137.ジェノサイド・リアリティー登場人物紹介
真城ワタル(しんじょう わたる)
主人公。
中肉中背で、外見上そこまで際立った特徴はない。
身だしなみに気を使わず着崩した印象で、目付きが悪くとっつきにくい印象を与える。
口調もぶっきらぼうで、やさぐれている。
レトロゲームマニアであり、ゲーム上のジェノサイド・リアリティーに関する知識全般(知識チート)を持つ。
剣道柔道など、武道に対する初歩的な知識と経験を持つ。
帰宅部で、何をやってもすぐ飽きるが、ジョギングだけは続けられているので基礎体力はある。
瀬木碧
男の娘である。ワタルの親友。
小柄で可愛らしい。
肩の辺りまでさらっと伸ばしたセミショートの青みがかった黒髪で、瞳が美しいのが特徴的。
数学部で数検一級を所持。数学的に高い才能を持ち、理数系が得意。工作も得意でありアイテムを作ることができる。
眼が良く細かいことにも気がつく。
完全に男の娘なのだが、本人は男の子らしくありたいと思っていてコンプレックスがある。
優秀で善良だが、抽象的な空想に耽りがち。
九条 久美子
名家の気品あるお嬢様、処女ビッチ。
体型はやや小柄。貧乳である。
ストレート直毛、腰までのロング。髪質は艶やかでシャキンとしている。
整った気品のある顔立ち。社交的で口調は丁寧だが、気位が高いのでやや険がある。
面目で優秀な生徒会役員。学年二位。品行方正、才色兼備の特待生。女版、七海修一という感じで女子に人望もある。
勝気で完璧主義者。基本的に冷静で万能だが、人に弱みを見せられないのが弱点といえる。
ワタルにはなぜかベタ惚れの模様(本人はそれも弱みだと思ってるので隠してるつもり)。
七海修一
少女漫画の主人公のような高スペック。生徒会副会長。
長身の痩せ型、サラサラの髪。学校一のイケメン。
完璧超人である。一年生にしてバスケ部のレギュラー。
文武両道、全てにおいて優れているが、特に強いカリスマ性の高さを持つ。
幼馴染の竜胆和葉に弱いのが唯一の弱点といえる。
和葉を大事に思っているが、責任感が強いゆえに私的よりも公的なことを優先して後悔することに。
三上直継
『無双の三上』剣道部県大会個人の部優勝の実力者。運動部系のリーダー。
超高校生級の巨躯で、後ろに流した総髪、精悍な顔立ち、古武士のような鋭い眼光が特徴。
無骨な口調ではあるが、武道をやっているせいか意外と礼儀正しい。
先頭に立って危険に飛び込む。戦闘で仲間を見捨てられない情の熱さは
戦うことのみを得意とする意識から、それ以外のことには無関心。
神宮寺良
陰険メガネ。
七三分けのツルンと整った黒髪。度の強い銀縁メガネが特徴的。
学年総合成績三位のインテリで、そこそこ顔も良いが、腹黒。
どこから持ちだしたのか、白い手袋を嵌めている。
欲望を使って人を操ることに長ける。特に欲望を正論化するのが得意。
迷宮に入ってからは、支配的な欲望を隠そうともせずに権力を拡大していく。
佐敷絵菜
三人娘のうちの眼鏡巨乳。
黒髪ロング、髪質は柔らかい。
おとなしい性格で、本編ではいまいちキャラ立ちできなかった。
すぐ弱音を吐くのが玉に瑕。
実直で、地味な作業は得意。実は芯は強い。
真藤愛彩
三人娘、第一の犠牲者
茶髪のショート、活発そう。
自分よりも他人を大切にするタイプなのに実力が足りない。佐敷絵菜を守ろうとして死んでしまった。
第二部で生き返らせてもらえるといいね。
立花澪
三人娘、ちびっこ。
ボブ・ショート。この子も大人しく、イマイチ目立てなかった。
もうちょっと積極性があって、キャラ立ちできればよかったのだが。
竜胆和葉
長い黒髪をシュシュで束ねている。
ちょっと影がありそうな優しげな顔立ち、タレ目がちで潤んだ瞳。一見するとそんなふうに見えないが、隠れ巨乳である。
おどおどと引っ込み思案。性格は極めて家庭的で家事が得意。内向的な面も強いのだが、我慢して周りに合わせている。
真面目で損な役回りを押し付けられがちな薄幸美少女。生まれつき足に軽い障害がある。
そんなところが男の保護欲をそそるのだが、あざといと同性から嫌われる原因にもなっている。
足に先天的な障害があったのだが、回復ポーションで治ってしまう。
ワタルに救われた影響で、強い好意を抱くようになり、性格もしだいに積極的に変わっていく。
竜胆の花言葉は、「悲しんでいるあなたを愛する」。
群生せず一人で咲く儚げな少女……のはずが、後半からもともとの情が深い性格が表面上に現れてきて、主人公すらも手玉に取るようになる。
ウッサー
本名:アリスディア・アデライード・アルフォンシーナ・アンジェリーク・アルレット・アラベル・アリーヌ・ディアナ
ラビッタラビット族唯一の生き残り。
髪色はピンク、長い兎耳は白く、内側がピンク。
主人公の嫁となる。
口調が特徴的で、「ワタシ ~デス ~マス」「ハイ!」など。
御鏡竜二
F組出身。クラスではいわゆる陰キャラ。オタクであるため、ジェノリアにもある程度精通していた。自分が主人公だと躍起になって、中途半端な攻略情報を披露しまくった。
その結果、攻略情報を教えて感謝されるどころか周りに責められる。
もともと、いじめられやすい傾向があったため、弁護してくれる人が居なかった。
そこを神宮寺にフォローされて、強い感銘を抱く。そのまま、強いコンプレックスを利用されてしまう結果になる。
同じF組の級長で普段から竜胆和葉に淡い恋慕を抱いていたようだが、ジェノサイド・リアリティーでもストーキングするぐらいで積極的には出られなかったようである。
木崎晶
短髪、男女。目鼻立ちはハッキリしている美形、美男子に見える。意外にも胸はけっこうあるが、胸当てで隠している。
得物は、凶悪な両刃の大斧。身体が全体より小柄だが、武器の遠心力と重量でカバーする。
性格は反抗的で、「でもっ!」とすぐつっかかる。実力を認めた、七海や三上にだけは敬語を使う。
女扱いされるのは嫌いだが、女の子扱いされるのは実は嬉しい。
口癖「あんた、アタシ」
古屋広志
アスリート軍団の生き残り。黒の騎士に追われて、七海のグループから逃げ遅れるが、殺人魚の泳いでいる用水路に飛び込んで難を逃れるという一か八かの度胸がある。
口は軽いが、器用さと運の強さはある。
紅の騎士との決戦時に突き刺されて死ぬ。
口癖「ヒデェ、スゲェ、ヤベェ」
江田尚史
地下七階で襲われて、死んでた奴。
安田太一
街の公園が、敵に襲われていることを発見した
向田冬美
安田太一の恋人。
憑依されて襲い掛かってくる。
蒼井玲央名 ※この子は、設定だけあって本編には出てません。
つり目、気高い。勝気、なんでも思い通りにしようとする。
父親は局の上層部。
モデルとアイドルを兼業してそのうえ普通に進学校であるうちに通っている超有名なD組の生徒。
ダンジョンでは独自の親衛隊を形成し、オタサーの姫状態になる。
ふるゆわな茶髪で派手なファッションをしていたのが、清楚な黒い髪をツインテールにしている。周りがオタクなので、それに合わせて服装を変える。
上品でフェミニンな白いブラウスに黒のロングスカート。童貞殺し、オタク殺し。
ピンク色の唇がキュルンとしている。
さすがは芸能人、オサターの姫ではなくその上位種を狙っている。
黛京華
深窓の姫って影で呼ばれてる、文化系にやたら人気のある図書部のB組の生徒。
ダンジョンでいろいろあって性格が歪んだのか、元からそうだったのか、男に取り行って利用する女に変貌する。
アリアドネ姫
金髪の髪、長い耳。鍛えられた肢体、胸は普通ぐらいのサイズで美乳です。
シルフィード族。
空気を操り、天翔ける風の民であり、妖精に近い存在。
シルフィード族の祭祀王の娘であるアリアドネは、空気の壁であらゆる飛び道具を無効化する力を持つ。
口調:主人公に対してはご主人様、その他の人は殿、敵は呼びつけ
祇堂修
生徒会執行部副部長。
細面、青白い顔。ひょろっと背の高い、神経質そうな青瓢箪。任務に忠実。
ワタルに加藤達の殺害容疑の嫌疑を抱く。
黒川穂垂
七海ガールズのリーダー。和葉のいじめを主導した罪をかぶらされて、ワタルとは敵対に近い関係となる。
後に死亡。
死霊化して襲ってくる。
白鳥小百合
巻き髪のお嬢様。
上品な顔立ちのお嬢様。
白いマントを羽織って、常に身奇麗にしている。黒川と違い、ワタルに対して好意的ではある。
黒川穂垂亡き後の七海ガールズのリーダーを務める。
仁村流砂
長い前髪に白髪の混じった二軍の集団のリーダー。
リーダーになるだけの力量と、戦闘センスを兼ね備えた男だったが、黛京華を守って死亡。
口調:俺ァ、オメェとか巻き舌っぽい特徴的な口ぶり。
■ 第二部
ホーダー
タランタン郊外にいた、農奴の若者。農奴軍を統括する騎士となる。
リス
生命の名を持つ、青髪青目の農奴の娘。再生のコインを発生させる。
十三歳。
トライク
犬人盗賊団の副首領。盗賊団を統括する騎士となる。
ウルス
熊人の百人隊長。律義者タイプ。ワタルに助けられて恩義を感じる。
ニャル・アルジャン
シャルトキャット族の忍者、猫人。
へっぽこ隠密、すぐ忍刀で自殺しようとする。これでも猫忍軍最強のマスタークラスの上忍。
シャルトキャット族は熊人に仕えているが独立組織。
クレアディス
ウッサーの仲間。ラビッタラビット族の僧侶。ジェノサイド・リアリティー討伐メンバー。
長い青髪に白いウサギ耳。ウッサーと同じようにチビで巨乳である。
ラビ・ラビ・ラビッタラビット
ジェノサイド・リアリティーより南の平原にあるラビッタラビット族の国、ラビ王国の祭祀王。
灰谷涼子
七海ガールズの三番目のリーダー。
口数は少なくやることはやる。ここまでジェノサイド・リアリティーを生き延びてきただけのことはあって、仕事人と言う感じの頼もしい感じの女子。
トルタン
アリアドネから任ぜられた北の港街バローニュの町長。
元商人で、気を回し過ぎる男である。
ガドゥンガン
虎人の祭祀王。
漆黒の馬、朱塗りの甲冑、神殺しの朱槍を振るう。強大なる力を持った鬼武者。
一人称:ワシ
ヴイーヴル
竜人の祭祀王。女性。
長い緑の髪から二本の黒角を生やし、緑色の鱗の尻尾を揺らしている。
手からは鋭い爪を生やしていて、それが武器。
第二部も長くなったので、復習の意味で掲載。
重要人物で、抜けてる人がいたら教えて下さい。