UNDER-DOG
“あの日どこにいたのか”なんて
意地の悪い遠まわしな聞き方
未練がたらたら僕の心の裾から
垂れ流しになっているのがわかる わかる・・・・・・
そういや最近何をやっても
ハンパなことしかできてないしね
情けないとは想っているけど
それ以上にこの怠惰に
おぼれていたい自分がいる
どうやってもどうやっても
長い人生だから時に甘えたくもなる
たった一つの失敗を大事のように宣伝しないでくれ
いつもいつでも他人に理由を擦り付ける
癖になりそうな自堕落の快感に抗えない
僕の呼び名はUNDER-DOG
僕の懐にそう簡単に入らないで
あんまりな感触に侵されてしまえば
とっても甘いソレに何もいえなくなる
天井のシミが責めている様にみえる みえる・・・・・・
こりゃどうしたもんだろう
愛か恋か判らない年でもないけど
割り切れるほど円熟しているわけでもない
単純に突撃していけるくらい
昔の情熱があるかといえばそれもない
どうやってもどうやっても
時は過ぎ行くもので逆らえやしない
捨てた青春に手を伸ばしたからってそんな怒らないでくれ
毎度おなじみ僕はリアルから目をそらす
こんなふうに臆病なまますごしていく
僕の将来はUNDER-DOG
どうやってもどうやっても
長い人生だもの時にこけたりもする
ちょっと運動音痴だからっていらいらしないでよ
千載一遇人生はその連続だけど
チャンスをそのたびに逃してしまう
だから僕の名はUNDER-DOG




