灰色の森を駆ける獣の歌
雲一つない蒼い空に
気持ちを一つのせて歌えば
ぽつりぽつりと熱が増してゆき
いつか微風は大嵐に変わる
混じりけのない純な笑顔が
魅力的に一つ光り
この俺の心揺すりまくって たまらないだろう
叫べ吠えろ声を張り上げて
広大な大地に名乗りをあげよう
大事なものを手にしたなら
唱え踊れ喜悦にまみれて
言い繕うことなく醜態をさらそう
どうせ情けない これ以上下はない
一匹の獣が産声をあげる朝だ
まだ待っているんだろう
自由を許す鐘を
行き場をなくしたその心を
殺し尽くす歌を
叫べ吠えろ腹に力をいれて
果てのない宇宙に覇を唱えあげよう
心臓のモーションを直観したなら
唱え踊れ野生に浸って
なんにも隠さずに恥ずかしいことなんてない
どうせ情けない これ以上下はない
一匹の獣が産声をあげる朝だ
生きてきたのは灰色の森
無味乾燥な情のない森
つかめない夢とありふれたリアル
どうにもこうにも普遍的な場所
叫べ吠えろ声を張り上げて
広大な森に己を知らしめよう
芯の通った意思があるのなら
叫べ吠えろ喉が裂けてもいい
無関心だなんてさせてはやらない
血がたぎるままに暴れまわろう
唱おう踊ろう区別なんて要らない
オブラートなんて許さない 隠せやしないぜ
どうせ情けない これ以上下はない
一匹の獣が産声をあげる朝だ
獣は走る灰色の森の向こうへ…
最近作成。
灰色の森は都会のビルを表しています
ちっぽけなまま終われはしないと己を燃やす男の歌です
かっこいいし、憧れますよね




