、あれはもう既成事実でしょ」

「そういうことを言うわけか……まあ、勝手にしろ。順番があるから、お前なんかすごい後回しだからな。あと数年はかかるかもな」


 もうちょっと時間を引き伸ばして、仁村にチャンスを作っておいてやるけどな。

 あいつがこの世界で、金鉱を発見すればまだ逆転の目はあるかもしれない。


「ちょ、ちょっと待ってくれ真城!」

「どうした、木崎。血相変えて」


 ボーイッシュな女戦士、木崎晶きざきあきらが俺に詰め寄ってくる。


「なんで、そんな女をスッと受け入れちゃうんだよ!」

「なんでって、京華とは腐れ縁みたいなもんだし、別にコイツのこと嫌いではないからかな。あと受け入れたといっても、数年後にその気があったらって言ってるだろ」


 半分冗談みたいな話だよ。

 俺がそう言ってやったら、仁村も本気だすかもしれんしな。


 横で久美子が「ワタルくんは、変なこだわりがなくなったら、来る者は拒まずだったりするのよ。意外とハーレム体質だから」とか余計な説明してる。

 事実なので反論しにくい。


 よくもまあ、的確に俺の気に障ることを言えるもんだ。

 木崎はそれでも納得してないらしい。


「どうしてその女がよくて、私はダメなんだ!」

「いや、ダメとか言ってないが……木崎、お前って俺のこと好きだったのか?」


 えーって顔をしている。

 木崎だけじゃなくて、みんな。


 なんだこれ、俺が鈍かったみたいな反応か?

 久美子が呆れたよう言う。


「むしろ木崎さんに関しては、いつワタルくんが気がつくかなあって、みんな見てたんだけど……」

「久美子。俺をにぶちんみたいに言うなよ」


 気がついてやれなかったけどさ。

 それにしても、なんなんだこの告白大会は、そういうブームなのか。


 大きな戦争が終わったあとってのは、そんなもんかもしれんな。

 いろんなものに決着を付けたくなるのはわかるんだが、いきなり叩き込まれてもこっちも対応しきれないぞ。


「とりあえず、戦い終わったあとの飯ぐらいゆっくり食わせてくれよ。話はあとでいいだろ」


 俺がそう言うと、木崎はうなずいた。


「わかった。今晩にでもこの話はするから、あとあの女は信用できないから真城の家族には入れるべきじゃないと思う!」


 その辺りは、お前らでゆっくり相談してくれ。

 なんで俺の家族の問題を、みんな和葉に聞くんだとか思ってたが、もう任せた方が楽かもしれん。


 それにしても、告白か……。

 そう思って俺はちょっと食堂の端っこを眺めた。


 ぼんやりした顔で、ご飯を食べている瀬木碧せきみどりと目が合う。

 瀬木は、いつも俺に優しく微笑みかけてくれている。


 どうせ、告白合戦になってるなら、俺も後悔がないように言っておくことにしようか。


「瀬木、ご飯食い終わったらちょっといいか」

「うん。いいけど、なに?」


「ちょっと野暮用があってな」


 俺にとっては、そんな小さな用事ではないんだけど。

 ジェノサイド・リアリティーの最下層には、親父の遺産というべきものが残っていたのだ。


 黄泉ハデスや他の手段も使って親父がかき集めていたアイテム。

 その中の使われなかったアイテムの一つに、瀬木がすごく欲しがっていた『性転換の杖』があったのだ。


 まさか、こんな時に出てくるなんてな。

 俺は『性転換の杖』を持って、瀬木を城の屋上へと誘った。


     ※※※


「……というわけで、『性転換の杖』が出てきたんだよ」

「うん」


「なんだ、あんまり嬉しそうじゃないな」


 俺にとっては嬉しくないんだが、瀬木はもっと嬉しそうにすると思った。

 この杖、こっそり破壊しておこうかとずっと迷ってたんだが……。


 瀬木のためを思って告白したのに、こんな反応だと拍子抜けしてしまう。


「真城くんはさ、僕が女の子のままのほうが良いと思ってる?」

「……ああ、そう思ってるよ」


 今更隠しても仕方がない。

 昔の俺だったら、素直にうんと言えなかっただろうけどな。


「そっか」

「あ、でも、別に瀬木が男に戻りたいなら止めないぞ。俺は別に男でも良いんだ。あ、そういう変な意味じゃなくな!」


「わかってるよ」


 そう言って、瀬木はクスクスと笑った。


「男の友達としてでも……その、女としてでも。どんな形であれ、瀬木に一緒にいて欲しい。ただ、それだけのことだよ」


 俺がそう言うと、瀬木は俺の差し出した『性転換の杖』をそっと押し返す。


「僕は、このままでもいいよ」

「……じゃあさ、ねやにも来てくれないかな」


 俺がそう言うと、瀬木は綺麗な碧色の瞳を丸くする。


「閨って。えええー!」

「……ダメか」


「だ、ダメじゃないけど、性急すぎるよ! 心の準備ができてないから!」

「そっか」


 そりゃ、すぐには無理だよな。

 これは俺が、急ぎすぎたか……。


「もう、真城くんは本当に変わったよね。昔はもっとストイックだったよ!」

「自分ではそんなに変わったつもりはないんだが、俺だけじゃなくて、みんな変わったのかもしれないな。瀬木の性別が変わるぐらいなんだから」


「もう! そんな風にからかうなら、やっぱり男に戻っちゃおうかな!」

「ごめんごめん」


 覚悟を決めて告白したのに、今更男に戻られても困ってしまう。

 そんなことを言い合って、二人で笑った。


「どっちにしろ、僕はずっとここにいるよ。真城くんと一緒に」

「それだけ聞ければ、俺は十分だ」


 ジェノサイド・リアリティーで一度失ったものを、俺はこうして取り戻すことができた。

 前とおんなじにではなくて、もっといい形にできたと思う。


 望んでも手に入れられなかったものを全部手に入れることができたのだ。

 この世界ムンドゥスに感謝すべきなんだろうな。


 瀬木と二人で、城の上からはるか彼方の青空を見上げる。

 そこには、いつも同じように大きな満月が輝いている。


 ふいに、ジェノサイド・リアリティーが始まったときのことを思い出す。

 俺が瀬木の二人で始めたゲームは、これでようやくエンディングってことになるんだろうなとふと思った。


 それでも、終わりの先はいつも新しい始まりにつながっている。

 限界突破した俺はまだ強くなれるし、これからもずっと戦いは続いていくのだ。


 それが生きるってことなのだから。


「なんか冷えてきたね。真城くん、そろそろみんなのところに戻ろう」

「ああ、そうだな」


 待っているみんなのところに、俺達はまた二人で歩き始めた。

 この先にはきっと、新しい冒険が待っているに違いない。

 奇しくも、この物語を書き始めたのが、2015年 04月16日でした。

 それからまるっと三年です。


 三年間、百万字を越える物語を書き続けてこられたのは、応援してくださった読者の皆様のおかげだと感謝しています。

 辛い時も楽しい時も、ずっと一緒にやってきました。


 離れるのは辛いのですが、当初のテーマとして用意してきたものは書き尽くしてしまったと思いますので、この辺りで完結とさせていただきたいと思います。

 書籍版の刊行がちょっと遅れていますが、2巻は必ず出ますのでお待ちいただければ幸いです。


 2巻、3巻、4巻と発売する頃に、販売促進も兼ねまして、いまだ残る小さな伏線などを回収する番外編をやりたいと思います。

(おそらく、この後の日本編やアメリカ編や、ワタルたちのその後がどうなったかという話になるかなあと思ってます)


 書籍版は全面的にブラッシュアップして、より完成度の高い面白い作品をお届けする予定ですので、どうぞ今後ともジェノサイド・リアリティーをよろしくおねがいします。


 あと、こっそり新作の戦記物を始めたのでよろしくおねがいします。

 詳しくは↓にて。

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